JCBゴールドカードはメリットない?デメリットや評判、審査基準も解説!

「JCBゴールドカードは他カードと比べて優れてる?」

「JCBゴールドをすでに持っている人の評判は?」

この記事ではJCBゴールドカードのメリットやデメリットだけではなく、JCBや他社のカードとの比較、JCBゴールドの評判、JCBゴールドをおすすめできる人などを解説します。

JCBゴールドカードは一般カードと比較するとメリットは格段に増え、特典やサービスは向上します。上級カードのみ利用できる独自サービスはぜひ知っておきましょう。

この記事を読むことで、JCBゴールドカードがあなたに適したカードかどうかが分かるのでぜひご覧ください。

JBCゴールドカード

JCBゴールドカードに今すぐ申し込む
目次

JCBゴールドカードのメリット9選

JCBゴールドカードのメリットは以下の9点です。

  • 最高1億円を補償する海外旅行傷害保険が付帯
  • 手荷物の無料宅配サービス
  • 国内主要空港とハワイ空港ラウンジを無料で利用できる
  • 世界1,100ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる
  • スマホのディスプレイ破損を最高5万円補償
  • 全国70,000ヵ所以上の映画館やスポーツクラブで優待を使える
  • 全国約1,200ヵ所の有名ゴルフ場のプレー予約を手配
  • ゴールド会員専用デスクや無料相談サービス
  • 人間ドックを優待料金で利用できる

JCBゴールドカードは、一般カードにない最高クラスの特典やサービスが多いです。

それぞれ解説します。

最高1億円を補償する海外旅行傷害保険が付帯

JCBゴールドカードは海外旅行傷害保険の保険金額が最高1億円です。

その他に海外旅行保険で補償される内容は以下のとおりです。

保険の種類保険金額
治療費用1回の事故につき300万円限度
救援者費用等400万円限度
携行品損害1旅行中50万円限度、保険期間中100万円限度
賠償責任1回の事故につき1億円限度

※付帯条件(利用付帯)

用語の解説
  • 旅行傷害保険…旅行中の死亡や後遺障害に対する補償
  • 治療費用…旅行中の事故によるけがや病気の治療費
  • 救援者費用…事故や疾病が原因で旅行者の家族が現地に向かう際の渡航費用
  • 携行品損害…盗難や破損、火災など、旅行中のトラブルや事故により被保険者の携行品に損害が生じた場合、携行品の費用を補償
  • 賠償責任…海外旅行中に偶然な事故により他人にケガをさせたり、他人のものを壊したりして損害を与え、法律上の賠償責任を負った場合

「旅行するときは保険に入らないと不安」と感じる人も、旅行代金(ツアー料金や交通費)をJCBゴールドカードで支払うことで上記保険の補償対象になります。旅行ごとに民間保険に加入する手間がかからないのはメリットです。

また、国内旅行傷害保険(最高5,000万円)や国内・海外航空機遅延保険なども付帯されており、万が一の場合にも補償が受けられます。

海外旅行傷害保険等を詳しく知りたい人はこちらを確認してください。

手荷物の無料宅配サービス

JCBトラベルデスクで対象の海外ツアーを申し込み、JCBゴールドカードで旅行代金を支払うと、手荷物の無料宅配サービスが利用できます。

手荷物の無料宅配サービスは、海外旅行の出発時と帰宅時に、自宅から空港までの配送です。移動中に重い荷物を気にする必要がなくなり、身軽でスマートに移動できます。

手荷物の無料宅配サービスの対象空港は4つです。

  • 成田国際空港(第1ターミナル・第2ターミナル)
  • 羽田空港(第2ターミナル・第3ターミナル)
  • 中部国際空港(第1ターミナル)
  • 関西国際空港(第1ターミナル)

JCBゴールドカードで手荷物の無料宅配サービスを活用して、快適な旅行を送ってください。

国内主要空港とハワイ空港ラウンジを無料で利用できる

JCBゴールドカードは、国内主要空港とハワイ空港ラウンジを無料で利用できます。

空港ラウンジではWi-Fiや充電設備を利用できたり、軽食やドリンクをもらえたりします。

今まで搭乗までの待ち時間を人通りの多い待合スペースで過ごしてきた人は、快適な空港ラウンジを使ってみましょう。

対象となる空港一覧

北海道・東北

  • 旭川空港「LOUNGE 大雪(TAISETSU)」
  • 新千歳空港「スーパーラウンジ」
  • 新千歳空港「ノースラウンジ」
  • 函館空港「ビジネスラウンジ A Spring.」
  • 青森空港「エアポートラウンジ」
  • 秋田空港「ROYALSKY LOUNGE」
  • 仙台空港「ビジネスラウンジ EAST SIDE」

関東

  • 成田国際空港第1ターミナル「IASS EXECUTIVE LOUNGE 1」
  • 成田国際空港第2ターミナル「IASS EXECUTIVE LOUNGE 2」
  • 羽田空港 第1ターミナル「POWER LOUNGE CENTRAL」
  • 羽田空港 第1ターミナル「POWER LOUNGE NORTH」
  • 羽田空港 第1ターミナル「POWER LOUNGE SOUTH」
  • 羽田空港 第2ターミナル「エアポートラウンジ(南)」
  • 羽田空港 第2ターミナル「POWER LOUNGE CENTRAL」
  • 羽田空港 第2ターミナル「POWER LOUNGE NORTH」
  • 羽田空港 第3ターミナル「SKY LOUNGE」
  • 羽田空港 第3ターミナル「SKY LOUNGE SOUTH」

中部・北陸

  • 富士山静岡空港「YOUR LOUNGE」
  • 中部国際空港セントレア「プレミアムラウンジ セントレア」
  • 新潟空港「エアリウムラウンジ」
  • 富山空港「ラウンジ らいちょう」
  • 小松空港「スカイラウンジ白山」

近畿

  • 大阪国際空港(伊丹空港)「ラウンジオーサカ」
  • 関西国際空港 カードメンバーズラウンジ「六甲」「アネックス六甲」「金剛」
  • 関西国際空港「KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA」
  • 神戸空港「ラウンジ神戸」

中国・四国

  • 岡山桃太郎空港「ラウンジ マスカット」
  • 広島空港「ビジネスラウンジ もみじ」
  • 米子空港「ラウンジ DAISEN」
  • 出雲空港「出雲縁結び空港エアポートラウンジ」
  • 山口宇部空港「ラウンジ きらら」
  • 高松空港「ラウンジ 讃岐」
  • 徳島空港「エアポートラウンジ ヴォルティス」
  • 松山空港「ビジネスラウンジ」
  • 松山空港「スカイラウンジ」
  • 高知空港「ブルースカイラウンジ」

九州・沖縄

  • 福岡空港「ラウンジTIME/ノース」
  • 福岡空港「ラウンジTIME/サウス」
  • 福岡空港「ラウンジTIMEインターナショナル」
  • 北九州空港「ラウンジ ひまわり」
  • 佐賀空港「Premium Lounge さがのがら。」
  • 長崎空港「ビジネスラウンジ アザレア」
  • 大分空港「ラウンジ くにさき」
  • 熊本空港 ラウンジ「ASO」
  • 宮崎ブーゲンビリア空港「ブーゲンラウンジひなた」
  • 鹿児島空港「スカイラウンジ 菜の花」
  • 那覇空港「ラウンジ華~hana~」

海外

ダニエル・K・イノウエ国際空港「IASS HAWAII LOUNGE」

世界1,100ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる

JCBゴールドカードは、世界1,100ヵ所以上の空港ラウンジをUS35ドルで利用できます。同伴者も同額です。

航空会社や搭乗クラスに関係なく利用できて、軽食やドリンク、新聞、雑誌、Wi-Fi、シャワーなどのサービスを受けられます。

旅行を検討中の国や地域にラウンジがあるのかはこちらを見てください。都市名や空港名で検索すると、対象ラウンジが確認できます。

JCBゴールドカードがあれば、海外旅行も空港ラウンジで快適に過ごせます。

スマホのディスプレイ破損を最高5万円補償

JCBゴールドカードは、スマホのディスプレイ破損を最高5万円補償する保険が付帯されています。自己負担額は1万円です。

スマホのディスプレイ破損について、JCB一般カードは3万円まで補償されるので、ゴールドカードは手厚い補償です。

JCBゴールドカードのスマホディスプレイ破損の対象条件は以下のとおり。

  • JCBゴールドカード本会員が所有するスマートフォン(※1)であること。
  • 保険事故発生時点で、購入後24ヵ月以内のスマートフォンであること。
  • 事故発生の時点で、補償対象スマートフォンの通信料を直近3ヵ月以上連続でJCBカード本会員が支払っていること。

※1 家族のスマートフォンで、通信料の支払いおよび通信契約をJCBゴールドカード本会員が行っている場合を含みます。通信料を家族カードで支払いされている場合は対象になりません。

スマホは生活に欠かせない必須アイテムなので、破損時に補償してくれるJCBゴールドカードはありがたいです。

全国70,000ヵ所以上の映画館やスポーツクラブで優待を使える

JCBゴールドカードでは「JCB GOLD Service Club Off」に登録すると、全国70,000ヵ所以上の優待店をお得に使えます。この会員登録は無料です。

優待は色んなカテゴリーから選べます。

  • 映画鑑賞
  • カラオケ
  • スポーツクラブ
  • 国内の宿泊
  • ホテルレストラン
  • ファミリーレストラン
  • 居酒屋 など

優待が使えるお店でJCBゴールドカードを使って、お得を体感してください。

全国約1,200ヵ所の有名ゴルフ場のプレー予約を手配

JCBゴールドカードはゴルフ好きにおすすめのクレジットカードです。

電話で希望地域や日時を伝えるだけで、有名なゴルフ場の予約ができるからです。相談対応もしてくれるため、ゴルフ場の予約になれていない人も安心です。

ゴルフ場予約サービスは無料で利用できます。ゴルフ場に行く機会の多い人、これからゴルフを始める人は、JCBゴールドカードの予約サービスで気軽にゴルフ場を申し込んでください。

ゴールド会員専用デスクや無料相談サービス

JCBゴールドカードでは3つの電話相談サービスを受けられます。相談料は無料です。

ゴールド会員専用デスククレジットカード全般の問い合わせ
ドクターダイレクト24(国内)健康や介護、育児に関する相談
(24時間、年中無休)
JCB暮らしのお金相談ダイヤル税や年金、資産運用の相談

「介護や育児、お金の悩みは知り合いに言いづらい。でも誰かに聞いてほしい。」

そう思っている人なら、この電話サービスを使うと良いでしょう。話したい時に、電話1本で話せる相手がいます。

悩みは早めに吐き出すのが大事です。気軽に相談して、心身の健康につなげましょう。

JCB暮らしのお金相談ダイヤルは、税理士やファイナンシャルプランナーに直接相談できるので、無料サービスとして使わない手はありません。

X(Twitter)では「電話相談サービスを知って、JCBゴールドカードを申し込んだ」という人もいました。

JCBゴールドカードがあれば、生活の悩みを解決する一助となるでしょう。

人間ドックを優待料金で利用できる

JCBゴールドカードを持つと、本会員や家族会員は人間ドックを優待料金で利用できます。

人間ドックの事前予約で「JCBゴールドカード会員であること」を伝え、受診料をJCBゴールドカードで支払うことが条件です。

各医療機関によってコースの種類や検査内容、優待料金は異なります。詳細は直接医療機関に問い合わせてください。

人間ドックサービスの提携医療機関の一覧はこちら

人間ドックは高額な費用がかかります。少しでも安く人間ドックを受けたい人は、ぜひ活用しましょう。

以上がJCBゴールドカードのメリット9選です。

JCBゴールドカードのデメリット2選

JCBゴールドカードのデメリットは以下の2点です。

  • 年会費が11,000円かかる
  • 基本還元率が0.5%と低い

それぞれ解説します。

年会費が11,000円かかる

JCBゴールドカードは年会費が11,000円(税込)かかります。

「JCBのサービスや特典を使ってお得になるかどうか」の見極めが重要です。

またオンライン入会であれば、JCBゴールドカードは初年度の年会費が無料です。

初年度無料を考慮すると、

  • 2年使った時の1年あたりの年会費は5,500円
  • 3年使った時の1年あたりの年会費は約7,333円

このように考えると、ゴールドカードのサービスが受けられる費用としては安く感じられるかもしれません。

基本還元率が0.5%と低い

JCBゴールドカードは基本還元率が0.5%と低いです。

ほとんどのJCBカードは還元率が0.5%なので、ゴールドカードだけの欠点とは言えません。しかし1%還元のクレジットカードもあるため、基本還元率に重点を置く人は不満に思われるでしょう。

JCBカードは対象のコンビニやスーパーで還元率が3倍になるため、優待店なら高還元で利用できます。

優待店の活用ができればJCBゴールドカードの欠点を補えるので、他のカテゴリーの対象店舗も確認して、自分に合ったカードか確認してください。

JCBゴールドカードの基本情報

JCBゴールドカードの基本情報を解説します。

JCBゴールドカードの年会費や家族カード、ETCカード、申込対象者について

 JCBゴールドカード
年会費(税込)11,000円、初年度無料
家族カード(税込)1名無料、2人目より1名につき1,100円
ETCカード無料
対象者20歳以上(学生除く)で本人に安定継続収入のある人

本会員の年会費は、オンライン申し込みなら初年度無料です。ただし他のJCBカードから乗り換えた場合は、初年度から11,000円(税込)かかります。

JCBゴールドカードの基本還元率は0.5%です。ポイント優待店や海外での支払いは還元率が2倍以上になるため、優待店の利用で獲得ポイントに差が付いてくるでしょう。

カード利用で貯まるOki Dokiポイントは、JCBゴールドカードを使えば有効期限は3年に延長されます。一般カードの2年と比べると、時間をかけて貯めることができ、ポイントが失効しにくいです。

JCBゴールドカードはナンバーレスまたは裏面ナンバーありを選択できるため、セキュリティを気にする人も安心して申し込めます。

JCBゴールドカードからさらにワンランク上を目指す人へ

JCBゴールドカードを使い続けることで、さらに上位カード「JCBゴールド ザ・プレミア」のインビテーション(招待状)が届く可能性があります。

JCBゴールド ザ・プレミアは招待制のため、申し込むことはできません。JCBから信頼を勝ち取った人だけが持てるクレジットカードです。

どのような条件を達成すればJCBゴールド ザ・プレミアに招待されるのか、お伝えします。

  1. JCB ORIGINAL SERIES対象のJCBゴールドのショッピング利用合計金額が2年連続で100万円(税込)以上の人。(集計期間:12月16日~翌年12月15日)
  2. 本会員が会員専用WEBサービス「MyJCB」に受信可能なEメールアドレスを登録していること。(毎年1月31日まで)

1の条件は、以下のように改定される予定です。

2025年のご招待(2025年2月下旬~3月上旬頃予定)より、JCBゴールド ザ・プレミアの招待条件が改定となります。

JCBゴールドのショッピング利用合計金額が、以下のいずれかに該当する方

(1)2年間連続で100万円(税込)以上ご利用の方

集計期間:2022年12月16日(金)~2023年12月15日(金)、2023年12月16日(土)~2024年12月15日(日)

または

(2)1年間で200万円(税込)以上ご利用の方

集計期間:2023年12月16日(土)~2024年12月15日(日)

(出典)JCB

今までJCBゴールド ザ・プレミアを手に入れるには2年ほどかかりましたが、改定により1年ほどで入手できるようになりました。

JCBゴールドカードからステップアップを目指す人には、短期間で上級カードにランクアップできるので朗報です。

JCBゴールド ザ・プレミアの詳細は、次の比較で解説します。

JCBゴールドカードと他のJCBカードを比較

JCBゴールドカードは他のJCBカードと比較して、どんなカードなのか確認します。

 JBCゴールドカード
JCBゴールドカード  
JCBカードW
JCB一般カード
JCB GOLD EXTAGE
JCB GOLD EXTAGE
JCBゴールド ザ・プレミア
JCBゴールド ザ・プレミア
年会費(税込)11,000円
初年度無料
1,375円
MyJチェック登録と年間50万円以上の利用で翌年無料
3,300円
初年度無料
16,500円(11,000円+サービス年会費5,500円)
年間100万円以上の利用でサービス年会費無料
家族カード(税込)1名無料、2人目より1名につき1,100円440円、本会員無料なら無料1名無料、2人目より1名につき1,100円1名無料、2人目より1名につき1,100円
基本還元率0.5%0.5%1.5%(入会後3ヵ月)、その後0.75%0.5%
対象者20歳以上(学生除く)で本人に安定継続収入のある人18歳以上(高校生除く)で本人または配偶者に安定継続収入のある人20歳以上(学生除く)29歳以下で本人に安定継続収入のある人招待制(申し込み不可)
旅行傷害保険海外最高1億円、国内最高5,000万円海外/国内最高3,000万円海外/国内最高5,000万円海外最高1億円、国内最高5,000万円

次にゴールドカードと3枚のカードをそれぞれ比較します。

JCBゴールドカードとJCB一般カードを比較

 JBCゴールドカード
JCBゴールドカード
JCBカードW
JCB一般カード
年会費(税込)11,000円
初年度無料
1,375円
MyJチェック登録と年間50万円以上の利用で翌年無料
家族カード(税込)1名無料、2人目より1名につき1,100円440円、本会員無料なら無料
基本還元率0.5%0.5%
対象者20歳以上(学生除く)で本人に安定継続収入のある人18歳以上(高校生除く)で本人または配偶者に安定継続収入のある人
旅行傷害保険海外最高1億円、国内最高5,000万円海外/国内最高3,000万円

JCB一般カードは年間50万円のカード利用で翌年の年会費が無料となるため、費用を減らしたい人におすすめです。家族カードは440円(税込)かかるものの、本会員の年会費が無料になった年は家族カードも無料になります。

ただし、JCB一般カードは年会費が安い分、旅行傷害保険はゴールドカードと比べると低いです。

旅行保険が不要の人や特典やサービスにこだわりがない人なら、JCB一般カードも候補になるでしょう。

JCBゴールドカードとJCB GOLD EXTAGEを比較

 JBCゴールドカード
JCBゴールドカード  
JCB GOLD EXTAGE
JCB GOLD EXTAGE
年会費(税込)11,000円、初年度無料3,300円、初年度無料
家族カード(税込)1名無料、2人目より1名につき1,100円1名無料、2人目より1名につき1,100円
基本還元率0.5%1.5%(入会後3ヵ月)、その後0.75%
対象者20歳以上(学生除く)で本人に安定継続収入のある人20歳以上(学生除く)29歳以下で本人に安定継続収入のある人
旅行傷害保険
付帯条件(利用付帯)
海外最高1億円、国内最高5,000万円海外/国内最高5,000万円

JCB GOLD EXTAGEは20代が申し込めるゴールドカードで、年会費が3,300円(税込)とJCBゴールドカードの3分の1以下です。

また基本還元率が0.75~1.5%となっており、JCBカードの中でもポイントを貯めやすいです。

JCB GOLD EXTAGEは5年間カードを使って更新を迎えると、審査の上、JCBゴールドカードへ切り替えられます。JCBゴールドカードを申し込む前に、カードの利用実績を積みたい人におすすめの1枚です。

JCBゴールドカードとJCBゴールド ザ・プレミアを比較

 JBCゴールドカード
JCBゴールドカード  
JCBゴールド ザ・プレミア
JCBゴールド ザ・プレミア
年会費(税込)11,000円、初年度無料16,500円(11,000円+サービス年会費5,500円)
年間100万円以上の利用でサービス年会費無料
家族カード(税込)1名無料、2人目より1名につき1,100円1名無料、2人目より1名につき1,100円
基本還元率0.5%0.5%
対象者20歳以上(学生除く)で本人に安定継続収入のある人招待制(申し込み不可)
旅行傷害保険海外最高1億円、国内最高5,000万円海外最高1億円 国内最高5,000万円

JCBゴールド ザ・プレミアの年会費は年間100万円以上のカード利用があれば、JCBゴールドカードと同じ11,000円(税込)です。

追加費用なしでサービスがグレードアップすると考えるとお得なクレジットカードです。

JCBゴールド ザ・プレミアはプライオリティ・パスが無料で申し込めます。

プライオリティ・パスを持つと、世界148の国と地域にある空港ラウンジを無料で利用できます。

プライオリティ・パスには3ランクあり、JCBゴールド ザ・プレミアは1番高いランク(プレステージ会員)です。空港ラウンジを何度使っても追加費用はかかりません。

プライオリティ・パスの公式ホームページではプレステージ会員の年会費はUS469ドルと案内されているので、日本円に換算すると68,005円です。(1ドル=145円で計算)

空港ラウンジにはWi-Fi接続や充電設備があり、軽食やアルコールを含むドリンクサービスなど、快適に過ごせます。

プライオリティ・パスに魅力を感じるなら、JCBゴールド ザ・プレミアへの招待に挑戦しましょう。

JCBゴールドカードと他社カードの違い

次に他社のゴールドカードと比較します。

 JBCゴールドカード
JCBゴールドカード  
三井住友カード ゴールド(NL)
三井住友カードゴールド(NL)
楽天プレミアムカード
楽天ゴールドカード
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費(税込)11,000円、初年度無料5,500円、年間100万円利用で翌年度以降、無料2,200円11,760円(月会費980円×12ヵ月)
基本還元率0.5%0.5%~1.5%1%0.5%
空港ラウンジ国内主要34空港とハワイ空港が無料
世界1,100ヵ所以上の空港を利用可能
国内主要34空港とハワイ空港が無料国内主要34空港が年間2回無料なし
旅行保険海外最高1億円(家族特約あり)、国内最高5,000万円(利用付帯)海外/国内最高2,000万円海外最高2,000万円なし

比較項目は年会費、基本還元率、空港ラウンジサービス、旅行保険の4つです。

それぞれ解説します。

年会費

JCBゴールドカードと他社のゴールドカード3枚の年会費を比較します。

 JBCゴールドカード
JCBゴールドカード  
三井住友カード ゴールド(NL)
三井住友カードゴールド(NL)
楽天プレミアムカード
楽天ゴールドカード
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費(税込)11,000円
初年度無料
5,500円
年間100万円利用で翌年度以降、無料
2,200円11,760円(月会費980円×12ヵ月)

ゴールドカードであっても年会費は、2,200円から11,760円と大きく異なります。

また三井住友カードゴールド(NL)のように、条件を達成すれば年会費が永年無料となるカードもあります。

セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは月会費という珍しいクレジットカードです。月会費980円ですが、毎月スターバックスのドリンクチケット(eGift)が500円分もらえるため、その他のサービスを月会費480円で利用しているとも考えられます。

このようにクレジットカードごとに特典やサービスが異なるため、年会費だけを比較してもクレジットカードを選ぶことはできません。

基本還元率

次にJCBゴールドカードと他社のゴールドカード3枚の基本還元率を比較します。

 JBCゴールドカード
JCBゴールドカード  
三井住友カード ゴールド(NL)
三井住友カードゴールド(NL)
楽天プレミアムカード
楽天ゴールドカード
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
基本還元率0.5%0.5%~1.5%1%0.5%

基本還元率はカード利用で貯まるポイントで、各カードの優待店舗やポイントアップなどを含まない還元率です。

楽天ゴールドカードは還元率1%と優良カードです。

三井住友カードゴールド(NL)は年間100万円以上の利用をすれば、追加で10,000ポイントもらえます。そのため仮に年間利用額が100万円だった場合は、基本還元率が1.5%です。

ポイントを多く貯めたい人は、カード利用額に応じて基本還元率が変わる場合も考慮する必要があります。

空港ラウンジサービス

JCBゴールドカードと他社のゴールドカード3枚の空港ラウンジサービスを比較します。

 JCBゴールドカード  三井住友カードゴールド(NL)楽天ゴールドカードセゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
空港ラウンジ国内主要34空港とハワイ1空港が無料
世界1,100ヵ所以上の空港をUS35ドルで利用
国内主要34空港とハワイ1空港が無料国内主要34空港とハワイ1空港が年間2回無料なし
家族会員(国内・ハワイ)無料
(海外)有料
無料無料
同伴者(国内・ハワイ)有料
(海外)有料
有料有料

海外の空港ラウンジを使えるJCBゴールドカードが優れています。

JCBゴールドカード、三井住友カードゴールド(NL)、楽天ゴールドカードは、家族会員も空港ラウンジが無料です。また3枚とも同伴者は有料です。

楽天ゴールドカードは年2回まで(毎年9月1日から翌年8月31日の1年間)という条件付きなので、使用回数を意識しなければいけません。

空港ラウンジでは軽食を取ったり、ドリンクを飲んだりできます。搭乗前後の時間をゆっくりくつろぎたい人は、空港ラウンジサービスが充実したクレジットカードを選びましょう。

旅行保険

JCBゴールドカードと他社のゴールドカード3枚の旅行保険を比較します。

海外旅行保険と国内旅行保険に分けて確認します。

先に結論を言うと、JCBゴールドカードが他のカードより優秀です。

※セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは旅行保険が付帯されていないため、比較表に記載していません。

海外旅行保険

 JCBゴールドカード  三井住友カードゴールド(NL)楽天ゴールドカード
傷害による死亡・後遺障害最高1億円最高2,000万円最高2,000万円
治療費用300万円100万円200万円
救援者費用400万円150万円200万円
携行品損害50万円20万円20万円
賠償責任1億円限度2,500万円3,000万円
家族特約ありなしなし
付帯条件利用付帯利用付帯利用付帯

JCBゴールドカードが非常に手厚い補償です。

治療費用が300万円まで補償されるため、海外で高額な治療費がかかる際も十分カバーできるでしょう。

また家族特約が適用されるのはJCBゴールドカードだけです。

家族特約はJCBゴールド本会員と生計を共にする家族で、19歳未満の子供が対象です。補償額は本会員より低いですが、補償される安心感はあります。

 JCBゴールドカード 家族特約
傷害による死亡・後遺障害最高1,000万円
治療費用200万円
救援者費用200万円
携行品損害50万円
賠償責任2,000万円限度

国内旅行保険

 JCBゴールドカード  三井住友カードゴールド(NL)楽天ゴールドカード
死亡・後遺障害最高5,000万円  最高2,000万円なし
入院日額5,000円
手術5,000円×(10~40倍)
通院日額2,000円
付帯条件利用付帯利用付帯

国内旅行保険は付帯していないクレジットカードも多い中、JCBゴールドカードは入院や手術、通院の補償をしています。

JCBゴールドカードの家族会員も同じ内容が補償されます。国内旅行が多い人にとっては、万が一の補償があると安心です。

三井住友カードゴールド(NL)は死亡や後遺障害の場合のみ補償され、家族会員も適用されます。

保険内容は概要を説明したものであり、実際の保険金の支払い可否は、普通保険約款や特約などに基づきます。また、事故内容によっては補償の対象とならない場合もあります。

各カード会社の旅行保険の詳細はこちらで確認してください。

JCBゴールドカードの評判

X(Twitter)よりJCBゴールドカードの評判を紹介します。

良い評判

悪い評判

JCBゴールドカードの審査基準

JCBゴールドカードの審査基準は公表されていません。審査基準は明確に分からないものの、上級カードの審査なので一般カード以上に厳格に行われている可能性が高いです。

JCBゴールドカードの申込対象者は「20歳以上(学生除く)で本人に安定継続収入のあること」とされており、収入は安定と継続が求められます。会社員や公務員としての勤務期間が一定期間ある場合は、審査に通りやすいことが推測されます。

一方で収入が不安定と判断されるのは専業主婦(主夫)やパート・アルバイトの人です。ただし、これらの人を「対象者から除く」と明記されているわけではないので、その他の条件も考慮する必要があるでしょう。

例えば「他のクレジットカードを申し込んだばかりではないか」「クレジットヒストリー(過去のカードやローンの利用履歴)に難点はないか」などをチェックします。これらの情報は審査時にチェックされるため、該当する人は申し込みを先延ばしした方が良いです。

クレジットカードの審査基準は明記されていないことが多いですが、口コミなども参考にしながら申し込むようにしてください。

JCBゴールドカードがおすすめな人4選

  • JCBのクレジットカードで利用実績がある人
  • 国内外の旅行や出張が多い人
  • カード利用額が220万円を超える人
  • さらに上級カードを目指す人

JCBゴールドカードがおすすめな人4選について、順に解説します。

JCBのクレジットカードで利用実績がある人

すでにJCBカードを利用している人は、JCBとしても上級カードを目指してほしいお客様です。そのため利用実績を十分に積み重ねていれば、JCBゴールドカードを申し込むことをおすすめします。

またJCBカードを使い慣れている人は、JCB独自のポイントアップや優待について、すでに詳しいのではないでしょうか。

ゴールドカードに切り替えた後に、情報収集をする必要はほとんどなく、他社のクレジットカードに切り替えるよりスムーズにカードを移行できる強みがあります。

国内外の旅行や出張が多い人

JCBゴールドカードは旅行保険が充実しています。「旅行保険がある安心感」、「旅行の都度、民間保険に入る必要がない」などをメリットと思う人であれば、JCBゴールドカードは有力な選択肢です。

国内外のショッピング保険も年間最大500万円まで補償されるので、旅行中にショッピングを楽しみたい人にもおすすめです。

ショッピング保険はJCBゴールドカードで購入した商品に破損や盗難などの損害が発生した場合に適用されます。

付帯保険が充実しているからこそ、旅行や出張が多い人はJCBゴールドカードの利用を検討しましょう。

カード利用額が220万円を超える人

JCBゴールドカードの損益分岐点は、カード利用額が220万円です。これは基本還元率0.5%で220万円使用した時の還元ポイントが11,000円相当となり、年会費と同額になるからです。

220万円以上の利用があれば、JCBゴールドカードでお得を手に入れましょう。

もし220万円使うか分からない人は、口座振替や現金払いの支出をクレジットカード払いに変更するなど、ポイントが貯まりやすくなる工夫を行ってください。

さらに上級カードを目指す人

JCBゴールドカードのさらに上級カードには「JCBゴールド ザ・プレミア」「JCBプラチナ」などがあります。

JCBゴールド ザ・プレミアは招待制のクレジットカードとなっており、JCBゴールドカードで利用実績を積むことが条件です。

ステータスカードに魅力を感じる人や上昇志向の人は、JCBゴールドカードのさらに上位カードを目指してください。

もう1つのJCBプラチナは申し込み可能なクレジットカードです。ゴールドカード以上に審査は厳しくなるため、やはりゴールドカードで実績を積んで申し込むべきでしょう。JCBプラチナについては別記事で解説します。

JCBゴールドカードを使いこなす方法

JCBゴールドカードを使いこなすには、まずメリットを知ることが重要です。上級カードは一般カードにはない独自のキャンペーンや特典があるためです。

今回紹介したJCBゴールドカードのメリットはこの9点です。

  • 最高1億円を補償する海外旅行傷害保険が付帯
  • 手荷物の無料宅配サービス
  • 国内主要空港とハワイ空港ラウンジを無料で利用できる
  • 世界1,100ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる
  • スマホのディスプレイ破損を最高5万円補償
  • 全国70,000ヵ所以上の映画館やスポーツクラブで優待を使える
  • 全国約1,200ヵ所の有名ゴルフ場のプレー予約を手配
  • ゴールド会員専用デスクや無料相談サービス
  • 人間ドックを優待料金で利用できる

特に「手荷物の無料宅配サービス」や「スマホのディスプレイ補償」「人間ドックの優待」などは機会があれば、使うべきサービスです。

JCBゴールドカードはサービス盛りだくさんのクレジットカードなので、ぜひ使い込んでください。

よくある質問

よくある質問に回答します。

JCBゴールドカードの申込方法は?

JCBゴールドカードの申込方法は「ナンバーレス」と「カード番号あり」で異なります。

(ナンバーレス)

①インターネットで申し込む、②入会審査、③MyJCBをダウンロード、④MyJCB内にカード番号を表示、⑤約1週間でカードが届く

(カード番号あり)

①インターネットで申し込む、②入会審査、③約1週間でカードが届く

入会時の注意点は、公式ホームページで確認できます。

JCBゴールドカードは年会費が無料になるのか?

JCBゴールドカードはオンライン申し込みであれば、初年度の年会費が無料です。

すでにJCBカードを持っている人が、JCBゴールドカードに切り替える場合は初年度から年会費がかかります。

JCBカードWからJCBゴールドカードに切り替えるメリットは?

JCBゴールドカードはJCBカードWに比べて、付帯保険やサービス、特典が豊富です。

旅行傷害保険を比較すると、以下のとおりです。

  • JCBゴールドカード…(海外)最高1億円・家族特約あり、(国内)最高5,000万円
  • JCBカードW…(海外)最高2,000万円、(国内)付帯なし

旅行や出張の多い人は、JCBゴールドカードを利用するとメリットが多いでしょう。

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