楽天ゴールドカードはメリットない?楽天カードとの違いや評判・口コミを紹介

楽天ゴールドカードのメリットやデメリットって何?

楽天ゴールドカードは楽天カードと何が違うの?

楽天ゴールドカードは私に適したカードなの?

このような疑問を解決します。

楽天ゴールドカードの基本情報やメリット、デメリットを押さえたうえで、楽天ゴールドカードを使っている人の最新の口コミを紹介します。

また、楽天ゴールドカードと楽天カードや他社ゴールドカードの違いを一覧表にまとめました。

この記事を読むことで、楽天ゴールドカードの魅力が分かり、皆さんに適したカードであるかが分かるでしょう。

目次

楽天ゴールドカードの基本情報

楽天ゴールドカード
基本還元率1%
年会費(本会員)2,200円(税込)
家族カード550円(税込)
ETCカード無料
国際ブランドVisa、Mastercard、JCB
申込対象(本会員)原則20歳以上の安定収入のある方
付帯保険海外旅行傷害保険最高2,000万円
カード盗難保険

楽天ゴールドカードは、楽天カード(一般)の上級カードです。

本会員や家族会員の年会費がかかる一方で、通常550円かかるETCカードの年会費が無料です。

楽天ゴールドカードは楽天カード以上に特典やサービスが充実しているので、次のメリットで紹介します。

楽天ゴールドカードのメリット7選

楽天ゴールドカードのメリットは、以下のとおりです。

  • 本会員の年会費が税込2,200円で安い
  • ETCカードは年会費無料でポイントが貯まる
  • 誕生月は獲得ポイントがアップする
  • 国内主要空港のラウンジが年2回まで無料
  • 海外トラベルデスクの利用が無料
  • カード情報のセキュリティ対策が豊富
  • 楽天証券の投信積立クレジット決済で0.75%還元

それぞれ解説します。

本会員の年会費が税込2,200円で安い

楽天ゴールドカードは、本会員の年会費が2,200円(税込)で、他社のゴールドカードと比較すると圧倒的に低価格です。

カード名年会費(税込)
楽天ゴールドカード2,200円
エポスゴールドカード5,000円
三井住友カードゴールド(NL)5,500円
セゾンゴールドプレミアム11,000円
JCBゴールド11,000円

一般的なゴールドカードの年会費は1万円前後が相場ですが、楽天ゴールドカードはその約5分の1と、非常にリーズナブルです。

他社のゴールドカードの中には、条件を満たせば年会費が無料になるものもあります。ただし、条件を達成できなければ高額な年会費が発生するため注意が必要です。

Best Picks編集部

年会費をできるだけ抑えたい方には、楽天ゴールドカードがぴったりです。

ETCカードは年会費無料でポイントが貯まる

楽天ゴールドカードでは、ETCカードを年会費無料で発行することができます

ETCカードは、高速道路や有料道路をスムーズに通過できるICカードで、ドライブ中のストレスを軽減してくれる便利なアイテムです。

楽天ETCカードのうれしいポイント

  • 通行料金100円ごとに楽天ポイントが1ポイント貯まる
  • 年会費無料なので、ムダなコストがかからない
  • 高速道路を使う機会が多い人なら、自然とポイントが貯まっていく仕組み
こんな人におすすめ!
  • 出張で車を使うことが多い方
  • 実家への帰省や家族旅行で高速道路を使う機会がある方
  • 通勤・通学でETCを使う人も、ポイントを無駄なく貯めたい人も◎

出張や家族旅行、実家への帰省などで車を使う方にとっては、楽天ポイントを貯めながら移動コストも抑えられる、お得なサービスといえます。

誕生月は獲得ポイントがアップする

楽天ゴールドカードを使って、誕生月に楽天市場や楽天ブックスでお買い物をすると、獲得ポイントが最大4倍になります。

 ポイント種別 倍率
楽天市場の通常ポイント1倍
楽天カードの通常分1倍
楽天カードの特典分1倍
誕生月特典1倍
ポイント4倍の内訳

楽天市場では毎月「5と0のつく日」にもポイントアップキャンペーンが実施されています。
そのため、誕生月とあわせて買い物をすると、さらにお得にポイントが貯まります。

一部の利用では、誕生月ポイントの対象外となる場合があります。
詳細は以下をご確認ください。

ポイント進呈の対象外となる場合
  • キャンセルされたご利用分
  • ポイント支払い分
  • 決済方法を途中で変更した場合(銀行振込⇄カードなど)
  • 楽天西友ネットスーパー・楽天モバイル市場店のご利用分
  • 楽天Koboの電子書籍購入分
  • 家族カード・楽天ビジネスカードのご利用分
  • 楽天会員資格の喪失/ID不一致/登録情報が一致しない場合 など

(出典:楽天カード

国内主要空港のラウンジが年2回まで無料

楽天ゴールドカードがあれば、国内の主要空港ラウンジを年2回まで無料で利用できます。

この特典は本会員だけでなく、家族カード会員も対象です。

空港ラウンジでできること
  • フリードリンクや軽食のサービス
  • スマートフォンの充電設備
  • Wi-Fi・電源完備でパソコン作業も可能

飛行機の待ち時間を、落ち着いた空間でゆったりと過ごせます。

利用条件と対象期間
項目内容
利用回数年2回まで無料(本会員・家族会員それぞれ)
対象期間毎年9月1日〜翌年8月31日まで
利用対象国内の主要空港ラウンジ(詳細はちら)

まだ空港ラウンジを使ったことがない方でも、楽天ゴールドカードの特典を使えば気軽に体験できます。

一方で、出張や旅行などで空港を頻繁に利用する方には、利用回数制限のない楽天プレミアムカードを検討するのもひとつの選択肢です。

海外トラベルデスクの利用が無料

楽天ゴールドカードを持っていれば、世界44都市に設置された「楽天カード海外トラベルデスク」を無料で利用できます

旅行中のトラブル対応や、観光・予約に関するサポートを受けられるため、海外旅行をより安心して楽しめます。

 サービス内容 詳細
緊急時のサポートパスポートやカードの紛失・盗難、病気やケガなどの案内
現地情報の案内観光地や都市情報、交通手段などの紹介
各種予約・手配レストランやオプショナルツアーの予約、交通手段の手配など

トラベルデスク一覧はこちらから確認できます。

利用時の注意点
  • 利用できるのは、楽天ゴールド/プレミアム/ブラックカード会員に限られます。
  • 一部サービスでは実費や手数料が発生する場合があります。
  • デスクの所在地以外では、実費がかかることがあります。
  • サービス内容は拠点によって異なるため、すべてのサポートが提供されるとは限りません。
  • 日本国内からの利用は不可で、現地滞在中のみ利用できます。

海外旅行中に思わぬトラブルが起きた際も、現地のトラベルデスクを活用すれば早めの対応が可能になります。

また、現地在住スタッフから最新の観光情報やおすすめスポットを教えてもらえるのも、旅をより楽しくするポイントです。

Best Picks編集部

条件はあるものの、旅行先でのちょっとした安心感を求める方には十分使えるサービスです。

カード情報のセキュリティ対策が豊富

楽天ゴールドカードでは、安心して利用できるよう複数のセキュリティ対策が導入されています。
第三者の不正利用や情報漏えいを防ぐため、以下のような取り組みが行われています。

 セキュリティ対策 内容
ワンタイムパスワード認証e-NAVI内での不正操作や情報変更を防ぐため、一時的なパスワードでログインを強化
不正検知システム24時間365日体制でカードの利用状況を監視し、不審な取引を自動検知
不審メールへの対策スパムメールの受信を未然に防ぐ仕組みを導入
ISMS認証取得情報資産を適切に管理する国際的なセキュリティ認証を取得済み
ICチップ搭載偽造やスキミングを防止するため、全カードにICチップを搭載
不正利用防止の啓発活動違法業者による決済被害防止に向け、注意喚起を実施
カードの差し替え対応流出の疑いがある場合には、カード番号を変更して再発行対応

これらの対策により、カード情報の安全性が高く保たれています。

また、利用者自身が行える対策もいくつかあります。

  • 第2パスワードの設定
  • 指紋認証によるログイン
  • カード利用額のお知らせメールの受信設定

楽天ゴールドカードでは、カード会社と利用者の双方で対策を行うことで、より安全にサービスを活用することが可能です。

楽天証券の投信積立クレジット決済で0.75%還元

楽天ゴールドカードを使って、楽天証券の投信積立をクレジット決済すると、0.75%の楽天ポイント還元を受けられます。

クレジット決済の上限は毎月5万円までとなっており、毎月の積立金額に応じて、ポイントも効率的に貯められます。

たとえば毎月5万円の積立を行った場合、カードごとの還元率と獲得ポイント数は以下のとおりです。

カード種別還元率毎月の獲得ポイント数年間の獲得ポイント数
楽天カード0.5%250ポイント3,000ポイント
楽天ゴールドカード0.75%375ポイント4,500ポイント
楽天プレミアムカード1.0%500ポイント6,000ポイント

このように、ゴールドカードでは年間で4,500ポイントが貯まる計算になります。

投資とポイント還元を両立したい方には、バランスの良い選択肢といえるでしょう。

さらに、還元率は購入する投資信託の「代行手数料」によっても変化します。

代行手数料とは、信託報酬のうち販売会社が受け取る手数料部分です。

手数料が年率0.4%(税込)以上の投資信託であれば、楽天カードや楽天ゴールドカードでも1%の還元率が適用されます。

※対象商品や詳細は、楽天証券の公式ホームページでご確認ください。

Best Picks編集部

2024年1月から始まった新NISA制度により、投資信託を始める方も増えています。
「積立しながらポイントも貯めたい」という方は、楽天証券と楽天カードの組み合わせを一度検討してみてはいかがでしょうか。

楽天ゴールドカードのデメリット3選

楽天ゴールドカードのデメリットは、以下のとおりです。

  • 家族カードは税込550円の年会費がかかる
  • 国内旅行保険が付帯していない
  • カードデザインを選べない

それぞれ解説します。

家族カードは税込550円の年会費がかかる

楽天ゴールドカードでは、家族カード1枚ごとに年会費550円(税込)がかかります。

たとえば、夫婦で本会員+家族会員1名、さらに18歳以上のお子さまが家族会員として追加される場合、3人家族での年会費合計は3,300円(税込)です。

他の楽天カードと比較すると、家族カードの扱いは以下のとおりです。

  • 楽天カード(一般)
    家族カードの年会費:無料
    本会員年会費:2,200円(税込)
  • 楽天ゴールドカード
    家族カードの年会費:550円(税込)/枚
    本会員+家族2名で合計:3,300円(税込)
  • 楽天プレミアムカード
    家族カードの年会費:550円(税込)/枚
    本会員年会費:11,000円(税込)

「年会費を抑えたい方」には楽天カード(一般)も有力な選択肢といえます。

一方で、空港ラウンジの利用やポイント還元率アップなど、楽天ゴールドカードならではの特典を重視したい方は、ご家族の利用も含めて前向きに検討してみるとよいでしょう。

Best Picks編集部

家族で使う場合は、「年会費」と「受けられるサービス」のバランスをチェック!
特典の活用次第で、コスト以上の価値を感じられることもありますよ。

国内旅行保険が付帯していない

楽天ゴールドカードは、国内旅行傷害保険が付帯しません。そのため、国内旅行に対して万が一の補償を求める人は、上級カードの楽天プレミアムカードを申し込むことをおすすめします。

楽天プレミアムカードの国内旅行傷害保険の保険金額は、下表のとおりです。

保険金の種類保険金額
傷害死亡保険金5,000万円
傷害後遺障害保険金最高5,000万円
傷害入院保険金日額5,000円
傷害通院保険金日額3,000円

国内旅行が多い人にとっては、国内旅行傷害保険が付帯している方が安心です。皆さんの実生活に適したカードを選びましょう。

楽天ゴールドカードの国内旅行傷害保険の詳細は、こちらで確認できます。

カードデザインを選べない

楽天ゴールドカードは、シンプルで落ち着いたゴールドカラーの1種類のみです。

一方、楽天カード(一般)では以下のような多彩なデザインから選べます。

  • お買いものパンダ
  • ミッキー&ミニー(ディズニーデザイン)
  • 楽天イーグルス
  • ヴィッセル神戸
  • YOSHIKI、武尊コラボなど

そのため、楽天カードからゴールドカードへの切り替えを検討している方の中には、「お気に入りのデザインが使えなくなるのはちょっと残念」と感じる方もいるかもしれません。

とはいえ、ゴールドカードという位置づけのカードは、他社でもデザインが1〜2種類に限定されていることが多いのが一般的です。
楽天ゴールドカードもその例に漏れず、装飾を抑えたシンプルなデザインが採用されています。

見た目の選択肢は少ないものの、ゴールドカードならではの品格と信頼感がにじむデザインは、場面を選ばず使えるのが魅力です。

Best Picks編集部

デザインのバリエーションは少ないですが、上品なゴールドの輝きはしっかり存在感あり。
シンプルだからこそ、長く愛用したくなる一枚です。

楽天ゴールドカードと楽天の人気カードを比較

次に楽天ゴールドカードと楽天カード、楽天プレミアムカードを比較します。

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楽天カード楽天ゴールドカード楽天プレミアムカード
基本還元率1%1%1%
投信積立還元率0.5%0.75%1%
年会費(本会員)無料2,200円(税込)11,000円(税込)
家族カード無料550円(税込)550円(税込)
ETCカード550円(税込)無料無料
国際ブランドVisa、Mastercard、JCB、AmexVisa、Mastercard、JCBVisa、Mastercard、JCB、Amex
申込対象(本会員)18歳以上(高校生を除く)の方20歳以上の安定収入のある方20歳以上の安定収入のある方
付帯保険海外旅行傷害保険最高2,000万円
カード盗難保険
海外旅行傷害保険最高2,000万円
カード盗難保険
海外旅行傷害保険最高5,000万円(自動付帯は4,000万円、利用付帯は1,000万円)
国内旅行傷害保険最高5,000万円(自動付帯)
動産総合保険最高300万円
カード盗難保険
特典や特長カードデザインが豊富国内空港ラウンジが年間2回まで無料プライオリティ・パス会員カードの発行が無料
国内空港ラウンジが無料
海外旅行等の手荷物宅配サービス年2回無料

ではそれぞれのカードの違いを解説します。

楽天ゴールドカードと楽天カードの違い

楽天カードと楽天ゴールドカードは、基本還元率は同じでも、年会費や特典にいくつか違いがあります

特に「投信積立での還元率」や「空港ラウンジの利用特典」など、日常の使い方によって選び方が変わってきます。

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項目楽天カード楽天ゴールドカード
基本還元率1%1%
投信積立還元率0.5%0.75%
年会費(本会員)無料2,200円(税込)
家族カード無料550円(税込)
ETCカード550円(税込)無料
国際ブランドVisa、Mastercard、JCB、AmexVisa、Mastercard、JCB
申込対象(本会員)18歳以上(高校生を除く)の方20歳以上の安定収入のある方
付帯保険海外旅行傷害保険最高2,000万円
カード盗難保険
海外旅行傷害保険最高2,000万円
カード盗難保険
特典や特長カードデザインが豊富国内空港ラウンジが年間2回まで無料

※ETCカード年会費は、楽天会員ランクが「ダイヤモンド」または「プラチナ」の方は無料になります。詳しくは楽天会員ランクの仕組みをご覧ください。

どちらを選ぶべき?
  • 初めてクレジットカードを持つ方コストを抑えたい方には、年会費無料の楽天カードがおすすめです。
  • 空港ラウンジや投信積立でのポイント還元を重視したい方には、楽天ゴールドカードの特典が魅力的でしょう。

クレジットカードは、何を重視するかによって「お得」の感じ方が大きく変わります。

年会費の有無やサービス内容を比べながら、自分の生活スタイルに合った一枚を選んでみてください。

Best Picks編集部

無料で始める安心感と、有料で得られる満足感。
どちらを選ぶかは「自分の使い方」によって自然と決まってくるはずです。

楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの違い

楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードは、どちらも楽天グループが提供する有料カードですが、年会費や特典内容には大きな違いがあります。
とくに「旅行」や「出張」が多い方には、プレミアムカードの特典が魅力的です。

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項目楽天プレミアムカード楽天ゴールドカード
基本還元率1%1%
投信積立還元率1%0.75%
年会費(本会員)11,000円(税込)2,200円(税込)
家族カード550円(税込)550円(税込)
ETCカード無料無料
国際ブランドVisa、Mastercard、JCB、AmexVisa、Mastercard、JCB
申込対象(本会員)20歳以上の安定収入のある方20歳以上の安定収入のある方
付帯保険海外旅行傷害保険最高5,000万円(自動付帯は4,000万円、利用付帯は1,000万円)
国内旅行傷害保険最高5,000万円(自動付帯)
動産総合保険最高300万円
カード盗難保険
海外旅行傷害保険最高2,000万円
カード盗難保険
特典や特長プライオリティ・パス会員カードの発行が無料
国内空港ラウンジが無料
海外旅行等の手荷物宅配サービス年2回無料
国内空港ラウンジが年間2回まで無料

楽天プレミアムカードの年会費は11,000円(税込)と、ゴールドカードの約5倍ですが、
それに見合う特典が揃っています。

特に目を引くのは、「プライオリティ・パス」が無料で付帯している点。
世界1,500ヵ所以上の空港ラウンジが使える「プレステージ会員」に無料で申し込むことができ、この会員資格だけでも本来は年469米ドル(※1ドル145円換算で約68,000円相当)と高額です。

加えて、国内空港ラウンジの無制限利用や、海外旅行時の手荷物宅配サービス(年2回無料)など、旅行を快適にする特典が充実しています。

楽天プレミアムカードは、常使いというよりは「旅行や出張が多い方のためのカード」といえるでしょう。

移動が多いライフスタイルの方には、その価値を実感しやすい一枚です。

Best Picks編集部

年会費は高めでも、旅慣れた人にとっては「むしろお得」に感じられるのがプレミアムカードの魅力。
普段の移動や出張が多い方は、特典の活用イメージを持ちながら選んでみてくださいね。

楽天ゴールドカードと他社ゴールドカードを比較

楽天ゴールドカードを他社のゴールドカードと比較します。

今回は、三井住友カードゴールド(NL)とエポスゴールドカードとの違いを見ていきます。

楽天ゴールドカードと三井住友カードゴールド(NL)の違い

楽天ゴールドカードと、人気の「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年会費や還元率、特典内容などに違いがあります。

それぞれの特徴を理解して、ライフスタイルに合う一枚を選びましょう。

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項目三井住友カードゴールド(NL)楽天ゴールドカード
基本還元率0.5%1%
投信積立還元率1%0.75%
年会費(本会員)5,500円(税込)2,200円(税込)
家族カード無料550円(税込)
ETCカード無料(前年度に利用がないと550円(税込))無料
国際ブランドVisa、MastercardVisa、Mastercard、JCB
申込対象(本会員)20歳以上で本人に安定継続収入のある方20歳以上の安定収入のある方
付帯保険海外・国内旅行傷害保険最高2,000万円
お買い物安心保険最高300万円
海外旅行傷害保険最高2,000万円
カード盗難保険
特典や特長年間100万円の利用で10,000P付与
国内空港のラウンジが無料
対象店舗のスマホタッチ決済で7%還元
国内空港ラウンジが年間2回まで無料

三井住友カード ゴールド(NL)は、年間100万円の利用で「年会費永年無料」+「10,000ポイント付与」という特典があります。

この条件を満たせば、実質1.5%還元と非常に高コスパなカードになります。

ただし、すべての利用が集計対象になるわけではないため、注意が必要です。

集計対象外となる主な支払い内容(三井住友カード ゴールド NL)

以下の支払いは、ボーナスポイントや年会費永年無料の「年間利用額」の集計対象にはなりません。

  • 年会費(クレジットカード/ETCカード/PiTaPaカード)
  • 三井住友カードつみたて投資(SBI証券)
  • キャッシングリボ、海外キャッシュサービス、その他ローンの返済金
  • リボ払いや分割払いの手数料
  • 交通系および一部の電子マネーへのチャージ
  • モバイルSuica・ICOCAでの定期券・特急券の購入
  • ANA Pay、Vポイントアプリ、プリペイドカードへのチャージ
  • 国民年金保険料、一部の保険料

(出典:三井住友カード公式サイト

一方で、楽天ゴールドカードは条件なしで年会費が抑えられ、基本還元率1%やラウンジ特典、投信積立の還元など、シンプルに使いやすい仕様です。

「気づいたらポイントが貯まってる」という自然な感覚で続けたい方にぴったりです。

Best Picks編集部

条件クリアで高還元を狙うか、最初から使いやすさを重視するか。
楽天ゴールドカードは、「等身大」の使い方で続けやすい安心感が魅力です。

楽天ゴールドカードとエポスゴールドカードの違い

楽天ゴールドカードとエポスゴールドカードは、年会費やポイント還元、家族カードの有無などに違いがあります

それぞれの特徴を比較して、自分の使い方に合ったカードを選びましょう。

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項目エポスゴールドカード楽天ゴールドカード
基本還元率0.5%1%
投信積立還元率0.1~0.5%0.75%
年会費(本会員)5,000円(税込)2,200円(税込)
家族カード発行しない550円(税込)
ETCカード無料無料
国際ブランドVisaVisa、Mastercard、JCB
申込対象(本会員)20歳以上の方(学生を除く)20歳以上の安定収入のある方
付帯保険海外旅行傷害保険最高5,000万円海外旅行傷害保険最高2,000万円
カード盗難保険
特典や特長年間50万円の利用で2,500P付与または年間100万円の利用で10,000P付与
国内空港ラウンジが無料
国内空港ラウンジが年間2回まで無料

エポスゴールドカードは、年間50万円の利用で年会費が永年無料になり、ポイント還元率も最大1.5%にアップします。

海外旅行保険は最高5,000万円と手厚く、国内空港ラウンジも無料で利用可能です。

家族カードはありませんが、代わりに「エポスファミリーゴールド」制度があり、家族をゴールド会員として招待できます(紹介経由で年会費無料)。

支払い口座は個別に設定でき、利用明細も家族ごとに届くため、家族で使いたい人にとっても柔軟性があります。

一方、楽天ゴールドカードは年会費2,200円で基本1%還元があるシンプル設計

条件なく安定してポイントを貯めたい方や、楽天サービスを多く使う方には使いやすい一枚です。

Best Picks編集部

エポスは「条件を満たしてお得」、楽天は「最初から使いやすい」タイプです。
どちらが「今の自分」に合っているかを軸に、ゴールドカードを選んでみてください。

楽天ゴールドカードの評判や口コミ

X(Twitter)より楽天ゴールドカードの評判や口コミを紹介します。

楽天ゴールドカードの審査基準

楽天ゴールドカードの審査基準は公式には公開されていません

ただし、申込条件として「原則20歳以上の安定収入のある方」と明記されています。

そのため、会社員や公務員など継続的な収入がある方は、比較的通りやすいと考えられます

一方で、専業主婦(主夫)やパート・アルバイトの方は収入が不安定とみなされ、審査が厳しくなる可能性が高いです。

ただし、これらの方が一律で申し込めないわけではなく、審査は他の要素も含めて総合的に判断されます。

審査でチェックされやすい項目の例
  • 年収・勤続年数などの収入状況
  • 雇用形態(正社員・契約社員・アルバイトなど)
  • クレジットヒストリー(カードやローンの返済実績)
  • 直近で他のカードを複数申し込んでいないか
  • 滞納や未払いなど、過去の信用情報に問題がないか

楽天ゴールドカードは楽天カードの上位カードにあたるため、ある程度の信用情報や返済能力が求められると考えておくと安心です。

「自分の状況でも申し込めるかどうか不安」という方は、まず楽天カード(一般)から始めるのもひとつの方法です。

Best Picks編集部

審査は年収や職業だけでなく、日頃のカード利用状況も見られています。
無理なく安心してステップアップしていける仕組みがあるのは、楽天カードの大きな強みです。

楽天ゴールドカードがおすすめな人

楽天ゴールドカードをおすすめしたいのは以下の人です。

  • 低コストでゴールドカードを所有したい人
  • 国内空港ラウンジを年2回まで利用したい人

順に解説します。

低コストでゴールドカードを所有したい人

楽天ゴールドカードは、年会費2,200円(税込)と、ゴールドカードの中でもかなり低コストな一枚です。

他社の主なゴールドカードと年会費を比較すると、その差は一目瞭然です。

 カード名 年会費(税込)
楽天ゴールドカード2,200円
エポスゴールドカード5,000円
(条件達成で永年無料)
三井住友カード
ゴールド(NL)
5,500円
(条件達成で永年無料)
JCBゴールド11,000円
(初年度無料)
アメックス・ゴールド31,900円

もちろん、年会費が高いカードは保険や旅行関連の特典などが手厚い傾向にあります。

ですが、そこまで多くの特典を求めない方や、「まずはゴールドカードを持ってみたい」という方にとって、楽天ゴールドカードは手軽に始められる「ちょうど良さ」が魅力です。

Best Picks編集部

年会費が高いカードほどステータス性はありますが、「今の自分に合っているかどうか」がいちばん大切。
無理なく持てるゴールドカードとして、楽天ゴールドカードはやはり優秀です。

国内空港ラウンジを年2回まで利用したい人

楽天ゴールドカードを持っていれば、国内主要空港のラウンジを年2回まで無料で利用できます

高い年会費を払ってまでラウンジを頻繁に使う予定がない方や、陸路での移動が中心の方にとっては、「年2回無料」で十分なメリットといえるでしょう。

実際に、私自身も空港を利用するのは年に数回。
しかも、小さな子どもを連れての旅行では、空港ラウンジを活用するタイミングもほとんどありませんでした。

こんな方には楽天ゴールドカードがぴったり
  • 年に数回だけ飛行機を利用する方
  • 空港ラウンジの利用が年2回以内に収まる方
  • 移動手段は主に新幹線や車を利用する方

空港ラウンジを使う頻度が限られているなら、無理に高額なカードに切り替えず、楽天ゴールドカードのコスパを活かすのが賢い選択です。

Best Picks編集部

ゴールドカード=ラウンジ特典が必須とは限りません。
「自分の使い方に合うか」を基準に選ぶことで、ムダなくお得を実感できます。

楽天ゴールドカードの申し込み方法

楽天ゴールドカードの申し込みは「新規で申し込む」「切り替えで申し込む」「2枚目のカードで申し込む」の3パターンがあります。

3パターンとも申し込みの流れは、以下のとおりです。

  1. 楽天カードの公式ホームページから申し込む
  2. 入会審査
  3. カードが自宅に届く
  4. 特典ポイントを受け取る

それぞれの方法でもらえるポイント数は以下のとおりです。

  • 新規で申し込む…5,000ポイント
  • 切り替えで申し込む…2,000ポイント
  • 2枚目のカードで申し込む…2,000ポイント

それぞれにポイントをもらうための条件があるものの、切り替えや2枚目のカードとして申し込んだ場合でも年会費2,200円(税込)とほぼ同額の2,000ポイントをもらえます。

楽天ゴールドカードはコスパ最強の上級カード

楽天ゴールドカードは、コストパフォーマンス重視の方にぴったりのゴールドカードです。

年会費2,200円(税込)という低コストながら、楽天市場や楽天トラベル、楽天モバイルなどの楽天グループサービスを使うことで、獲得できる楽天ポイントがどんどんアップしていきます。

年会費以上にポイントを獲得できれば、持つだけで実質プラスになるお得な一枚といえるでしょう。

楽天証券との相性も抜群

2024年から始まった新NISA制度により、楽天証券で投資信託の積立をクレジットカード決済できる注目度も高まっています。

楽天ゴールドカードを使って毎月5万円積み立てれば0.75%還元で毎月375ポイント、年間で4,500ポイントが獲得可能です。

これは、年会費(2,200円)の2倍以上にあたります。

楽天の各種サービスをよく利用する方にとって、楽天ゴールドカードは「使うほどにお得を実感できる」上級カード
ライフスタイルに合わせて、賢く活用していきましょう。

Best Picks編集部

「持っているだけで得になるカード」は意外と少ないもの。
楽天ゴールドカードなら、普段の生活に無理なくプラスを生み出せます。

よくある質問

よくある質問に回答します。

楽天ゴールドカードの元を取るには、どうすればいいの?

年会費2,200円(税込)以上の楽天ポイントを獲得するには、22万円の買い物が必要です。

これは楽天ゴールドカードの基本還元率1%で買い物を行った場合です。実際には高還元となる楽天市場で買い物をすれば、22万円以下の買い物で元が取れます。

次に元が取れるまでにどのくらいの期間がかかるかを確認します。

【楽天ゴールドカードで支払いをした場合】

  • 毎月の食費が月5万円なら約5ヵ月(総額25万円)
  • 毎月の家賃が月8万円なら約3ヵ月(総額24万円)

このように実際のクレジット決済を想像できれば、どのくらいの期間で年会費の元が取れるかが分かります。

楽天ゴールドカードの年会費は、楽天ポイントで支払えるの?

楽天ゴールドカードの年会費は、楽天ポイントで支払うことはできません。

年会費は、カード契約月の翌々月27日(土日祝日の場合、翌営業日)に、登録口座に請求されます。

ただし楽天ポイント(通常ポイント)は月々の支払いに利用できるため、ショッピング利用分から2,200円分をポイントで支払って相殺することはできます。

ポイント支払いサービスの申し込みは、楽天e-NAVIから行ってください。

楽天カードを持っているけど、2枚目として楽天ゴールドカードを作れるの?

楽天カードを所有したまま、2枚目のクレジットカードとして楽天ゴールドカードを申し込めます。

2枚に分けてもつことで「カードごとに明細を分けられる」「異なる国際ブランドを持てる」などのメリットがあります。

楽天ゴールドカードに切り替える注意点は何?

楽天カードから楽天ゴールドカードに切り替えると、切り替え後はカード番号が変わります。また切り替え前のカードは使えなくなります。

カードを切り替えたら、公共料金やサブスクの支払いなど、クレジットカードの登録変更が必要になるので注意しましょう。

楽天ゴールドカードの締め日や引き落とし日はいつなの?

楽天カードの締め日は毎月末日で、引き落とし日は翌月27日です。

ただし、楽天市場での買い物分は、締め日が25日までとなっています。楽天市場で26日から月末までに買い物した分は、翌々月27日の請求となります。

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