男性からのLINE返信が遅いとついイライラしたり不安になってしまいます。
しかし男性にとってはさまざまな事情によってLINE返信が遅れているだけの場合も多いので、まずは男性のLINE返信が遅れがちな理由について知っておくようにしましょう。
またLINE返信が遅くても恋愛関係が続きやすい男性とそうでない男性にはそれぞれ特徴があります。
LINEの返信速度は相手の脈アリ脈ナシを判断する材料にもなるので、その部分も合わせて男性心理について学んでおくといいでしょう。
男性のLINE返信はどの程度で「遅い」と判断できる?
LINEの返信時間に対する感覚は男女で差が大きいとされています。
たとえば女性にとって「LINEの返信が早い」と感じるのは5分~30分程度の間とされるのに対して、男性の方はというと半日~当日中に返信できれば十分に早いと感じるというアンケート結果があります。
この男女間での認識の差を知っていないと、男性からのLINE返信に過度に心配させられることになるので注意しましょう。
一般的に男性からのLINE返信を「遅い」と判断する基準は24時間以上が経過したタイミングと考えておいていいでしょう。
LINEの返信が遅いけど続く男性によくある心理状態とは?
LINEの返信が遅いけど続く男性によくある心理状態を解説します。
LINEはあくまで連絡ツールと割り切っている
男性の中にはLINEをあくまでも最低限の用件を伝えるための連絡ツールとして捉えている人が少なくありません。
特に30代以上の男性になるとLINE自体をあまり好んでいないこともあるので、なるべく使わないで済むならそうしたいという心理があることも覚えておく必要があるでしょう。
女性への文章を考えるのに時間がかかる
LINEはメールよりも短い文章とスタンプで簡単に意思表示ができる便利なアプリですが、それでも他人に送るメッセージを考えること自体をひどく苦手にしている人達は存在します。
男性が女性に対してメッセージを送るケースは特に悩ましいものとなるため、LINEであっても返信するまでに長い時間がかかってしまうことも珍しくありません。
あまりに忙しくてLINEが後回しになっている
男性のほとんどは日中は仕事をしているので、プライベートのスマホに一切触れないで生活していることがあります。
社用スマホを持ち歩いていると仕事の合間に自分のLINEをチェックするといったことも不可能になるので、結局LINEの確認ができるのは仕事終わりとなってしまいます。
そして仕事があまりにも忙しいとLINEの確認や返信をする余力もなく、すぐに眠り込んで翌日の仕事に出るというパターンもよく見られます。
そのため忙しい男性からのLINE返信が遅れる場合は相手を軽視しているわけではなく、単純にLINEに触れる余裕すらないことがあると考えるのも大切になります。
自分らしいペースを乱されたくない
LINEのようなツールに振り回されることなく、あくまで自分らしいペースで生きていくことを信条としている男性もいます。
アーティスト志向や職人気質の男性には特にそうした傾向が強く、LINEをこまめにチェックして短期間に返信をするなんてことに貴重な労力を費やしたくないと考えることがあっても決しておかしくはありません。
こうしたタイプの男性はたとえ返信が遅かったとしても人間関係そのものは大事にしているので、直接会えば丁寧に対応してもらえることもあるでしょう。
駆け引きの道具にLINEを利用している
LINEのやりとりを恋愛ゲームの一種と捉えて、その返信時間をコントロールすることで相手を翻弄しようとする男性もいます。
昔から「会えない時間が恋を燃え上がらせる」とはよくいわれるもので、LINEのように簡単に相手と連絡が取れる方法に溢れている現代だからこそ敢えて連絡を遅らせるテクニックは有効度を増しているともいえるでしょう。
恋愛巧者の男性ほどLINE返信のタイミングによって女性心理を上手く揺さぶってくるので、あまり乗せられすぎないように気をつけましょう。
同じくらい気になる相手を複数キープしている
単純に返信する相手が多すぎて返信時間が伸びてしまうケースもあります。
大抵の男性は気になる女性からのLINEには最優先で対応するものですが、同じくらい気になる相手を複数キープしているとしたら一人当たりの返信速度は下がってしまうのも道理となってくるでしょう。
LINEの返信が遅くても続くパターンの特徴
LINEの返信が遅くても続くパターンの特徴を紹介します。
真面目に構成された文章を返してくれる
たとえ返信自体が遅かったとしても、内容のしっかりとした文章を返してくれる男性は十分に相手のことを想っていると判断することができます。
忙しくて返信が遅れてしまうほど男性心理としては「丁寧な返信をしなければ」と余計に文章作成に時間をかけてしまうことがあります。
しかしLINEの返信に挑んでいる間は常に相手のことを考えていることになるので、このタイプの返信遅れはむしろ大きな脈アリのサインと捉えることができるでしょう。
こちらに話題を振り直してくれる
返信内容で改めて女性側に話題を振ってくるのも、脈アリサインと見ることができます。
反応が遅れてしまったぶんを新しい話題で埋め合わせたいという心理が働いていると考えられるので、このタイプの返信がきた場合にも焦る必要はないといえます。
返信の遅れを気遣ってくれる
返信の遅れについて丁寧に謝ってくれたり、遅い返信に対応させてしまうことを気遣ってくれる男性も脈アリの可能性が高くなります。
相手に嫌われたくないという心理が前面に出ているということからしても、LINEの返信が遅れてしまったこと自体は不可抗力によるものと判断できるでしょう。
毎日同じ時間帯に返信がある
返信自体が半日以上遅れているとしても、毎日同じ時間帯にLINEの返信が入るなら心配する必要はまずありません。
このタイプの男性は日中は私用のスマホに触れることができない環境にいると考えられるため、特定の時間帯にまとめてLINEのチェックをしているだけということになります。
守秘義務がない場合は、尋ねれば普通にLINEのできる時間帯を教えてもらうこともできるでしょう。
ちゃんとデートに誘ってくれる
LINEの返信が遅れるとしても、きちんとデートの誘いを入れてくる男性なら当然自分を本命視してくれていると思って大丈夫でしょう。
LINEの返信速度については個人差が大きいため、当人は特に返信が遅いとは感じていない可能性があります。
LINEの返信が遅い上に脈ナシ濃厚な男性の特徴
LINEの返信が遅い上に脈ナシ濃厚な男性の特徴を解説します。
スタンプしか返してくれないなど返信内容が薄い
返信が遅れた挙げ句に内容が薄い場合には脈ナシの可能性が非常に高くなります。
特に返信が半日以上遅れているにもかかわらずスタンプだけで反応を返してくる男性は、相手とのコミュニケーション自体を嫌がっていると捉えてしまってもいいでしょう。
とはいえ極度の疲労からスタンプしか返せない状態になっているケースもあるので、LINEだけで判断せずに最終的には直接会うなり電話をするなりして相手の生の反応を確かめてみるようにしましょう。
女性側から一方的に連絡するばかりになっている
女性の側からばかりLINEの連絡を取っていて男性は常に受け身、というのも良い状態とはいえません。
自分からLINEを使うことを苦手としている男性もいますが、それにしてもコミュニケーションの方向が一方的になってしまっていると実際に付き合う中でも問題が発生するリスクは高いといえるでしょう。
相手に話を広げる意思が感じられない
どんな連絡をしても空返事ばかりで話題をまったく広げてくれないタイプの男性も、脈ナシの危険が高くなります。
単に文章を書きたくないだけかも知れませんが、女性に対してやる気のない対応をする男性はそもそも恋愛自体への興味が失せていることもあり得ます。
LINEの返信が遅くても脈アリな男性と上手くいくコツ
LINEの返信が遅くても脈アリな男性と上手くいくコツを紹介します。
男性に返信が遅いと文句をいわない
女性から見て「LINEの返信が遅い」と感じるペースだとしても、男性にとってはそれが普通ということはよくあります。
そのためいきなりLINE返信の遅さを指摘するのは逆効果になることもあるので注意しましょう。
まずは相手の返信ペースをしっかり把握して、その上でなるべく自分が合わせていくことが長く続く関係のためには重要になります。
どうしても不都合がある場合のみ、きちんと理由を添えてLINEの返信速度を変えてもらうようにするのがおすすめです。
長すぎる文章を送らない
長文のメッセージは返信する側にかなりのプレッシャーを与えてしまいます。
相手の返信が遅いからといって自分ばかりが長々としたメッセージを送り続けていると、男性には「重い女」と思われてしまうことでしょう。
そのためLINEの返信が遅かったりLINE自体を苦手としていそうな男性に対しては、こちらも必要最小限の文章でメッセージをまとめることを意識してみるのが大切です。
相手が暇な時間帯を狙う
特定の時間帯にしか返信ができない男性に対しては、その時間帯にしかLINEを送らないようにするのも一つの解決策となります。
相手が自由にLINEを触っていられる時間帯だけに絞って連絡をすれば、短い時間で濃密なコミュニケーションを図ることもできるようになるでしょう。
相手のペースを崩さないように連絡する
たとえば相手が一日に一回しか返信してこないのに、自分が日に数回のメッセージを送ってしまうと必然的に情報量がパンクして相手は返信内容に困ってしまいます。
そのため相手のペースに合わせてこちらもLINEを送ることは大前提といえるでしょう。
追いLINEはやめておく
やっと相手が返信をしてくれたからといって、嬉しくなってつい「追いLINE」をするのはやめておきましょう。
男性にとっては悩んだ末にようやく送った返信である可能性もあるので、そこにすぐさま新しいメッセージを入れるのは心理的に追い込む形にもなってしまいます。
相手が返信に反応したいときは、それこそスタンプだけで済ますといった工夫が必要になります。
相手が返信しやすい内容を心がける
そもそも相手が返信しやすい内容のメッセージを意識することも忘れないようにしましょう。
たとえば質問をするにしても漠然と答えを求めるのではなく「AかBか」といったように選択肢を設けておくと相手は格段に返信がしやすくなります。
定期的に電話をする
LINEというコミュニケーション手段はどうしても人によって得意不得意があるので、あまりLINEと相性が良くなさそうな男性に対しては積極的に電話をしてみるのがいいでしょう。
またLINEだけではどうしても相手との距離が遠くなってしまうので、返信速度にかかわらず定期的に電話やデートはしておくことも関係を長続きさせるためには肝心です。
まとめ
男性の中にはLINEの返信が極端に遅い人もいますが、大抵は「女性と比べて」多少遅いという程度で特別に不安を感じるほどの問題ではありません。
しかしLINEの返信速度から相手が自分をどう思っているのかを推し量ることはできるので、細かな反応をまとめて脈アリ脈ナシを判断してみるのも有効です。