夏休み短期留学の費用や準備するもの!口コミでみえたメリットやデメリット

夏休み短期留学の費用や準備するもの!口コミでみえたメリットやデメリット

留学して語学を学びたいものの、長期間外国に滞在するのが難しいケースがあります。

そのような人は学校の夏休みを利用して短期留学することができます。

夏休み短期留学ではどのようなメリットやデメリットがあるのか、口コミを調査して分かったことをまとめました。

目次

夏休みを利用しての短期留学のメリット

語学力のアップ

外国に滞在するとその国の言語を話す人たちとコミュニケーションを取る必要が生じてきます。

そのため普段の生活そのものが外国語を学ぶ機会となり、語学力がアップします。

また学校では学ばないようなスラングなども聞くこととなり、形式ばらない活きた外国語を学ぶことができます。

海外での生活を経験できる

海外留学を計画する人の中には、将来外国で仕事をしたいと考える人もいます。

外国で暮らすためにはその国の言語を話せるだけでなく、その国の環境にも慣れる必要があります。

そのため短期間であっても外国で生活できたという経験は、大きなアドバンテージとなります。

外国人の友達ができる

せっかく外国語を勉強しても、それを使う機会がなければ宝の持ち腐れです。

またせっかく学んだ外国語でも、長い間話さなければ忘れてしまうことでしょう。

この点で海外留学し、外国人の友達を作れるというのは大きなメリットです。

現在ではインターネットを介して遠くにいる友達と容易に会話することができます。

そのため帰国後も外国語を話す機会を得ることができ、語学力アップが可能となります。

夏休みを利用しての短期留学のデメリット

上達までの時間が足りないことがある

夏休みを利用しての語学留学の場合、そこに滞在できる期間は限られています。

そのため場合によっては学んだことをしっかりと自分のものにすることができないこともあります。

長期留学の場合は地元の人との接触が必然的に多くなるために、学んだことを実践する機会が多々ありますが、対照的に短期留学の場合はそのような機会が少なくなることもあります。

過密なスケジュール

夏休みという限られた時間内で外国語を学ばなければならないために、学校によっては過密なスケジュールが組まれることがあります。

このような状況では外国での生活を楽しみつつ言語を学ぶというよりも、とにかく必死に学ぶといったスタンスとなります。

費用が高い

もちろんどこに留学するかにも左右されますが、夏休みの時期は繁忙期となるために飛行機などの交通機関のチケットが高くなります。

そのため留学のためのコストが跳ね上がることがあります。

またこの時期は海外留学する日本人も多く、外国人よりも日本人との接触が多くなって言語の上達が滞ってしまうこともあります。

夏休みの短期留学に必要な費用をシミュレーションしてみよう!

では人気のアメリカで夏休みに短期留学(1か月)する場合のおおよその費用について見ていきましょう。

航空チケットなどの交通費9~14万円
ビザ申請料(ESTA)14ドル
学費322,000円
生活費6~8万円

夏休み期間中にアメリカで1か月の短期留学をする場合、必要となるのは約54万円ほどです。

この他に現地で使うお金がプラスされるために、60万円くらいを費用と考えていた方がいいかもしれません。

もちろんこれらは参考であるために、もう少しコストを安く抑えることのできるプランを探すこともできます。

また英語であればフィリピンなどのアジア圏の国でも学ぶことができ、こちらの方がコストを安く抑えることができます。

留学費用の相場・平均はいくら?料金が安い国はどこか調査

夏休みを利用しての留学にはどのようなスタイルがある?

語学学校で外国語を学ぶ

恐らく短期留学で一番多く取られているのがこのスタイルでしょう。

学校で学べば正しい外国語を身に着けることができますし、勉強に集中することができます。

また自分と同じ目的で留学している生徒と一緒に学ぶことになるために、お互い良い刺激を受けることができます。

ホームステイ先で学ぶ

語学学校には行かず、ホームステイをして現地の人とのコミュニケーションから語学力アップを試みる人もいます。

ホームステイ先のオーナーが現地の人である場合、毎日必ず現地語でのコミュニケーションを取る必要が生じます。

このような状況は語学力のアップに役立ちます。

ただ日々の生活で使われる言葉を学べるものの、ポライトな表現を学ぶのが難しいことがあるのも事実です。

ボランティアに参加する

海外ボランティアに参加することも、地元の人とのコミュニケーションから言語を学ぶ良い機会となります。

ボランティアには様々な種類があり、中にはビザが取りやすかったり現地で宿泊先を用意してくれるなどのベネフィットが存在するものもあります。

しかし主要目的はボランティア活動となるために、内容によっては言語学習に集中できないこともあります。

夏休み短期留学体験談者の声を聞いて見よう

ホームステイ先には中国人とコロンビア人の生徒がいました。最初は”Yes”か”No”しか話せなかったけど、1週間すると慣れてきました。

引用元:https://fsscanada.co.jp/all_posts/living_in_canada/2022/08/16054/

留学先のイギリスで週5日間、朝の9時半~5時半まで大学で勉強していました。同じクラスの中国人と仲良くなり、今でも連絡を取っています。

引用元:https://note.com/whatsyourstoryku/n/nf7f6a495895d

カナダに留学しました。月曜日から木曜日は朝8時半から3時まで、金曜日は午前中まで授業があります。学校が終わってからサンセットを見に行ったり、週末は友達とショッピングモールに行くのが楽しみでした。

引用元:https://nittaigirl.blogspot.com/2021/06/blog-post_8.html

イギリス人は温かく、優しかったです。「Don’t be shy 」と言われることが多かったのですが、ここでの生活でリスニング力やスピーキング力が上がり、自信がついて積極的になれました。

引用元:https://www.instagram.com/p/CiwjrejJeBO/?ref=vlrzcrs&img_index=1

やはりどれだけ積極的に話せるかが言語上達のカギのようです。

友達ができればそれだけ話す機会も多くなりますし、留学先での生活も楽しくなり、活気が出てきます。

また語学学校でのスケジュールは日本の学校と同じような感じであり、集中して学びたい人に向いていると感じます。

夏休み短期留学の手続きに必要なもの

ビザを申請する

人気の国、アメリカでは90日以内であれば観光ビザでの滞在が許されます。

そのためESTA(電子渡航認証)を取得すれば問題ありません。

オーストラリアも12週間以内であれば観光ビザで滞在することができます。

国によって異なりますが、短期留学の場合は特別なビザの申請が不要な国が多々存在します。

しかしESTAのように申し込み期限が決められているものもあるために、事前のチェックが必要です。

チケットなどの渡航手続

航空チケットなど、渡航に必要なものを事前に入手します。

一般的には渡航直前になって予約するよりも、前もって予約した方が価格が安くなります。

そのため短期留学の予定を早めに立て、リーズナブルな航空チケットを探すのがおすすめです。

現地での生活に必要なもの
基本的なものとしてはパスポート、現金、クレジットカード、スマートフォン、衣類、そして薬などです。

スマートフォンに辞書がダウンロードされていれば、重たい辞書を持って行く必要はありません。

早めの準備と積極性が大切

短期留学と言ってもコストはそれなりにかかります。

そのため早めに計画し、なるべくコストを抑えるよう心がけるべきです。

また地元の人や同じ学校で学ぶ生徒と話すことも言語力上達に欠かせません。

積極的にコミュニケーションを取ることも非常に重要なのです。

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