夫婦が離婚に至るには、さまざまな前兆があることをご存じですか。
離婚とはいきなり決まるものではなく、いくつかの前兆が見られます。
今回は、夫婦の離婚の前兆や、それに気づいたときの対処法を解説します。
夫婦が離婚する前兆を8つ紹介
夫婦が離婚する前兆を8つ紹介します。
目を合わせなくなる
夫婦が離婚する前兆のひとつは、目を合わせなくなることです。
夫婦仲が悪化して距離を置くようになると、一緒にいるときでも目を合わせようとはしなくなります。
特に、離婚したいと考えているようなときは相手と極力コミュニケーションを取りたくないと感じるので、話をしていても目を合わせることはなくなります。
目を合わせることがほとんどない場合は、離婚に近づいていると考えてよいでしょう。
夫婦の口数が減る
夫婦が離婚する前兆となるのが、夫婦の口数が減ることです。
当然のことですが、離婚したいと思うような相手とは会話をしたくないものなので、一緒にいてどうしても自然な会話ができなくなります。
そのため、それまでと比較して夫婦の間での口数がどんどん少なくなっていきます。
夫婦なのに生活の中でほとんど会話をしないときや、挨拶もしなくなったようなときは、離婚が迫っていると言えるでしょう。
口論をすることが増える
夫婦が離婚する前兆としては、口論をすることが増えることが挙げられます。
口論を何度も繰り返すのは、お互いへの不満が溜まっているということです。
相手への不満をぶつけ合ってばかりいると、落ち着いて話し合いをすることができず、さらに相手への怒りが増していきます。
そのため、夫婦仲を修復することができなくなってしまい、離婚へと発展することが多いです。
夫婦でもときには口論をするものですが、回数が増えてくると離婚の前兆となります。
暴力を振るうようになる
夫婦が離婚する前兆と言えるのが、暴力を振るうようになることです。
相手への気持ちが冷めてしまっていると、傷つけても構わないと考えるようになるので、腹が立ったとき暴力を振るうことが増えます。
また、暴力を振るわれた側もこれ以上一緒にいられないという気持ちになるため、そのまま離婚につながりやすいです。
それまで優しかったパートナーが急に暴力的になったときは、気持ちが冷めて離婚を考えている可能性があります。
帰宅する時間が遅くなる
夫婦が離婚する前兆として挙げられるのが、帰宅する時間が遅くなることです。
夫婦仲が冷え切っていると、相手と少しでも一緒にいたくないと考えるようになるため、残業や飲み会などさまざまな理由をつけて帰宅時間を遅らせようとすることがあります。
また、不倫相手がいる場合には、帰宅せずに不倫を楽しんでいることもあります。
帰宅が毎日夜中になるような場合は、離婚へと発展する可能性が高いと言えます。
スマホを常に離さなくなる
夫婦が離婚する前兆となるのが、スマホを常に離さなくなることです。
不倫をしている場合、不倫相手との連絡手段となるスマホを肌身離さず持ち歩くようになります。
これは、スマホから不倫をしていることが発覚することを恐れる気持ちがあるためです。
少しの外出でも必ずスマホを持って行くときや、入浴中も風呂場までスマホを持ち込むようなときは、不倫相手がいる可能性が高いです。
そして、不倫をしているということはその後の離婚につながることも多いです。
別室で寝るようになる
夫婦が離婚する前兆と考えられるのが、別室で寝るようになることです。
相手への気持ちが冷めてしまい、離婚したいと思っているようなときは、同じ寝室で過ごすことが苦痛になってしまいます。
そのため、これまで同じ寝室だったのに急に別室にしたいと言い出されることもあります。
別室で寝たいと提案された場合は、相手の愛情が冷めており、離婚を望んでいる可能性があるでしょう。
子どもとの接し方が変わる
夫婦が離婚する前兆として、子どもとの接し方が変わることが挙げられます。
離婚後に親権を得たいと思っている場合や、子どもに味方についてほしいと考えている場合、急に子どもを可愛がり始めることがあります。
これまで子どもに興味を持とうとしなかった相手が突然態度を変えたときは、離婚することを見据えた行動である可能性があります。
離婚の前兆に気づいたらどうする?対処法を解説
離婚の前兆に気がついた時の対処法を解説します。
話し合いの機会を設ける
離婚の前兆に気づいたときの対処法のひとつは、話し合いの機会を設けることです。
落ち着いて本音で話し合う時間を作り、お互いにどのような不満を抱えているのかを理解できるようにしましょう。
よく話し合ってお互いの不満点を解消することができれば、離婚するのを避けられることもあります。
感情的になって口論をしてしまうと、夫婦仲がさらに悪化して離婚につながることもあるので、なるべく冷静に相手の話を聞いてあげるようにしましょう。
離婚のメリットとデメリットを検討する
離婚の前兆に気づいたときの対処法となるのが、離婚のメリットとデメリットを検討することです。
離婚には相手と一緒にいなくて良くなるというメリットがありますが、離婚後は自立した生活をしなければならなくなります。
また、場合によっては慰謝料や養育費の支払いが求められる可能性もあります。
そのため、離婚する前から離婚後の生活についてはよく考えておく必要があります。
離婚のメリット・デメリットを検討し、本当に離婚するべきか考えましょう。
弁護士などに相談する
離婚の前兆に気づいたときの対処法として、弁護士などに相談することが挙げられます。
離婚は独力でもできますが、さまざまな手続きは交渉が必要となるため、難易度は高いです。
そのため、弁護士などの専門家に頼ることをおすすめします。
専門家に相談することで、離婚が可能であるか、慰謝料や養育費を受け取れるかなどがわかります。
また、離婚に必要な交渉もすべて代行してもらえます。
離婚に不安のある方は、まずは弁護士などに相談してみましょう。
離婚の前兆についてのまとめ
今回は、夫婦の離婚の前兆について取り上げました。
離婚の前兆をそのままにしておくと、本当に離婚することになってしまいます。
離婚の前兆に気づいたときの対処法も解説したので、そちらを参考に対処することをおすすめします。