三井住友カード プラチナ プリファードの特徴や評価を解説!ポイント還元率から損益分岐点まで!

三井住友カード プラチナ プリファードは本当にお得?

三井住友カード プラチナ プリファードをお得に使うための損益分岐点は?

三井住友カードの中でもポイントに特化したステータスカード、三井住友カード プラチナ プリファード

ポイントが貯めやすくお得なことで有名ですが、年会費がかかるため申し込みに踏み出せない方も多いのではないのでしょうか?

この記事では、三井住友カード プラチナ プリファードの基本スペックはもちろん、お得に使う方法や損をしないための損益分岐点まで詳しく解説します。

三井住友カード プラチナ プリファードの申し込みに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

目次

三井住友カード プラチナ プリファードの基本情報

三井住友カード プラチナ プリファードは年会費33,000円(税込)の「ポイント特化型のステータスカード」です。

ポイントを貯めやすい点が特徴で、年会費以上のポイントを簡単に獲得できます。

三井住友カード プラチナ プリファードの特徴、以下3つを紹介します。

  • 三井住友カード プラチナ プリファードの基本スペック
  • 三井住友カード プラチナ プリファードのポイント還元率
  • 三井住友カード プラチナ プリファードの年会費

それぞれ詳しく確認していきましょう。

三井住友カード プラチナ プリファードの基本スペック

三井住友カードプラチナプリファード
三井住友カード プラチナ プリファード
お申し込み対象原則として、満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
年会費33,000円(税込)
国際ブランドVisa
家族カード年会費年会費無料
ポイント還元率基本の還元率1%~12%
お買物安心保険(動産総合保険)最高500万円
海外・国内旅行傷害保険最高5,000万円

三井住友カード
プラチナ プリファード

三井住友カード プラチナ プリファードは年会費33,000円(税込)がかかるステータスカードで、選べる国際ブランドはVisaのみです。

三井住友カード プラチナ プリファードは、一般的なステータスカードと異なりポイントに特化しています。

通常のポイント還元率は1%ですが、条件を満たすと最大で10%還元になり、ポイント還元率の高さが特徴です。さらに、継続特典として100万円の利用ごとに10,000ポイントが付与されます(上限40,000ポイント)。

そのため、付帯保険や優待サービスは他のステータスカードよりも控えめです。

三井住友カード プラチナ プリファードのポイント還元率

三井住友カード プラチナ プリファードは「ポイント特化型のステータスカード」と公式に表明されている、ポイントのためやすさが特徴のクレジットカードです

三井住友カード プラチナ プリファードの通常のポイント還元率は1%。その他の三井住友カードの2倍の還元率です。

さらに、プリファードストアで利用すると最大10%、特定のコンビニ飲食店での利用で最大7%還元など、高還元率で利用する方法が多くあります。

また、三井住友カード プラチナ プリファードには継続特典があり、前年度の年間利用額100万円ごとに10,000ポイント(上限40,000ポイント)がプレゼントされるため、簡単に年会費の元を取ることが可能です。

三井住友カード プラチナ プリファードの年会費

三井住友カード プラチナ プリファードの年会費は33,000円(税込)です。

三井住友カード プラチナ プリファードでは、WEB明細の利用やマイ・ペイすリボ利用による年会費の割引特典が利用できません。

よって、お得に利用するためにはショッピングなどの通常利用や継続特典で、年会費以上のポイントを獲得する必要があります。

ただし、家族カードは年会費無料で利用可能です。

利用方法にもよりますが、家族カードも含め年間に約200万円以上の利用で、年会費33,000円(税込)以上のポイントが獲得できるとされています。

三井住友カード プラチナ プリファードの損益分岐点

三井住友カード プラチナ プリファードの損益分岐点は使い方によって異なります。

三井住友カード プラチナ プリファードをお得に利用するために、使い方によって異なるポイントの還元率と損益分岐点を把握しておきましょう。

以下4パターンの損益分岐点を解説します。

  • 通常還元率(1%)での損益分岐点
  • 特約店(プリファードストア)利用時の損益分岐点
  • SBI証券で「三井住友カードつみたて投資」利用時の損益分岐点
  • 家族カード利用時の損益分岐点

それぞれ詳しく確認していきましょう。

通常還元率(1%)での損益分岐点

通常のポイント還元率1%での利用では、年間利用額200万円が損益分岐点です。

通常の利用のみで得られるポイントには、以下の2つがあります。

ショッピング利用などで付与される基本ポイントの1%

100万円の利用ごとに付与される継続特典の10,000ポイント(上限40,000ポイント)

通常利用で得られるポイントと差額は以下の通りです。

年間利用金額獲得ポイント
(還元率1%)
継続特典
ポイント
総獲得
ポイント
年会費の差額
(1ポイント=1円)
100万円10,00010,00020,000
-13,000
200万円20,00020,00040,000+7,000
300万円30,00030,00060,000+27,000
400万円40,00040,00080,000+47,000

利用店舗、利用方法などを制限されることなく使いたい場合は、年間200万円以上の利用を目指しましょう。

+9%の特約店(プリファードストア)利用時の損益分岐点

三井住友カード プラチナ プリファードはプリファードストアと呼ばれる特約店で利用するとプラス1%〜9%のポイントが付与されます。

プラス9%の最大還元率10%で利用した場合の損益分岐点は年間利用額33万円です。

特約店での利用でも継続特典の1万ポイントも付与されます。

特約店を利用した場合の還元ポイントと年会費との差額は以下の通りです。

年間利用金額獲得ポイント
(還元率10%)
継続特典総獲得
ポイント
年会費の差額
(1ポイント=1円)
10万円10,00010,000-23,000
33万円33,00033,000±0ポイント
50万円50,00050,000+17,000
100万円100,00010,000110,000+77,000

特約店は店舗によって還元率が異なるため、事前に確認しておきましょう。

SBI証券で「三井住友カードつみたて投資」利用時の損益分岐点

三井住友カード プラチナ プリファードからSBI証券の「三井住友カードつみたて投資」を利用すると5%のポイントが付与されます。

「三井住友カードつみたて投資」で利用できる積立の上限額は月々5万円です。

よって、積立では年間で最大30,000ポイントが付与されます。

「三井住友カードつみたて投資」の利用で得られるポイントと年会費との差額、年会費との差額を±0にするために必要な通常利用額は以下の通りです。

年間積立額年間獲得ポイント年会費との差額年会費との差額をプラスにするために必要な通常利用額(1%還元+継続特典)
12万円/年
1万円/月
6,00027,000170万円
(通常付与ポイント17,000+継続特典10,000)
24万円/年
2万円/月
12,00021,000110万円
(通常付与ポイント11,000+継続特典10,000)
36万円/年
3万円/月
18,00015,000100万円
(通常付与ポイント10,000+継続特典10,000)
48万円/年
4万円/月
24,0009,00090万円
(通常付与ポイント9,000)
60万円/年
5万円/月
30,0003,00030万円(
通常付与ポイント3,000)

三井住友カード プラチナ プリファードは積立NISAにも対応しています。

三井住友カード プラチナ プリファードでお得に投資しましょう。

家族カード利用時の損益分岐点

家族ポイントとは三井住友カードの本会員のみが登録できるポイントアップ制度です。

三井住友のカードを持っている二親等以内の家族・親族を登録しておくと、以下の対象店舗の利用時にポイントの還元率が上がります。

一人の登録につき1%のポイント還元率が上がり、最大ポイント還元率は5人登録の+5%です。

また、下記の対象店舗は特約店舗でもあるため、+6%のポイント還元があり、家族ポイントの5%を足すと12%の還元率で利用できます。

  • セイコーマート
  • セブン-イレブン
  • ポプラ
  • ローソン
  • マクドナルド
  • サイゼリヤ
  • ガスト
  • バーミヤン
  • しゃぶ葉
  • ジョナサン
  • 夢庵
  • その他すかいらーくグループ飲食店
  • すき家
  • はま寿司
  • ココス
  • ドトールコーヒーショップ
  • エクセルシオールカフェ
  • かっぱ寿司

家族ポイントを5人分登録して、対象の店舗を利用した場合の還元ポイントと年会費との差額は以下の通りです。

年間利用金額獲得ポイント
(還元率12%)
継続特典総獲得ポイント年会費の差額
(1ポイント=1円)
10万円12,00010,000-21,000
28万円33,60033,600+800
50万円60,00050,000+27,000
100万円120,00010,000130,000+97,000

家族ポイントを最大限まで利用した場合、年間28万円の利用で年会費分のポイントを獲得できます。

三井住友カード
プラチナ プリファード

三井住友カード プラチナ プリファードのメリット

三井住友カード プラチナ プリファードには様々なメリットがあります。

主なメリットは以下の5つです。

  • メリット1:ポイントの還元率が高い
  • メリット2:付帯保険が充実
  • メリット3:家族ポイントの登録でポイント還元率が上がる
  • メリット4:投資信託でポイントが貯まる
  • メリット5:Visaプラチナ・コンシェルジュ・センター(VPCC)が使える

それぞれ詳しく確認していきましょう。

メリット1:ポイントの還元率が高い

三井住友カード プラチナ プリファードは「ポイント特化型のステータスカード」と公式に明記されている通り、ポイント還元率が高いクレジットカードです。

三井住友カード プラチナ プリファードの基本の還元率は1%ですが、プリファードストアの利用でポイントが1%〜9%プラスされます。

ポイント還元率が上がるプリファードストア(特約店)には以下のようなものがあります。

宿泊予約サイトHotels.com+9%(10%)
Expedia
一休.com+6%(7%)
ふるさと納税サイトさとふる+4%(5%)
ふるなび
交通タクシーアプリ「GO」+4%(5%)
ETC+2%(3%)
百貨店阪急百貨店+2%(3%)
阪神百貨店
ライフスタイル・レジャー蔦屋書店+2%(3%)
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン+6%(7%)
コンビニ・飲食店セブン-イレブン
ローソン
マクドナルド
サイゼリヤ
ガスト
すき家
はま寿司
ココス
ドトールコーヒーショップ
かっぱ寿司
+6%(7%)

上記以外でも、ドラッグストアやスーパーマーケットなど、様々なプリファードストア(特約店)でポイント還元率がアップします。

メリット2:付帯保険が充実

三井住友カード プラチナ プリファードは付帯保険が充実しています。

海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険の補償内容は以下の通りです。

海外旅行傷害保険
傷害死亡・後遺障害最高5,000万円
傷害治療費用300万円
疾病治療費用300万円
賠償責任5,000万円
携行品損害(免責3,000円)50万円
救援者費用500万円
国内旅行傷害保険
傷害死亡・後遺障害最高5,000万円
入院保険金日額5,000円
通院保険金日額2,000円

ただし、海外・国内旅行傷害保険は利用付帯です。事前に三井住友カード プラチナ プリファードで、旅行に関する支払いをしなければ補償されないので注意しましょう。

その他、年間500万円までの「お買物安心保険」や「選べる無料保険」など、三井住友カード プラチナ プリファードは付帯保険が充実している点がメリットです。

メリット3:家族ポイントの登録でポイント還元率が上がる

家族ポイントに登録するとポイント還元率が最大5%上がります。

家族ポイントとは、家族・親族で三井住友カードを利用すると、特定の店舗の利用時にポイント還元率がアップする制度です。

ポイントアップの条件には以下のものがあります。

  • 二親等以内の家族・親族を家族ポイントに登録する
  • 1人の登録につき1%ポイントがアップする(最大5%)
  • 特定の店舗の利用時にポイントアップ

家族ポイントで還元率が上がる店舗は以下の通りです。

  • セイコーマート
  • セブン-イレブン
  • ポプラ
  • ローソン
  • マクドナルド
  • サイゼリヤ
  • ガスト
  • バーミヤン
  • しゃぶ葉
  • ジョナサン
  • 夢庵
  • その他すかいらーくグループ飲食店
  • すき家
  • はま寿司
  • ココス
  • ドトールコーヒーショップ
  • エクセルシオールカフェ
  • かっぱ寿司

家族ポイントに登録して三井住友カード プラチナ プリファードをさらにお得に利用しましょう。

メリット4:投資信託でポイントが貯まる

三井住友カードプラチナポリファードは投資信託の支払いでもポイントが貯まる点がメリットの1つです。

多くのクレジットカードでポイントが付与されるのは消費に対してのみで、投資に対してポイントが付与されるクレジットカードは多くありません。

さらにその数少ないクレジットカードの中で5%という高ポイントが付与されるのは三井住友カード プラチナ プリファードのみで、その他のカードは0.5%から2%の還元率です。

また、三井住友カード プラチナ プリファードなら、溜まったポイントでさらに投資信託を購入できます。

三井住友カード プラチナ プリファードでお得に投資を始めましょう。

メリット5:Visaプラチナ・コンシェルジュ・センター(VPCC)が使える

三井住友カード プラチナ プリファードを持っているだけで、Visaプラチナ・コンシェルジュ・センターを利用できます。

Visaプラチナ・コンシェルジュ・センターとは、会員のみが利用できる24時間365日対応のコンシェルジュサービスです。

主なサービス内容には以下のものがあります。

  • パッケージ旅行、航空券、ホテル等の旅行に関する手配やサポート、案内
  • レンタカーの予約代行
  • レストランの予約や案内
  • ゴルフ場の予約や案内

コンシェルジュサービスは電話やコンシェルジュ・オンライン、LINEからコンタクトが取れます。

Visaプラチナ・コンシェルジュ・センターの利用で、旅行や食事の予約手配が楽になります。

三井住友カード
プラチナ プリファード

三井住友カード プラチナ プリファードのデメリット

お得な三井住友カード プラチナ プリファードですが、デメリットもあります。

主な三井住友カード プラチナ プリファードのデメリットは以下の3つです。

  • デメリット1:年会費が33,000円(税込)と高額
  • デメリット2:選べる国際ブランドはVisaのみ
  • デメリット3:プライオリティ・パスが付帯していない

それぞれ詳しく確認していきましょう。

デメリット1:年会費が33,000円(税込)と高額

三井住友カード プラチナ プリファードは33,000円(税込)の高額な年会費がかかる点がデメリットです。

年間の利用額が少ない、またはクレジットカードの利用頻度が少ない場合は33,000円(税込)の年会費が無駄になってしまうかもしれません。

ただし、年間の利用額が損益分岐点を上回ると、年会費以上のポイントが還元されるためお得に利用できます。

還元率1%の通常利用のみなら200万円、「三井住友カードつみたて投資」で年間60万円の利用と通常利用30万円など、お得に利用する方法は様々です。

現在、クレジットカードの利用頻度が高くない人は事前に考慮しておきましょう。

デメリット2:選べる国際ブランドはVisaのみ

三井住友カード プラチナ プリファードで選べる国際ブランドはVisaのみで、Mastercard®やJCBなど他の国際ブランドを選べない点がデメリットです。

国際ブランドによって利用できないATMや決済があるので注意しましょう。

ただし、VisaとMastercard®の加盟店数はどちらも約5800万店舗と同程度で、国際ブランド別の決済回数はVisaが圧倒的に多いです。

国際ブランドにこだわりのない方は気にしなくていいでしょう。

使えない可能性が気になる方には、磁気不良や紛失に備えるという意味でも、クレジットカードの2枚持ちをおすすめします。

デメリット3:プライオリティ・パスが付帯していない

三井住友カード プラチナ プリファードにはプライオリティ・パスが付帯していません。

プライオリティ・パスとは、約1,300ヵ所以上の海外の空港ラウンジを利用できるサービスで、三井住友カードプラチナには付帯しています。

ただし、三井住友カードプラチナは年会費が55,000円(税込)とさらに高額で、ポイント還元率は三井住友カード プラチナ プリファードよりも低いです。

特典やサービスなどを重視する方には三井住友カードプラチナを、年会費の安さやポイント還元率を重視する方には三井住友カード プラチナ プリファードをおすすめします。

ご自身がどちらを重視するのか考えてみましょう。

三井住友カード プラチナ プリファードの審査と条件

三井住友カード プラチナ プリファードはステータスカードなので、一般のクレジットカードよりも審査基準が厳しいとされています。

三井住友カードプラチナの審査や条件について、以下3点を詳しく解説します。

  • 三井住友カード プラチナ プリファードの申し込み条件と必要年収
  • 三井住友カード プラチナ プリファードの審査基準
  • 三井住友カード プラチナ プリファードのインビテーション

それぞれ確認していきましょう。

三井住友カード プラチナ プリファードの申し込み条件と必要年収

公開されている三井住友カード プラチナ プリファードの申し込み条件は以下の通りです。

原則として、満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方

※三井住友カード プラチナ プリファード独自の審査基準により発行させていただきます。

※インビテーションは不要です。

引用:プラチナ プリファード三井住友カードのポイント特化型プラチナカード|クレジットカードの三井住友Visaカード

上記以外の必要な年収や貯蓄額、勤続年数などは公表されていません。

一般的にはプラチナカードの審査に通るためには、400万円から500万円の収入が必要だと言われています。

ただし、申し込み条件として明記をされていませんが、支払い能力があることが前提です。

500万円以上の収入があってもブラックリストに載っていたり、大きな借り入れがあったりすると、支払い能力がないとみなされる可能性が高いでしょう。

三井住友カード プラチナ プリファードの審査基準

三井住友カード プラチナ プリファードも一般のクレジットカードと同じく、審査基準は公開されていません。

ただし、三井住友カード プラチナ プリファードはステータスカードなので、年会費無料の一般カードよりも審査基準は厳しいと言われています。

一般的には以下のようなものがクレジットカードの主な審査基準です。

  • 勤続年数などの社会的信用
  • ローンなどの借入状況
  • クレジットヒストリー
  • 系列クレジットカードの利用実績

三井住友カードプラチナの申し込み条件が満30歳以上であることから、三井住友カードプラチナよりは低い年収で、プラチナカードを持てる可能性が高いと推測されています。

三井住友カード プラチナ プリファードのインビテーション

インビテーションとは、クレジットカード会社からクレジットカードのランクアップを勧めるために送られてくる招待状です。

インビテーションが届く条件は公開されていません。

下のランクの三井住友カードを利用していると、三井住友カード プラチナ プリファードのインビテーションが届くことがあります。

ただし、申し込み条件にインビテーションは不要と明記されており、現在はインビテーションからランクアップするメリットもありません

三井住友カード プラチナ プリファードを申し込むにあたって、インビテーションを待つ必要性は低いでしょう。

三井住友カード プラチナ プリファードの特典・優待サービス

三井住友カード プラチナ プリファードには様々な特典や優待サービスがあります。

主な特典・優待サービスには以下のようなものがあります。

  • 新規入会・利用で40,000ポイント
  • 前年100万円のご利用ごとに継続特典
  • 外貨ショッピング利用特典で3%ポイント還元
  • 国内の主要空港、ハワイホノルルの空港ラウンジを無料利用

それぞれ詳しく確認していきましょう。

新規入会・利用で40,000ポイント

三井住友カード プラチナ プリファードに新規入会・利用すると、40,000ポイントがプレゼントされます。

プレゼントの条件は以下の通りです。

  • 新規で入会する(すでに持っている場合は対象外)
  • 入会月から3ヶ月後の末までに40万円以上利用する

ただし、三井住友カードつみたて投資やキャッシングなどは条件の対象外です。

条件を達成すると年会費以上のポイントが1度にプレゼントされます。使いすぎに注意しながらチャレンジしてみましょう。

前年100万円のご利用ごとに継続特典

三井住友カード プラチナ プリファードは継続特典として、前年度の利用額100万円ごとに10,000ポイントがプレゼントされます。

利用額継続特典ポイント
100万円10,000ポイント
200万円20,000ポイント
300万円30,000ポイント
400万円40,000ポイント

継続特典ポイントの上限は400万円、40,000ポイントで、400万円以降の継続特典ポイントはありません。

継続特典にカウントされる1年間とは加入月を初月とした12ヶ月後末までです。

キャッシングリボや年会費その他ローンの返済などは集計の対象になりません。

継続特典のポイントは毎年もらえます。

上記で紹介した損益分岐点などを考慮し、無理のない範囲で高還元を目指しましょう。

外貨ショッピング利用特典で3%ポイント還元

海外での支払いに、三井住友カード プラチナ プリファードの外貨決済を利用すると3%のポイントが還元されます。

以下の場合は対象になりません。

  • 海外での支払いで、日本円で決済する
  • 日本国内の支払いで、外貨で決済する

海外での利用時には現地通貨と日本円のどちらを利用するか、選択できる場合があります。

日本円での決済だと還元率は1%なので、スタッフに現地通貨での決済を希望していることを伝え忘れないよう気をつけましょう。

国内の主要空港、ハワイホノルルの空港ラウンジを無料利用

三井住友カード プラチナ プリファードを持っているだけで、国内の主要空港、ハワイホノルル空港のラウンジを無料で使用できます。

空港ラウンジとは、特定の利用者のみが利用できる空港の待合室です。

ラウンジでは主に以下のようなサービスが利用できます。

  • フリードリンク
  • 無料wi-fi・電源の利用
  • 新聞や雑誌などの閲覧

ハイクラスのラウンジや有料サービスには、シャワーやマッサージチェアなどもあります。

利用できるサービスはラウンジによって異なるため、利用するラウンジで確認しましょう。

三井住友カード
プラチナ プリファード

他の三井住友カードとの比較

三井住友のカードには複数の種類があり、年会費やポイント還元率が異なります。

以下で近しい条件の三井住友カードの比較を紹介します。

  • 三井住友カードプラチナとの比較
  • 三井住友カードゴールドとの比較
  • 三井住友Oliveフレキシブルペイとの違い

それぞれ詳しく確認していきましょう。

三井住友カードプラチナとの比較

三井住友カードプラチナは55,000円(税込)の年会費がかかるステータスカードです。

三井住友カード プラチナ プリファードよりも、年会費が高くポイント還元率は低いですが、付帯保険や特典・優待サービスがより充実しています。

その他基本情報の比較は以下の通りです。

三井住友カードプラチナリファード三井住友カードプラチナ
申し込み対象原則として、満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方原則として、満30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
国際ブランドVisaVisa、Mastercard®
年会費33,000円(税込)55,000円(税込)
ポイント還元率基本の還元率1%~基本の還元率0.5%~
お買物安心保険(動産総合保険)最高500万円(年間)最高500万円(年間)
海外旅行傷害保険最高5,000万円(利用付帯)最高1億円(利用付帯)
国内旅行傷害保険最高5,000万円(利用付帯)最高1億円(利用付帯)

三井住友カードゴールドとの比較

三井住友カードゴールドは年会費が5,500円(税込)で、三井住友カード プラチナ プリファードよりも手軽に所持できます。

それぞれの基本情報は以下の通りです。

三井住友カードプラチナリファード三井住友カードゴールド
申し込み対象原則として、満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方原則として、満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
国際ブランドVisaVisa、Mastercard®
年会費33,000円(税込)5,500円(税込)
ポイント還元率基本の還元率1%~基本の還元率0.5~
お買物安心保険(動産総合保険)最高500万円(年間)最高300万円(年間)
海外旅行傷害保険最高5,000万円(利用付帯)最高2,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険最高5,000万円(利用付帯)最高2,000万円(利用付帯)

三井住友Oliveフレキシブルペイとの違い

フレキシブルペイとはクレジット・デビット・ポイント払いの3つの支払いモードがアプリで選択できるカードです。

一般・ゴールド・プラチナ プリファードの3種類があります。

三井住友カード プラチナ プリファードとOliveフレキシブルペイ プラチナ プリファードとの違いは以下の通りです。

三井住友カードプラチナ プリファードOliveフレキシブルペイ プラチナ プリファード
申し込み対象原則として、満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方日本国内在住で満18歳以上の個人のお客さま※クレジットモードは満20歳以上が対象です
国際ブランドVisaVisa
年会費33,000円(税込)33,000円(税込)初年度年会費無料
ポイント還元率基本の還元率1%~クレジットモード1.0%~デビットモード1.0%~ポイント払いモード0.25%~
お買物安心保険(動産総合保険)最高500万円(年間)最高500万円(年間)
海外旅行傷害保険最高5,000万円(利用付帯)最高5,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険最高5,000万円(利用付帯)最高5,000万円(利用付帯)

三井住友カード プラチナ プリファードを高還元率で使う方法

三井住友カード プラチナ プリファードの通常ポイント還元率は1%ですが、特定の利用方法で付与ポイントがプラスされます。

三井住友カード プラチナ プリファードを高還元率で使う方法は主に以下の7つです。

  • 特約店(プリファードストア)利用で最大10%還元
  • ふるさと納税に利用して5%
  • ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでVisaのタッチ決済を利用して7%
  • SBI証券の「三井住友カードつみたて投資」で5%
  • 継続特典で毎年最大40,000ポイントをプレゼント
  • 家族ポイントで最大10%還元

それぞれ詳しく確認していきましょう。

特約店(プリファードストア)利用で最大10%還元

三井住友カード プラチナ プリファードはプリファードストアと呼ばれる特約店を利用すると、プラス1%〜9%のポイントが付与されます。

プリファードストアには以下のようなものがあります。

宿泊予約サイトHotels.com+9%(10%)
Expedia
交通タクシーアプリ「GO」+4%(5%)
ライフスタイル・レジャーユニバーサル・スタジオ・ジャパン+6%(7%)
コンビニ・飲食店セブン-イレブン
ローソン
マクドナルド
サイゼリヤ
ガスト
すき家
はま寿司
ココス
ドトールコーヒーショップ
かっぱ寿司
+6%(7%)

上記以外にもプリファードストアは多くあり、随時追加されています。

各プリファードストアによってポイントの還元率は異なるため、事前に確認しておきましょう。

ふるさと納税に利用して5%

三井住友カード プラチナ プリファードで、ふるさと納税を利用するとプラス5%のポイントが還元されます。

追加のポイントが還元される対象のサイトは以下の2つです。

  • さとふる
  • ふるなび

公式サイトを経由せずに、ふるさと納税サイトで寄付した場合は追加ポイントの対象とならないため注意が必要です。

三井住友カード プラチナ プリファードでお得に納税しましょう。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでVisaのタッチ決済を利用して7%

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでの支払いを、三井住友カード プラチナ プリファードのVisaタッチ決済にすると7%のポイントが還元されます。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに隣接する商業施設ユニバーサル・シティウォーク大阪での利用も7%還元です。

ただし、7%のポイントが還元されるのはスマホのタッチ決済のみで、カード現物のタッチ決済で支払うと5%の還元率になるので注意しましょう。

また、以上の支払いにはタッチ決済が利用できません。

SBI証券の「三井住友カードつみたて投資」で5%

三井住友カード プラチナ プリファードでSBI証券の「三井住友カードつみたて投資」の支払いをすると5%のポイントが還元されます。

「三井住友カードつみたて投資」の上限額は月5万円、年間60万円までです。

上限の60万円まで利用すると、30,000ポイントが付与され、年会費33,000円のほとんどをポイントで獲得できます。

投資での利用にポイントがつくクレジットカードは多くありません。

三井住友カード プラチナ プリファードでお得に投資しましょう。

継続特典で毎年最大40,000ポイントをプレゼント

三井住友カード プラチナ プリファードは継続利用すると特典として毎年最大40,000ポイントがプレゼントされます。

プレゼントされるのは100万円の利用ごとに10,000ポイントで、最大400万円利用の4万ポイントです。

対象となる期間は入会月を初月とした12ヶ月間です。

40,000ポイント以降は継続得点のプレゼントはありません。

年間のクレジットカード利用額が400万円以上ある方は、継続特典のみで年会費以上のポイントが獲得できます。

三井住友カード
プラチナ プリファード

三井住友カード プラチナ プリファードの口コミ・評判

三井住友カード プラチナ プリファードの口コミ・評判を調査しました。

  • 三井住友カード プラチナ プリファードの良い口コミ・評判
  • 三井住友カード プラチナ プリファードの悪い口コミ・評判

以下でそれぞれ詳しく確認していきましょう。

三井住友カード プラチナ プリファードの良い口コミ・評判

三井住友カード プラチナ プリファードの良い口コミには、主に以下のようなものがありました。

  • ポイントの還元率が高い
  • 年会費以上のポイントが簡単に獲得できる
  • 積立投資で5%還元がお得

三井住友カードのポイント還元、本当にぶっ壊れてる。

プラチナ プリファードでも9%くらいいくし。

引用:X

三井住友カードのプラチナ プリファードを発行。

年会費33,000円のカードですが、SBI積立5%還元とその他もろもろの還元率アップで元が取れる算段。

引用:X

住信SBIは三井住友カードのプラチナ プリファード(年会費33,000)だと積立投資月5万まで5%還元が得られる(年30,000還元)

引用:X

三井住友カード プラチナ プリファードの悪い口コミ・評判

三井住友カード プラチナ プリファードの悪い口コミには、主に以下のようなものがありました。

  • 年会費が高い
  • セキュリティが高すぎて使いにくい

三井住友カードはなんだかんだ年会費が高いと思う…。

他社の格安プラチナカードと比べると、プラチナ、プラチナ プリファードは…。

引用:X

プラチナ プリファード勢だけど、三井住友カードの過剰セキュリティなんとかしてくれ。

引用:X

三井住友カード プラチナ プリファードがおすすめの人

三井住友カード プラチナ プリファードがおすすめの人は以下のような人です。

  • 年間のクレジットカード利用額が200万円以上の人
  • お得にクレジットカードで積立投資したい人
  • 旅行や出張で海外によく行く人
  • お得にステータスカードを持ちたい人

それぞれ詳しく確認していきましょう。

年間のクレジットカード利用額が200万円以上の人

年間のクレジットカード利用額が200万円以上の人には、三井住友カード プラチナ プリファードがおすすめです。

特定の店舗や支払い方法などで高還元率の利用を意識しなくても、年会費以上のポイントを獲得できるからです。

通常利用での損得分岐点である、年間利用が200万円以上ある人は三井住友カード プラチナ プリファードをお得で便利に利用できます。

お得にクレジットカードで積立投資したい人

お得にクレジットカードで積立投資したい人には、三井住友カード プラチナ プリファードがおすすめです。

投資での利用にポイントが付与されるクレジットカードは多くありません。

また、付与されても0.5%から2%と還元率が低いです。

三井住友カード プラチナ プリファードなら、投資でのポイント還元率が5%とお得に利用できます。

旅行や出張で海外によく行く人

旅行や出張で海外によく行く人にも三井住友カード プラチナ プリファードがおすすめです。

三井住友カード プラチナ プリファードには海外旅行傷害保険が付帯しています。

複雑な手続きなどはなく、事前に旅行に関する支払いをクレジットカードでしていれば補償されます。

また、三井住友カード プラチナ プリファードを、海外での外貨ショッピングに利用するとポイント還元率が3%です。

海外での利用で三井住友カード プラチナ プリファードがさらにお得になります。

お得にステータスカードを持ちたい人

お得にステータスカードを持ちたい人にも三井住友カード プラチナ プリファードがおすすめです。

三井住友カード プラチナ プリファードは年会費が33,000円(税込)で他のプラチナカードに比べると手軽に利用できます。

また、ポイント還元率が高いため、年会費以上のポイントを簡単に獲得できる点もおすすめする理由です。

よくある質問

三井住友カード プラチナ プリファードの年会費はいくらですか?

三井住友カード プラチナ プリファードの年会費は33,000円(税込)です。

年間200万円以上の利用で年会費以上のポイントが付与されます。

三井住友カード プラチナ プリファードは年収がいくらあれば持てますか?

三井住友カード プラチナ プリファードの申し込み条件で年収は公表されていません。

一般的にプラチナカードの申し込みには、400万円から500万円の年収が必要とされています。

三井住友カード プラチナ プリファードは積立NISAに対応していますか?

三井住友カード プラチナ プリファードは積立NISAに対応しています。

また、積立金額の5%のポイントが付与されます。

まとめ

三井住友カード プラチナ プリファードは33,000円(税込)で利用できるステータスカードです。

ステータスカードとして、空港ラウンジの無料利用や海外旅行傷害保険も付帯しています。

その上で、プラチナカードでは珍しいポイント特化型のクレジットカードで、年会費以上のポイントを簡単に獲得できる点が特徴です。

獲得ポイントが年会費を上回る損益分岐点は、通常還元率の1%で200万円。

SBI証券の「三井住友カードつみたて投資」を利用するなら年間60万円の投資と30万円の通常利用。

その他にも、三井住友カード プラチナ プリファードなら、年会費以上のポイントを獲得する方法が多くあります。

三井住友カード プラチナ プリファードの申し込みに迷っている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

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