セゾンプラチナ・ビジネスの審査は厳しい?審査基準や口コミ、申込方法を解説

この記事では「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」を「セゾンプラチナ・ビジネス」と略して紹介します。

「セゾンプラチナ・ビジネスの審査に通れば使いたい」

「審査の口コミを知りたい」

と思っている人に向けて、セゾンプラチナ・ビジネスの審査基準や審査の最新の口コミ、申込方法をお伝えします。

また基本情報やメリット、デメリットを解説します。

さらに、セゾンプラチナ・ビジネスと似たカードにセゾンプラチナがあり、この2枚の違いが分かるように比較表にまとめました。

この記事を読めば、セゾンプラチナ・ビジネスの申し込みに向けた事前情報が分かり、スムーズに申し込めます。

目次

セゾンプラチナ・ビジネスの審査基準は厳しくない

セゾンプラチナ・ビジネスの審査基準は公表されていません。

そのため「年収がいくらであれば発行できるか」は分かりません。

しかし、審査基準は厳しくないと推測されます。その理由は入会資格や年齢制限が特別に厳しいものではないからです。またX(Twitter)の口コミにはポジティブな意見が多く見られました。

入会資格や年齢制限、口コミについて、それぞれ解説します。

入会資格は安定した収入、社会的信用を満たす人

「プラチナカードはハードルが高そう」と感じる方もいるかもしれませんが、セゾンプラチナ・ビジネスカードの入会条件は、一般的なクレジットカードと大きく変わりません

申し込み可能なのは、以下の条件を満たす方です。

  • 個人事業主または会社経営者
  • 安定した収入がある
  • 社会的信用があり、連絡が可能な成人(学生・未成年は不可)

※配偶者に収入がある場合でも、審査対象となるのは申込者本人のみです。他のカードのように「配偶者の収入で申し込める」といった条件は当てはまりません。

特別に厳しい条件ではありませんが、本人に一定の収入と信用が求められる点は確認しておきましょう。

年齢制限は18歳以上と低い

セゾンプラチナ・ビジネスカードは、学生を除く18歳以上であれば申し込み可能です。

これは多くの一般的なクレジットカードと同じ基準であり、プラチナカードとしては比較的やさしい条件と言えるでしょう。

他社のプラチナカードでは、年齢制限がより高めに設定されている場合もあります。

カード名年齢制限
JCBプラチナ25歳以上
三井住友カードプラチナ30歳以上

このようなカードは、収入や社会的信用をより厳格に審査する傾向にあります。

一方、セゾンプラチナ・ビジネスは社会人1年目からでも申し込むことができます

早い段階からプラチナカードならではの上質なサービスを体験できる点は、大きな魅力です。

「若くても申し込めるなら、自分でも審査に通るかも」と思える人も多いのではないでしょうか。

Best Picks編集部

できるだけ早くプラチナカードを持ちたい方にとって、セゾンプラチナ・ビジネスは非常に現実的な選択肢です。

審査の口コミはポジティブな意見が多い

次にセゾンプラチナ・ビジネスの審査に関する口コミを5つ紹介します。

口コミから「どんな人が審査に通ったのか」「審査スピード」などが分かります。

セゾンプラチナ・ビジネスの基本情報

セゾンプラチナ・ビジネスの基本情報を確認します。

 セゾンプラチナ・ビジネス
基本還元率0.5%
年会費(税込)22,000円
追加カード(税込)3,300円
ETCカード無料
国際ブランドアメックス

セゾンプラチナ・ビジネスには家族カードがなく、追加カードがあります。

ビジネス利用の目的で、18歳以上の社員に最大9枚まで渡せます。または本会員と生計をともにする18歳以上の同姓の家族が対象です。

【追加カードのメリット】

  • 社員による立替払いや清算業務が不要。追加カードの利用分は、本会員利用分と合わせて一括支払いとなるため。
  • 社員の経費使用状況を的確に把握できる。利用明細に追加カード利用分は分けて表示されるため。

ETCカードは年会費がかからず、最大5枚まで発行できます。社用車で営業したり、出張したりする際に支払いを集約できるので便利です。

セゾンプラチナ・ビジネスは年間200万円以上のカード利用で、次年度の本会員年会費を11,000円(税込)に優遇するサービスがありました。しかし、2023年10月31日までの申し込みが対象となり、これから申し込まれる人は対象になりません。

年会費半額のサービスは終わったものの、年会費の元を取れるようなサービスがセゾンプラチナ・ビジネスにはあるので、次の章でまとめてお伝えします。

セゾンプラチナ・ビジネスのメリット9選

セゾンプラチナ・ビジネスのメリットは以下のとおりです。

  • 初年度の年会費が無料
  • 24時間365日対応のコンシェルジュ・サービスが無料
  • プライオリティ・パスが無料
  • 国内主要空港ラウンジが無料
  • Tablet Plus加盟ホテルのVIPアップグレードや優待特典が無料
  • entree(オントレ)|ダイニングやショッピングなどの優待サービス
  • 最高1億円補償の海外旅行傷害保険が利用付帯
  • セゾンプレミアムゴルフサービスが優待価格で利用できる
  • ビジネス・アドバンテージでビジネス効率化が進む

順に解説します。

初年度の年会費が無料

セゾンプラチナ・ビジネスは年会費が22,000円(税込)ですが、初年度は無料で使えます。

また豊富なサービスを無料で受けられるため、1年目からお得を享受できます。

1年目の年会費が無料となっていることで、2年目以降に年会費を払っても平均値は安いです。

  • 2年使用(2年目のみ22,000円)…1年あたり11,000円
  • 3年使用(2・3年目の計44,000円)…1年あたり14,667円

3年使った場合でも年平均15,000円以下です。

この金額に見合ったカードだと判断すれば、セゾンプラチナ・ビジネスを申し込みましょう。

24時間365日対応のコンシェルジュ・サービスが無料

セゾンプラチナ・ビジネスは、24時間365日対応のコンシェルジュ・サービスが無料です。

コンシェルジュ・サービスでは、会員専用のスタッフが電話で対応します。

航空券やJR特急券などの手配、国内レストランの案内や予約など、今まで自分でやっていたことをコンシェルジュに任せられます。コンシェルジュに要望を伝えて、適切に対応してもらえれば、自分の時間をムダにしません。

またクレジットカードの気になった点は、すぐにコンシェルジュに相談して解決できます。

幅広い要望に応えてくれるコンシェルジュ・サービスで、生活の質が向上するでしょう。

コンシェルジュ・サービスのお問い合わせ詳細

以下の内容について、お問い合わせできます。

【カードに関するお問い合わせ】

  • カード利用額の照会
  • 支払方法の変更
  • 永久不滅ポイントについて
  • 追加カードについて
  • キャンペーン情報
  • プライオリティ・パスの登録

【旅行やコンシェルジュ・サービスに関するお問い合わせ】

  • 国内・海外旅行プランに関する相談やホテルの手配
  • 海外出発前の渡航先情報の案内(レストラン、エンターテインメント、ショッピングなど)
  • 航空券・JR特急券などの手配
  • 国内レストランの案内・予約
  • ハイヤー送迎サービスの申し込み
  • ビジネス向けバンケット、会議室などの連絡先紹介
  • entrée(オントレ)ホテル特典、ダイニング特典、スパ特典、ショッピング特典に関するお問い合わせ
  • お取引先様や家族・友人へのフラワーギフト手配

【紛失・盗難に関するお問い合わせ】

  • カードの紛失再発行
  • ETCカードの紛失再発行
  • 盗難や覚えのない利用に関するお問い合わせ など

プライオリティ・パスが無料

セゾンプラチナ・ビジネスは、プライオリティ・パスが無料です。

プライオリティ・パスがあれば、世界1,300ヵ所以上の空港ラウンジを利用できます。

空港ラウンジでは軽食やドリンクを楽しんだり、Wi-Fiをつないでパソコンやスマホを使ったり、と有意義な時間を過ごせるでしょう。

セゾンプラチナ・ビジネスのプライオリティ・パスは、最上位のプレステージ会員です。プレステージ会員は空港ラウンジの利用回数に制限がないので、何度も使えます。

プライオリティ・パスの公式ホームページで確認したところ、プレステージ会員の年会費はUS469ドルです。日本円に換算すると68,005円(1ドル=145円で計算)なので、セゾンプラチナ・ビジネスの年会費の3倍以上です。

お得なプライオリティ・パスを活かして、快適な旅行に出かけましょう。

国内主要空港ラウンジが無料

セゾンプラチナ・ビジネスカードをお持ちの方は、国内の主要空港ラウンジや、ハワイ・ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港ラウンジを無料で利用できます。

旅行や出張前の待ち時間を、落ち着いた空間でゆったりと過ごせるのは、大きな魅力です。

利用時に必要なもの

ラウンジを利用する際は、受付で次の2点を提示してください。

  • セゾンプラチナ・ビジネスカードの本体
  • 搭乗券(または搭乗が確認できる書類)

※Apple Payなど、スマートフォンのカード画面では入室できません。
クレジットカードの実物が必要ですので、忘れずにお持ちください。

無料で使える空港ラウンジ一覧はこちら

Best Picks編集部

カードを忘れずに持参すれば、旅の待ち時間がぐっと快適になります。

Tablet Plus加盟ホテルのVIPアップグレードや優待特典が無料

セゾンプラチナ・ビジネスカードを所有していると、年会費9,900円(税込)の有料メンバーシップ「Tablet Plus(タブレット・プラス)」を無料で利用することができます

Tablet Plusでは、世界約1,000件のホテルで以下のような特典を受けられます。

  • 客室の無料アップグレード(空室状況による)
  • 無料朝食サービス
  • アーリーチェックイン/レイトチェックアウト
  • 滞在中の特別サービスやギフト提供など

日本のTablet Plusの提携ホテルは東京・京都に集中しています。

以下は日本国内の対象ホテルの一例です。

 エリア ホテル名
東京セルリアンタワー東急ホテル、アマン東京、東京エディション虎ノ門、TRUNK (HOTEL)、ハイアット セントリック銀座、パークホテル東京、アスコット丸の内
京都アマン京都、ハイアット リージェンシー京都、ザ・キャピトルホテル東急、ノク京都(NOKU Kyoto)
三重アマネム(Amanemu)

Tablet Plusには、以下のような嬉しいポイントもあります。

  • 30日間の無料トライアルが可能
  • メンバーシップを家族や友人にプレゼントすることも可能

旅行が好きな方や、世界のホテルを検索したい場合は、Tablet Hotelsの公式ホームページもぜひチェックしてみてください。

entree(オントレ)|ダイニングやショッピングなどの優待サービス

entree(オントレ)はホテルやレストラン、スパ、ショッピング利用がお得になるセゾンプラチナ・ビジネス会員限定のサービスです。

特典一覧特典内容
ホテル特典料金優待、アーリーチェックイン、レイトチェックアウトなど
ダイニング特典料金優待、テーブル確保など
スパ特典料金優待など
ショッピング特典オリジナルグッズプレゼント、購入商品配送サービスなど

利用できるホテルや旅館は以下のとおりです。

  • 札幌グランドホテル
  • 札幌パークホテル
  • ザ・プリンス パークタワー東京
  • ザ・プリンス さくらタワー東京
  • ホテル椿山荘東京
  • リーガロイヤルホテル東京
  • ホテルオークラ東京ベイ
  • ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル
  • InterContinental Yokohama Pier 8
  • オークラアクトシティホテル浜松
  • 名古屋 東急ホテル
  • ザ・リッツ・カールトン大阪
  • リーガロイヤルホテル
  • 帝国ホテル 大阪
  • Zentis Osaka (ゼンティス大阪)
  • ホテル日航大阪
  • リーガロイヤルホテル京都
  • ザ・プリンス 京都宝ヶ池
  • 奈良ホテル
  • ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド
  • ホテルオークラ神戸
  • リーガロイヤルホテル広島
  • リーガロイヤルホテル新居浜
  • リーガロイヤルホテル小倉
  • ホテルオークラ福岡
  • ホテル日航アリビラ
  • オクマプライベートビーチ&リゾート
  • 龍宮殿(別館)
  • 伊豆の宿 清流荘
  • 神戸みなと温泉 蓮

北海道から沖縄まで全国に利用できるホテルや旅館があります。

仕事の疲れを癒やすために、自分へのご褒美として利用するのも良いかもしれません。

ホテル特典内容の詳細は「entree(オントレ)ご優待サービスのご案内」を確認してください。

国内ダイニング」や「国内スパ、国内ショッピング」もそれぞれ確認できるので、カードを申し込む前から要チェックです。

最高1億円補償の海外旅行傷害保険が利用付帯

セゾンプラチナ・ビジネスカードには、最高1億円補償の海外旅行傷害保険が「利用付帯」で付いています

あわせて、国内旅行傷害保険(最高5,000万円)も「自動付帯」で提供されています。

海外旅行傷害保険(利用付帯)

 担保内容 補償金額(本会員)
傷害死亡・後遺障害1億円
傷害治療費用300万円
疾病治療費用300万円
賠償責任5,000万円
携行品損害
(※自己負担3,000円)
50万円
(1品あたり10万円限度)
救援者費用300万円
寄託手荷物遅延費用10万円
寄託手荷物紛失費用10万円
乗継遅延費用3万円
出発遅延費用3万円

万が一の病気やケガはもちろん、手荷物のトラブルやフライト遅延まで幅広くカバーされており、安心して海外に出かけられます。

ただし、補償の対象は本会員のみ、追加カード会員は対象外となる点にご注意ください。

国内旅行傷害保険(自動付帯)

 担保内容 補償金額(本会員)
傷害死亡・後遺障害5,000万円
傷害入院日額5,000円
傷害通院日額3,000円

クレジットカードの付帯保険では、入院・通院に対する日額補償があるのは珍しく、万が一のケガにも備えることができます。こちらも補償対象は本会員のみです。

具体的な補償条件については、事前に「保険のご案内ページ」を確認しておくと安心です。

セゾンプレミアムゴルフサービスが優待価格で利用できる

ゴルフをもっと楽しみたい方に向けて、セゾンプラチナ・ビジネスでは「セゾンプレミアムゴルフサービス」を特別価格で提供しています。

このサービスは、通常26,400円(税込)の年会費が、11,000円(税込)で利用可能となり、人気の高い名門コースでのプレーやレッスン、プロ参加のイベントなど、多彩な会員限定特典が魅力です。

会員特典の一例

 特典内容 詳細例
名門コースの予約サポート会員限定で優先的に予約可能
コースレッスン会プロによる実践的な指導
会員向けイベント・コンペ参加同じ趣味を持つ仲間との出会いや交流の場に
有名プロによるスペシャルイベント開催観戦・参加型のイベントでゴルフの魅力を再発見できる

イベントでは、同じ価値観を持つゴルフ仲間との交流が生まれることもあり、ゴルフのモチベーションやスキルアップにもつながります。

ゴルフを通してプライベートの充実を図りたい方にとって、非常にコストパフォーマンスの高いサービスです。

Best Picks編集部

ゴルフがもっと楽しくなるサービス。仲間づくりやモチベ維持にもつながるので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。

ビジネス・アドバンテージでビジネス効率化が進む

セゾンプラチナ・ビジネスにはビジネス利用者向けのサービス「ビジネス・アドバンテージ」があります。

「ビジネス・アドバンテージ」は、ビジネスの効率化にお役立ていただけるビジネスカード会員様限定の優待プログラムです。たとえば事務用品、レンタカー、宅配サービスなど、さまざまな業種の経費のお支払いに、料金交渉の手間もなくいつでも優待価格でご利用いただけます。freeeセゾンプラチナビジネスカードのご利用で、よりスマートな経費削減をご実感ください。

(出典)株式会社クレディセゾン

特典内容は以下のとおりです。

ビジネス・アドバンテージの特典や利用方法はこちらで確認できます。

「ぜひ使いたい」と思えるサービスがあれば、割安価格で利用しましょう。一般価格より経費を削減できてお得です。

セゾンプラチナ・ビジネスのデメリット3選

セゾンプラチナ・ビジネスのデメリットは以下のとおりです。

  • 基本還元率は0.5%と低い
  • 貯めた永久不滅ポイントを使う方法が少ない
  • ステータスはプロパーカードに劣る

順に解説します。

基本還元率は0.5%と低い

ポイント還元率を重視してクレジットカードを選びたい方にとっては、0.5%という還元率はやや控えめに映るかもしれません。

特に以下のような「高還元」を売りにしたカードと比べると、違いが明確です。

 カード名 年会費(税込) 基本還元率 特徴
セゾンプラチナ・ビジネス22,000円(条件付き無料)0.5%優待・付帯サービスが充実
楽天カード無料1.0%通常還元が高く使いやすい
リクルートカード無料1.2%業界トップクラスの還元率

ただし、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、還元率以外に注目すべき価値があります。

高級ホテルの優待や、ビジネス・プライベートの両面で活用できるサービス、国内外旅行をカバーする保険など、日常や出張をサポートする特典が豊富です。

「とにかくポイントを貯めたい」のか、「質の高いサービスを受けたい」のか、ご自身の優先軸にあわせて選ぶことが重要です。

貯めた永久不滅ポイントを使う方法が少ない

永久不滅ポイントは有効期限がないため、じっくり貯められるメリットがあります。

しかし、交換先はやや限定的で、ポイントの活用方法によっては人によっては『使いにくいな』と感じる場面もあるかもしれません。

主な交換先は、以下の通りです。
 使い道 内容 交換レート
請求額に充当カードの利用金額から相殺可能200ポイント → 900円分
他社ポイントに交換dポイント/Pontaポイントへ等価交換可能100ポイント → 500ポイント
ギフトカードに交換スターバックスカードなど電子マネー系100ポイント → 450円分
マイルに交換JAL・ANAマイルへ移行(航空券に使える)JAL:200ポイント → 500マイル
ANA:200ポイント → 600マイル

交換レートは用途によって異なるため、普段よく使うサービスに合わせて選ぶのがポイントです。

特にマイル還元率はANAの方が高めなので、航空利用が多い方はチェックしておくと良いでしょう。

なお、有効期限がないことで、すぐに使い切らなくても損をしにくい設計です。じっくり貯めて、まとめて高還元先に交換するスタイルにも適しています。

ステータスはプロパーカードに劣る

セゾンプラチナ・ビジネスは、ステータスカードの視点でプロパーカードに劣ります。

国際ブランドはアメリカン・エキスプレスであっても、アメリカン・エキスプレスが直接発行した「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」と比べると、ステータスは低く感じられる場合が多いです。

一方でセゾンプラチナ・ビジネスは年会費が相対的に安く、上質なサービスが受けられる点は見逃せません。

「プロパーカードはステータス性が高く、年会費も高い」と考えると、コスパの良いセゾンプラチナ・ビジネスを選ぶ人もいるでしょう。

セゾンプラチナ・ビジネスとセゾン・プラチナの違い

セゾンプラチナ・ビジネスとセゾンプラチナを比較します。

スクロールできます
セゾンプラチナ・ビジネスセゾンプラチナ
本会員年会費(税込)22,000円 初年度無料22,000円
家族・追加カード年会費(税込)3,300円 ※最大9枚3,300円 ※最大4枚
ETCカード無料無料
国際ブランドアメックスアメックス
引き落とし口座個人口座・法人口座個人口座
申込条件安定した収入のある一般の個人(学生・未成年を除く)安定した収入のある一般の個人(学生・未成年を除く)
基本還元率0.5%0.75%
セゾンマイルクラブJALのマイル還元率1.125%(年間5,500円(税込)、移行上限の15万マイルになれば、翌年は無料)JALのマイル還元率1.125%(無料)
海外旅行傷害保険傷害死亡・後遺障害1億円1億円、家族1,000万円(※2)
傷害・疾病治療費用300万円300万円(※1)
賠償責任5,000万円5,000万円(※1)
携行品損害50万円50万円(※1)
救援者費用300万円300万円(※1)
国内旅行傷害保険傷害死亡・後遺障害5,000万円5,000万円、家族1,000万円(※2)
傷害入院日額5,000円5,000円(※1)
傷害通院日額3,000円3,000円(※1)

※1 家族カード会員や家族も補償。家族の範囲は、本会員の配偶者、本会員またはその配偶者と生計をともにする同居の親族、本会員またはその配偶者と生計をともにする別居の未婚の子。

※2 家族の補償は、海外最高1,000万円、国内最高1,000万円。

セゾンプラチナの確認すべき点は以下のとおりです。

  • 初年度から年会費22,000円(税込)がかかる
  • 家族カードは4枚まで
  • 基本還元率は0.75%
  • セゾンマイルクラブの年会費が無料
  • 旅行傷害保険の対象に家族カード会員や家族も対象となる

コンシェルジュ・サービスやプライオリティ・パス、Tablet Hotelsの優待サービスなどは2枚とも同じ内容です。

家族との旅行が多い人やポイント還元率をアップさせたい人なら、セゾンプラチナを検討しても良いでしょう。

セゾンプラチナ・ビジネスをおすすめしたい人

セゾンプラチナ・ビジネスをおすすめしたい人は以下のとおりです。

  • ポイントよりサービス重視の人
  • 事業用カードをグレードアップしたい人

それぞれ解説します。

ポイントよりサービス重視の人

セゾンプラチナ・ビジネスはポイントが貯まりやすいカードではないものの、上質なサービスが豊富です。

  • コンシェルジュ・サービス
  • プライオリティ・パス
  • entree(オントレ)
  • セゾンプレミアムゴルフサービス

これらのサービスを受けることで、仕事もプライベートも充実します。心身の健康に寄与するサービスだからこそ、生活の満足度も上がるでしょう。

今まで受けたことのないサービスを体験したい人贅沢な気分を味わいたい人にセゾンプラチナ・ビジネスはおすすめです。

事業用カードをグレードアップしたい人

セゾンプラチナ・ビジネスは事業用カードとして使うことで、本領を発揮する点も魅力です。

今まで一般価格で購入していたサービスを割安価格で利用したり、申し込むか悩んでいたサービスを優待価格で試したりできます。

また個人事業主であれば、相手先に信頼感を与えることも重要です。

セゾンプラチナ・ビジネスを使えば、社会的信用が可視化され、相手先に一目置かれるでしょう。

セゾンプラチナ・ビジネスの申込方法

セゾンプラチナ・ビジネスは、インターネットで申し込めます。申し込みの流れは以下のとおりです。

  1. 申し込みフォームの入力
  2. 申請窓口から申し込み確認の電話がある
  3. 審査結果メールが届く
  4. カードを受け取る

引き落とし口座を登録せずに申し込む場合の対応はこちら

セゾンプラチナ・ビジネスはアメックスで作るコスパの優れたカード

セゾンプラチナ・ビジネスは年会費の元を取れる特典や優待、サービス、付帯保険があります。

特にコンシェルジュ・サービスやプライオリティ・パスは使ってほしいサービスです。

コンシェルジュ・サービスは今まで自分でするのが当たり前だったホテルを調べたり、予約したりする時間を減らせます。

またプライオリティ・パスがあれば、海外の慣れない環境であっても、フライトまでの時間を安心して快適に過ごせます。

セゾンプラチナ・ビジネスはよりよい生活へのステップアップに適したクレジットカードです。

使って得するコスパ最強のクレジットカードで、満足な暮らしを送りましょう。

よくある質問

よくある質問に回答します。

セゾンプラチナ・ビジネスの締め日や引き落とし日はいつ?

毎月10日締めで、翌月4日に引き落とされます。

4日が金融機関の休業日なら、引き落とし日はその翌営業日です。残高不足で不落とならないように事前に入金確認を行いましょう。

なお、一部の加盟店や海外での利用分は、集計の都合により請求月が遅くなる場合があります。

セゾンプラチナ・ビジネスは、カード番号あり・なしを選択できるの?

セゾンプラチナ・ビジネスはカード番号のあり・なしを選択できません。

セゾンプラチナ・ビジネスは両面ナンバーレスではなく、裏面にカード番号と有効期限が記載され、表面にセキュリティコードが載っています。

カード番号が表面にないので、セキュリティは向上しています。またエンボス加工(カード番号の凹凸)がなくなり、財布でかさばらないデザインです。

セゾンプラチナ・ビジネスは、何の電子マネーに対応しているの?

セゾンプラチナ・ビジネスはApplePayGooglePayiDQUICPayに対応しています。

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