少なからず好意があって付き合いはじめるものなので、最初から別れを考えるということはそれほどないでしょう。
しかし実際には長続きせずに別れてしまうカップルが少なくないのもまた事実です。
長続きするカップルってどれくらい続いているの?
長続きと一口に言っても感性は人それぞれなので、明確な定義というものは存在しません。
ただ全体として何となく共通する認識はあって、どれくらいの長さを「長続きしている」と判断するのかというと、一般には一年程度と答える人が多いようです。
逆に1年未満で別れてしまうカップルは、短く終わってしまったととらえられることが多いということですね。
ただこれにも賛否あり、1年ではまだ足りないという意見も。
そんなこともあわせると、3年以上であれば大体の人は「長続きしている」と認識しているようです。
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長続きする仲良しカップルのスキンシップ
それでは次に、長続きしているカップルがどのようなスキンシップをしているのか、代表的な例を見ていきましょう。
長続きをさせたいならば、この中にそれぞれに合った方法があるかもしれません。
手を繋ぐ
まずは手をつなぐというのは基本ですよね。
付き合い始めのカップルの多くは、デートの時に手をつないでいます。
それも指を交互に重ね合わせる、いわゆる「恋人つなぎ」。
ただこうした手をつなぐ行為も長く付き合っていると、次第にしなくなることも少なくありません。
マッサージをする
互いにマッサージをしあうというカップルも、仲睦まじい間柄では珍しくありません。
大人同士ならば仕事などで疲れているので、単なるスキンシップにとどまらず、実際に健康への効果も大です。
そしてマッサージは互いの体を思いやるということでもあります。
体の疲れ具合や健康状態などもわかるので、長続きには大切な要素となります。
お互い触れ合える距離感を保つ
パーソナルスペースという心理学の言葉があります。
自分だけの空間。
つまり他人に入られると気分が悪くなるテリトリーのようなもので、この大きさには個人差があります。
基本的には自分だけのものですが、恋人や家族など、ごく親しい間柄ならば不快にはなりません。
逆に言うと、この近い距離感を常に保てることで、お互いに心地よい関係を続けられるのです。
頭を撫でる
頭を撫でるというと子供やペットにするみたいですが、実際には恋人同士でもよくしますよね。
一般的には男性が女性に対してするイメージですが、仲の良いカップルや関係性によっては女性が男性にすることもあります。
頭を撫でるというのは母性、父性のあらわれであり、実は男性も好きな相手からは嬉しいものです。
一緒にお風呂に入る
一緒にお風呂に入るカップルもいますよね。
最初は女性が恥ずかしがったりもしますが、仲が深まるにつれ抵抗がなくなり、むしろ幸せに浸れる行為でもあります。
ある程度付き合いが長くなると面倒になったり、妙に照れくさくてやめてしまうカップルもいます。
しかし、仲の良いカップルはこれをいつまでも続けられて、いつも幸せな気分に浸っています。
同じベッドで一緒に寝る
カップルならば同じベッドで眠るのも当然のこと。
眠り方に癖などがあると抵抗を持つこともありますが、そんなことも受け入れて、相手の体温や吐息を身近に感じられることで仲の良さも深まります。
仕事などのすれ違いで一緒にしなくなってしまうカップルもいますが、できるだけ時間を合わせて、一緒に寝るようにするカップルもいます。
行ってらっしゃいのキスをする
おはようのあいさつや、行ってらっしゃいのあいさつでキスをするカップルも少なくありません。
これも長年続くとなんとなくやめてしまうカップルはありますが、熱々のカップルであればいつまでもこれが続いたりするものです。
長続きするカップルの特徴
ここからは、長続きするカップルの特徴的な心理面、行動面について紹介します。
ただ表面上のカップルというだけでなく、内面的にどう思い、どう行動しているかが大切です。
お互いに信頼し思いやる
近年では映画やドラマなどでもバディ、相棒という概念が浸透してきています。
互いに背中を預け合えるような信頼感、自分と同等の存在として認めあっているという関係性です。
男女の恋人同士でも同じことが言え、二人の人間である以上どちらが上ということはなく、対等であることも大事です。
相手のことを信頼し、そして思いやれる、そんなカップルが素敵ですよね。
依存しない
カップルによってはこれが難しいのですが、互いに依存しないことも長続きには大切な要素です。
依存とはつまり寄りかかること。
相手が必要という意味ではどのカップルでも共通しますが、相手がいなければ自分が成り立たないようでは問題があります。
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言いたいことは言う
人はそれぞれに価値観があり、完全に一致するということはありません。
だからこそ付き合っていくには相手を尊重したり、時には自分の気持ちを抑えることも必要になるでしょう。
しかし我慢のし過ぎもよくありません。
不満があるのにただ溜め込んでいるだけではいつか破綻が来ます。
そうならないよう、気になることは素直に言い合える関係も大切です。
自分だけの時間も持つ
愛し合っているとはいえ、それぞれ別の人間であり、それぞれに自分というものを持っています。
完全になにもかも一緒になるというのは事実上不可能で、時には一緒にいない時間も必要です。
うまく時間を調節してそれぞれのプライベートも大事にできる時間が確保できる。
そんな互いを尊重できることも秘訣の一つと言えます。
長続きしないカップルの特徴
では逆に、長続きできないカップルとはどのようなものでしょうか。
ここからは1年も関係が続かずにすぐに別れてしまうような、長続きしないカップルの特徴について紹介します。
価値観が違う
結婚する相手の条件として価値観を挙げる人も多いですよね。
お金の使い方などの経済観念から、善悪の判断、ちょっとした物事の好みまで、人にはそれぞれの価値観というものが存在します。
この価値観が噛み合わないと、どんなことでも意見が食い違い、はじめのうちは許容できても段々とギスギスしてきます。
生活スタイルが違う
よくあることから言えば、昼型と夜型。
また食事の時間や好みのジャンルなど、これも別々に生きてきた人間ならば生活スタイルが違っていて当然です。
ある程度は歩み寄ることができても、あまりにもかけ離れた生活スタイルだと、相手に合わせることが苦痛になってくるものです。
長年生きてきた習慣ですから、変えることも難しいですよね。
束縛する
恋人同士だと、相手のことが好きすぎて、自分以外の異性を見てほしくない。
また自分が合いたい時に会いたい、声が聞きたい時に聞きたいという欲求が生じるのも不自然なことではありません。
しかし度が過ぎればこうした欲求は相手を縛ってしまうことに。
基本的に束縛されるほうは自分のしたいことができなくなるわけですから、いずれうまくは行かなくなります。
本音を言わない
人と人ですから、あまり自分を押し付けすぎずに、相手を尊重するのは重要なことです。
ですが気を遣うあまり、本当に自分が思っているようなことを言い出せず、溜め込み過ぎてしまうのもよくありません。
本心と違うことを続ければストレスは溜まりますし、自分と違っていても本音が聞きたいということもあります。
長続きするカップルになるためのコツ
それでは、あらためて長続きするカップルになるためにはどうするのが良いのでしょうか。
長続きしないカップルに該当していたような人たちでも、以下のことを試せばうまく行くかもしれません。
将来の話をする
カップルにとって重要なトピックの一つです。
好きあっている者同士なら、端的なところでは結婚もリアルに浮かんでくることでしょう。
そうした幸せな未来を二人で共有することで、そこにたどり着くまでの道のりや、相手を大切に思う考えが現実のものとして身近になってきます。
そうやって将来の話をまめにすることで、互いにかけがえのない存在と思えるようになるのです。
記念日やイベントを大事にする
たとえば付き合い始めた日や、初めてデートに行った日。
そうした二人にとって大切な日ってありますよね。
こうした記念日は一般的に女性のほうにこだわりがあり、男性はあまり意識していないとも言われます。
ですが記念日は二人のこれまでの記憶を思い出し、愛を確かめ合う絶好のポイントです。
二人で祝うことでより絆が深まります。
自分磨きもする
一度結ばれてしまうと、そこから先は好かれるための努力をあまりしなくなってしまうというのもカップルにはよくある話ですよね。
女性だったらメイクや服装、もしかしら体型などもあるかもしれません。
男性であれば身だしなみや相手へのやさしさ。
そしてそれぞれの人間的魅力も重要です。
常にそれぞれ磨き合うことで、いつでも相手が魅力的に見えて長続きするはずです。
過度に期待しない
付き合いはじめは恋の熱も高いので、相手が実際よりもさらによく見えたりもします。
また、まだ知らない部分に理想的なものを追い求めてしまうところもあるでしょう。
しかししばらく付き合っていると、理想とはやや違う部分もわかってくるようになります。
そんな時、過度の期待は落胆にもつながり、相手への熱が冷めてしまう原因となります。
定期的に会う
単純に、カップルは会うことも大切です。
これはカップルに限った話ではありませんが、人は普段から会う回数の多い相手にほど親しみを感じるという心理があります。
離れていても好きは好きというのも理想ではありますが、実際には会わなければ冷めてしまう部分が出てくるのも事実です。
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喧嘩をしたら素直に謝る
長く付き合っていれば喧嘩をすることもあるでしょう。
むしろ喧嘩をしないカップルよりは、喧嘩をするカップルのほうが仲が良いというケースも少なくありません。
しかし喧嘩も行き過ぎれば憎しみや冷めた感情につながってしまうこともあり、やりすぎは禁物です。
最終的には相手のことを思いやり、折れることも必要です。
周りと比べない
人はそれぞれ、カップルもそれぞれです。
もしも仲睦まじいカップルや、いつも楽しそうなカップルがいたとしても、自分たちと比べすぎるのは良くありません。
大事なのは相手とどうであるか、自分がこの相手とずっと関係を続けていきたいかどうかです。
長続きするカップルはスキンシップも大事にしている?まとめ
長続きするカップルと長続きしないカップルの大きな違いを挙げるとすれば、相手のことを思いやれること、そして何事も行き過ぎないことでしょうか。
そして大事なのはこの関係をずっと続けていきたいか、相手のことが大切かどうかでしょう。
愛しているならば、できるだけ長続きのカップルになれるよう、この記事を参考にしてみてくださいね。