選択ミスしない!目的別でANAカードおすすめ13選を比較!選び方やデメリットも解説

「ANAカードを一覧表でサクッと比較したい」

「ANAカードを一覧表でサクッと比較したい」

など、ANAカードを比較したいと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

ANAカードは種類が豊富ですが、項目を1つずつ比較するとカードの違いが分かります。

この記事では、ANAカードを3つの項目に分けて解説します。

  • 年会費が無料や低コスト
  • マイル還元率が高い
  • ステータスになる
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厳選した13枚のANAカードから目的に合った最適な1枚を見つけましょう。

目次

目的①年会費が無料・低コストのANAカード7選

スクロールできます
 ANZ-JCB^ZEROカード
ANA JCBカード ZERO
ANA JCB 一般カード
ANA JCB一般カード
ana-visa-ippan
ANA VISA 一般カード
ソチカ一般カード
ANA To Me CARD PASMO JCB
(ソラチカ一般カード)
ANAアメリカンエクスプレス
ANAアメリカン・
エキスプレス・カード
ANA-JCB-wideカード
ANA JCBワイドカード
ANA JCB 学生カード
ANAカード(学生用)JCBカード
本会員年会費(税込)5年間無料2,200円 (初年度無料)2,200円 (初年度無料)2,200円 (初年度無料)7,700円7,975円在学中無料
家族会員年会費(税込)5年間無料1,100円 (初年度無料)1,100円 (初年度無料)1,100円 (初年度無料)2,750円1,650円家族カードを発行しない
マイル交換2倍の移行手数料(税込)2倍コースは選べない5,500円6,600円5,500円6,600円(ポイント移行コース)5,500円無料
マイル還元率0.5%0.5%0.5%0.5%1%0.5%0.5%
入会・継続マイルなし1,000マイル1,000マイル1,000マイル1,000マイル2,000マイル1,000マイル
搭乗ボーナスマイル10%10%10%10%10%25%10%
付帯保険やサービス海外ショッピング保険100万円・海外旅行傷害保険1,000万円
・海外ショッピング保険100万円
・海外旅行傷害保険1,000万円
・海外ショッピング保険100万円
・海外旅行傷害保険1,000万円
・海外ショッピング保険100万
・海外旅行傷害保険3,000万円
・国内旅行傷害保険2,000万円
・国内外ショッピング保険200万
・海外旅行傷害保険5,000万円
・海外ショッピング保険100万円
・海外旅行傷害保険1,000万円
・海外ショッピング保険100万円

ANAカードを選ぶ際に年会費に重点を置くなら、下表の7枚がおすすめです。

それぞれ解説します。

ANA JCBカードZERO

ANZ-JCB^ZEROカード
 ANA JCBカードZERO
本会員年会費(税込)5年間無料
家族会員年会費(税込)5年間無料
マイル交換2倍の移行手数料(税込)2倍コースは選べない
マイル還元率0.5%
入会・継続マイルなし
搭乗ボーナスマイル10%
付帯保険やサービス海外ショッピング保険100万円
対象年齢18歳以上29歳以下(学生不可)

本会員や家族会員の年会費をかけずにマイルを貯めるなら、ANA JCBカードZEROがおすすめです。

18歳以上29歳以下の社会人向けのカードで、5年間は費用負担なく所有できるため、クレジットカードやマイルの初心者も安心して申し込めます。

ANA JCBカードZEROは5年間使用すると、ANA JCB一般カードに自動的に切り替えられます。

ANA JCBカードZEROにはデメリットもあります。1つ目は旅行傷害保険が付帯されていないこと。2つ目は入会・継続マイルが付与されないことです。

一方で、搭乗ボーナスマイルがANA一般カードと同様に10%付与されるため、マイルを貯められます。

ANAカードをどれだけ使うか分からない人やサブカードとして使う人なら、ANA JCBカードZEROでマイル獲得に初挑戦すると良いでしょう。

ANA JCB一般カード

ANA JCB 一般カード
 ANA JCB一般カード
本会員年会費(税込)2,200円 (初年度無料)
家族会員年会費(税込)1,100円 (初年度無料)
マイル交換2倍の移行手数料(税込)5,500円
マイル還元率0.5%
入会・継続マイル1,000マイル
搭乗ボーナスマイル10%
付帯保険やサービス海外旅行傷害保険1,000万円
海外ショッピング保険100万円
対象年齢18歳以上(学生不可)

ANA JCB一般カードの特長は、マイルの移行手数料がANA一般カード(VisaやMastercard)より1,100円安いことです。

マイル移行手数料は下表のとおりです。

コース名マイル移行レートJCB一般カード 
移行手数料
(税込/年額)
Visa・Mastercard一般カード 移行手数料(
税込/年額)
マイル自動移行2倍コース5,500円6,600円
通常コース無料無料
マイル手動移行2倍コース5,500円6,600円
通常コース無料無料

ANAカードを利用して貯めたポイントをマイルに移行する場合は、自動移行手動移行を選択します。

自動移行は、通常獲得ポイントを毎月自動でマイルに移行するコース。手動移行は、ポイントを好きな時にマイルに交換できるコースです。

自動移行か手動移行を選択し、マイル移行レートを2倍または通常(1倍)のどちらにするか選びます。

JCBカードで貯まるOki Dokiポイントは1ポイント5円相当ですが、通常コースなら5マイル、2倍コースなら10マイルに移行できます。

移行手数料は、JCBがVisaやMasterCardより安いため、ANA JCB一般カードを選ぶ人が多いです。

ANA VISA 一般カード

ana-visa-一般
 ANAカード(一般カード)
本会員年会費(税込)2,200円 (初年度無料)
家族会員年会費(税込)1,100円 (初年度無料)
マイル交換2倍の移行手数料(税込)6,600円
マイル還元率0.5%
入会・継続マイル1,000マイル
搭乗ボーナスマイル10%
付帯保険やサービス海外旅行傷害保険1,000万円
海外ショッピング保険100万円
対象年齢18歳以上(学生不可)

ANA一般カードは、国際ブランドをVisaやMastercardにしたい人におすすめです。

初年度の年会費は無料のため、自分に合っているクレジットカードかどうかを試せます。

基本的にANA JCB一般カードと同じ機能を持っていて、マイル移行手数料は6,600円(税込)かかります。

マイル獲得に向けてまずは一般カードを利用し、将来的にVisaやMastercardの上級カードを使うこともおすすめです。

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般カード)

ソチカ一般カード
本会員年会費(税込)2,200円 (初年度無料)
家族会員年会費(税込)1,100円 (初年度無料)
マイル交換2倍の移行手数料(税込)5,500円
マイル還元率0.5%
入会・継続マイル1,000マイル
搭乗ボーナスマイル10%
付帯保険やサービス海外旅行傷害保険1,000万円
海外ショッピング保険100万
対象年齢18歳以上(高校生不可)

ANA To Me CARD PASMO JCB(以下、「ソラチカ一般カード」)は、「To Me CARD PASMO」と「ANAカード」の機能が1つになったカードです。

ソラチカ一般カードは、東京メトロの利用で貯めたメトロポイントをANAマイルに交換できます。そのため東京メトロを利用するなら、ソラチカ一般カードが最適解です。

また、ソラチカ一般カードで買い物をすれば、JCBのOki Dokiポイントがもらえます。マイル移行手数料が安く設定されているので、1ポイント10マイルに交換するとマイルが貯まりやすいです。

首都圏にお住まいの人は、ぜひソラチカ一般カードを検討してください。

ANAアメリカン・エキスプレス・カード

ANAアメリカンエクスプレス
 ANAアメリカン・エキスプレス・カード
本会員年会費(税込)7,700円
家族会員年会費(税込)2,750円
マイル交換2倍の移行手数料(税込)6,600円(ポイント移行コース
マイル還元率1%
入会・継続マイル1,000マイル
搭乗ボーナスマイル10%
付帯保険やサービス・海外旅行傷害保険3,000万円
・国内旅行傷害保険2,000万円
・海外・国内ショッピング保険200万円
・国内外の空港ラウンジ無料
・手荷物無料宅配
対象年齢20歳以上(学生不可)

ANAアメリカン・エキスプレス・カードは年会費が7,700円(税込)ですが、費用に見合った優良カードです。

基本還元率が1%で、海外旅行傷害保険は3,000万円、国内旅行傷害保険は2,000万円となっていて、先に紹介したANAカードより手厚い補償です。

国内外29空港のラウンジを利用でき、同伴者1名も無料のため、空港ロビーでダラダラと過ごす時間をなくせます。

またANAアメリカン・エキスプレス・カードは、マイル移行のためにポイント移行コースに登録すると、登録期間中ポイントの有効期間が無期限になります。ポイントがいつ失効するかを気にせずにマイルを貯められるので安心です。

ただし、ポイント移行コースは年間6,600円(税込)がかかり、ANAマイルの有効期限は移行された月から36ヶ月後の月末までとなっています。

その点を考慮して、焦らずにマイルを貯めたい人は、ANAアメリカン・エキスプレス・カードをおすすめです。

ANA JCBワイドカード

ANA-JCB-wideカード
 ANA JCBワイドカード
本会員年会費(税込)7,975円
家族会員年会費(税込)1,650円
マイル交換2倍の移行手数料(税込)5,500円
マイル還元率0.5%
入会・継続マイル2,000マイル
搭乗ボーナスマイル25%
付帯保険やサービス海外旅行傷害保険5,000万円
海外ショッピング保険100万円
対象年齢18歳以上(学生不可)

ANA JCBワイドカードは入会・継続マイルが2,000マイル、搭乗ボーナスマイルが25%です。これは後で紹介するゴールドカードと同じマイル数です。

搭乗回数が増えれば、ANA一般カードよりマイルが貯まります。またJCBの強みであるマイル2倍コースを活用すれば、コスパ良くマイルを貯めていけるでしょう。

ANA JCBワイドカードの特長の1つに、海外旅行傷害保険が最高5,000万円と高く設定されていることが挙げられます。国際線の利用が多く、旅行保険を付帯したい人には最適なカードです。

ANAカード(学生用)JCBカード

ANA JCB 学生カード
 ANAカード(学生用)JCBカード
本会員年会費(税込)在学中無料
家族会員年会費(税込)家族カードを発行しない
マイル交換2倍の移行手数料(税込)無料
マイル還元率0.5%
入会・継続マイル1,000マイル
搭乗ボーナスマイル10%
付帯保険やサービス海外旅行傷害保険1,000万円
海外ショッピング保険100万円
対象年齢18歳以上の学生(日本国内の大学院、大学、短大、専門学校、高専の4・5年生)で日本国内での支払いが可能な方

ANAカード(学生用)JCBカードは、大学生も発行できるクレジットカードです。

在学中は年会費が無料にも関わらず、入会・継続マイルや搭乗ボーナスがもらえます。

さらにマイル交換2倍コースのマイル移行手数料がかかりません。他の一般カードは移行手数料が5,500円~6,600円かかる中で、学生に費用負担を求めない心優しいカードです。

就職活動や旅行など、大学生ならではのANA利用に対して恩恵を受けやすいです。

ANAカード(学生用)JCBカードで普段の生活費などを支払い、学生の時からマイルを貯めていきましょう。

目的②マイルが高還元率で貯まるANAカード2選

ANAカードを選ぶ際にマイル還元率に重点を置くなら、下表の2枚がおすすめです。

 
ANA JCBワイドゴールドカード
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD
(ソラチカゴールドカード)
本会員年会費(税込)15,400円15,400円
家族会員年会費(税込)4,400円2,200円
マイル交換2倍の移行手数料(税込)無料無料
マイル還元率1%1%
入会・継続マイル2,000マイル2,000マイル
搭乗ボーナスマイル25%25%
付帯保険やサービス・海外旅行傷害保険1億円
・国内旅行傷害保険5,000万円
・海外・国内ショッピング保険500万円
・空港ラウンジ無料 など
・海外旅行傷害保険1億円
・国内旅行傷害保険5,000万円
・海外・国内ショッピング保険500万円
・国内・海外航空機遅延保険 など

それぞれ解説します。

ANA JCBワイドゴールドカード

ANAワイドゴールド
本会員年会費(税込)15,400円
家族会員年会費(税込)4,400円
マイル交換2倍の移行手数料(税込)無料
マイル還元率1%
入会・継続マイル2,000マイル
搭乗ボーナスマイル25%
付帯保険やサービス・海外旅行傷害保険1億円
・国内旅行傷害保険5,000万円
・海外・国内ショッピング保険500万円
・空港ラウンジ無料
・ビジネスクラス専用カウンター利用可能
・ゴールド会員専用デスクがある
対象年齢20歳以上(学生不可)

ANA JCBワイドゴールドカードは年会費が15,400円(税込)ですが、一般カード以上にメリットがあります。まずマイル交換2倍の移行手数料がかかりません。

先に紹介したANA JCBワイドカードは年会費が7,975円(税込)、マイル移行手数料が5,500円(税込)なので、合わせると13,475円です。

ゴールドカードとの差は約2,000円と考えると、ゴールドカードの特典が気になるところ。

ANA JCBワイドゴールドカードは海外旅行傷害保険が1億円に増額され、国内旅行傷害保険5,000万円も付帯されます。

またANA国際線エコノミークラスを利用する際に、ビジネスクラス専用カウンターでチェックインできます。

ゴールド会員専用デスクを利用すれば、カードの気になった点などを解決できるのも嬉しい特典です。

マイルを高還元で貯めつつ、空港サービスを充実させたい人にANA JCBワイドゴールドカードはおすすめです。

ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)

ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)
 ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD
(ソラチカゴールドカード)
本会員年会費(税込)15,400円
家族会員年会費(税込)2,200円
マイル交換2倍の移行手数料(税込)無料
マイル還元率1%
入会・継続マイル2,000マイル
搭乗ボーナスマイル25%
付帯保険やサービス・海外旅行傷害保険1億円
・国内旅行傷害保険5,000万円
・海外・国内ショッピング保険500万円
・国内・海外航空機遅延保険
・カード盗難保険 ・空港ラウンジ無料
対象年齢20歳以上(学生不可)

ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(以下、「ソラチカゴールドカード」)はソラチカ一般カードの上級カードです。

東京メトロの乗車に対して、以下のとおりポイントが貯まります。

スクロールできます
 ソラチカゴールドカードソラチカ一般カード
平日(1乗車ごと)20ポイント5ポイント
土休日(1乗車ごと)40ポイント15ポイント

ソラチカゴールドカードは、ソラチカ一般カードと比べると平日なら4倍、休日なら約2.6倍のポイントが貯まります。

また入会・継続で2,000マイル、搭乗ボーナスで25%のマイルがもらえるため、首都圏にお住まいでマイルを効率よく貯めたい人ならソラチカゴールドカードを使うべきでしょう。

目的③ステータスの高いANAカード2選

ANAカードを選ぶ際にステータスに重点を置くなら、下表の2枚がおすすめです。

 ANAアメリカン・エキスプレス®・ ゴールド・カード
ANAアメリカン・エキスプレス
・ゴールド・カード
anaダイナソーカード
ANAダイナースカード
本会員年会費(税込)34,100円29,700円
家族会員年会費(税込)17,050円6,600円
マイル交換2倍の移行手数料(税込)なしなし
マイル還元率1%1%
入会・継続マイル2,000マイル2,000マイル
搭乗ボーナスマイル25%25%
付帯保険やサービス・海外旅行傷害保険1億円
・国内旅行傷害保険5,000万円
・海外・国内ショッピング保険500万円
・国内外の空港ラウンジ無料 など
・海外旅行傷害保険1億円
・国内旅行傷害保険1億円
・海外・国内ショッピング保険500万円
・対象レストラン所定コース料理が2名以上の利用で1名分無料 など

この2枚はゴールドカードと比べると、付帯保険やサービスが充実し、ワンランク上の待遇が整っています。

順に解説します。

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

ANAアメリカン・エキスプレス®・ ゴールド・カード
 ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
本会員年会費(税込)34,100円
家族会員年会費(税込)17,050円
マイル交換2倍の移行手数料(税込)なし
マイル還元率1%
入会・継続マイル2,000マイル
搭乗ボーナスマイル25%
付帯保険やサービス・海外旅行傷害保険1億円
・国内旅行傷害保険5,000万円
・海外・国内ショッピング保険500万円
・国内外の空港ラウンジ無料 など
対象年齢20歳以上(学生不可)

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、以下の空港サービスが盛りだくさんです。

  • プライオリティ・パス・メンバーシップ無料
  • 手荷物無料宅配サービス
  • 航空便遅延補償
  • キャンセル・プロテクション

1つ目のプライオリティ・パスは、国内外1,400ヵ所以上の空港ラウンジで、搭乗までの時間を過ごせるサービスです。

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、プライオリティ・パス・メンバーシップへの登録料が無料で、対象の空港ラウンジを年2回まで無料で使用できます。

4つ目のキャンセル・プロテクションとは、アメリカン・エキスプレスのカード会員が旅行に行けなくなった場合のキャンセル費用などの損害を補償するサービスです。

キャンセル・プロテクションの補償内容は以下のとおりです。

スクロールできます
キャンセル適用条件対象補償限度額
死亡や傷害、疾病による入院カード会員/家族カード会員、その配偶者、その1親等以内の親族年間10万円
傷害で通院カード会員/家族カード会員、その配偶者、その子供年間3万円
社命出張(※)カード会員/家族カード会員年間10万円

※社命出張によるキャンセルは、カード会員/家族カード会員あたり年間1回の支払いが限度。

キャンセル・プロテクションの自己負担額は「1,000円」または「キャンセル費用の10%に相当する額」のいずれか高い額とされており、もしものキャンセル時に役立ちます。

キャンセル・プロテクションの詳細はこちらで確認してください。

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、マイルを貯めることだけではなく、ステータスカードらしい充実したサービスを受けたい人におすすめです。

ANAダイナースカード

anaダイナソーカード
 ANAダイナースカード
本会員年会費(税込)29,700円
家族会員年会費(税込)6,600円
マイル交換2倍の移行手数料(税込)なし
マイル還元率1%
入会・継続マイル2,000マイル
搭乗ボーナスマイル25%
付帯保険やサービス・海外旅行傷害保険1億円
・国内旅行傷害保険1億円
・海外・国内ショッピング保険500万円
・海外・国内の空港ラウンジが無料
・手荷物宅配無料
・ビジネスカウンター利用可能 など
対象年齢27歳以上

ANAダイナースカードは、海外と国内の旅行傷害保険が最高1億円と非常に手厚い補償になっています。また国内外の約1,300ヵ所の空港ラウンジが無料、手荷物宅配も無料です。

ANA国際線エコノミークラスの利用の際にもANAダイナースカードを提示すれば、本会員や家族会員はビジネスカウンターを利用できます。

これらのサービスは快適な旅行につながります。

またユニークな特典として、対象レストランの所定コース料理が2名以上の利用で1名分無料です。対象レストランはこちら

お得な特典が利用できて、ステータスを重視するならANAダイナースカードはおすすめです。

目的④ANAカードではないけどマイル交換できるクレジットカード2選

ANAカードではないけど、マイルを貯めたい人が使うべきクレジットカードを2枚紹介します。

スクロールできます
 JCBカードW
JCBカードW
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
本会員年会費(税込)無料49,500円
家族会員年会費(税込)無料1枚目無料。2枚目以降、税込24,750円
基本還元率1%3%
特典やサービスAmazon2%還元
スターバックス5.5%還元など
・毎年のカード継続と条件達成でカード年会費以上のお部屋に無料で泊まれる無料宿泊特典あり
・入会と同時にMarriott Bonvoy「ゴールドエリート」会員資格を取得 など

年会費無料から選ぶならJCBカードW、マイル還元率で選ぶならMarriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードが最適です。

この2枚を選んだ理由を順に解説します。

JCBカードW

JCBカードW
 JCBカードW
本会員年会費(税込)無料
家族会員年会費(税込)無料
基本還元率1%
特典やサービスAmazon2%還元
スターバックス5.5%還元
対象年齢18歳から39歳

JCBカードWは年会費が無料で、基本還元率が1%です。1,000円(税込)のカード利用につき、Oki Dokiポイントが2ポイント貯まります。

Oki Dokiポイント1ポイントはANAマイル3マイルに交換できます。

仮に年間100万円のカード利用をすると、Oki Dokiポイントが2,000ポイント貯まるため、ANAマイル6,000マイル分です。

このようにJCBカードWで無理なくマイルを貯める選択もあります。

一方で、ANAカードのように入会・継続マイルや搭乗ボーナスマイルがもらえないため、ANAでの移動が多い人には物足りなく感じるかもしれません。

JCBカードWは、搭乗回数が少ない人やマイル特化に踏み切れない人におすすめしたいカードです。

Oki Dokiポイントはnanacoポイントや楽天ポイントなどに交換したり、カード請求額に充当したりもできます。そのためマイル獲得を途中で諦めても問題ないです。

JCBカードWでポイントを貯めつつ、マイルに移行するか検討するのも良いでしょう。

Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード

Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
 Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
本会員年会費(税込)49,500円
家族会員年会費(税込)1枚目無料。2枚目以降、税込24,750円
基本還元率3%
特典やサービス・毎年のカード継続と条件達成でカード年会費以上のお部屋に無料で泊まれる無料宿泊特典あり
・入会と同時にMarriott Bonvoy「ゴールドエリート」会員資格を取得
・国内外29空港の空港ラウンジが無料
様々なプロテクション
対象年齢20歳以上

Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは基本還元率が3%と高還元率です。

100円利用につき3ポイント貯まるマリオットボンヴォイポイント。

マイルに特化したメリットは、60,000ポイントをまとめてマイルへ交換すると通常のマイルに加え、15,000ポイント分(5,000マイル分)のボーナスポイントがもらえることです。60,000ポイントが25,000マイルに移行できるため、マイル還元率は1.25%です。

60,000ポイント貯めるには年間200万円の利用が必要となります。それでも家族カードは年会費無料で発行でき、家族カード利用分も合算できるので、夫婦で利用するのも良いカードです。

Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードで貯めたポイントをマイルに交換して、楽しい旅行に出かけましょう。

ANAカードの選び方5選

ANAカードを選ぶ時は次の5点を確認しましょう。

  • 年会費
  • マイル移行手数料
  • マイル還元率
  • マイルの貯まりやすさ
  • 付帯保険やサービス

それぞれ解説します。

年会費

ほとんどのANAカードは年会費がかかります。

一般カードの年会費2,200円(税込)は、毎年継続すればもらえる1,000マイルと相殺されると考えても良いでしょう。

ワイドカードやゴールドカードは年会費が高いため、年会費以上のお得があるのかを見極める必要があります。

年会費の支払いに抵抗がある人は、年会費が5年間無料のANA JCBカードZEROがおすすめです。18歳以上29歳以下の社会人が申込できるので、初めてのANAカードとして使ってみてください。

マイル移行手数料

ANAカードはマイル移行手数料がかかる場合があります。

マイル移行手数料とは、ANAカードの利用で貯めたポイントをマイルに交換するための費用です。

移行レート2倍コースを選択すると、JCBは年間5,500円(税込)、VisaやMastercardは年間6,600円(税込)の費用が発生します。

国際ブランドにこだわりがないならJCBを選ぶことでコストを下げられます。

また移行レート通常(1倍)コースなら費用負担はないので、カード利用状況に合わせてコースを選択しましょう。

マイル還元率

ANAカードを選ぶ際は、マイルの基本還元率を重視してください。

基本還元率が高いほどマイルを効率よく貯められるからです。

仮に10,000マイルを貯めたいとします。その時に必要なカード利用額は、

  • 1%還元であれば100万円
  • 0.5%還元であれば200万円

マイル還元率が0.5%の場合、還元率1%の2倍もカード利用が必要になります。

10,000マイル獲得という同じ目標であっても、マイル還元率が低いと目標達成までに時間がかかります。

カード利用が多い人は、マイル還元率の高いカードがおすすめです。

マイルの貯まりやすさ

ANAカードはカード利用だけではなく、入会や継続、搭乗によりマイルが貯まります。

今回紹介した11枚のANAカードの入会・継続マイル、搭乗ボーナスマイルをまとめました。

スクロールできます
ANA JCBカード ZEROANA JCB 一般カードANAカード(一般カード)ソラチカ一般カードANAアメリカン・エキスプレス・カードANA JCBワイドカードANAカード(学生用)JCBカードANA JCBワイドゴールドカードソラチカゴールドカードANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードANAダイナースカード
入会・継続マイルなし1,000マイル1,000マイル1,000マイル1,000マイル2,000マイル1,000マイル2,000マイル2,000マイル2,000マイル2,000マイル
搭乗ボーナスマイル10%10%10%10%10%25%10%25%25%25%25%

表のとおり、ANAカードは着実にマイルが貯まります。マイルを本気で貯めるならANAカードを活用しましょう。

付帯保険やサービス

ANAカードは付帯保険やサービスが充実しています。

海外旅行傷害保険が自動付帯されていたり、利用付帯も合わせて補償されたりします。

  • 自動付帯…カードを持っているだけで補償が受けられる
  • 利用付帯…旅行代金の支払いなど、条件を満たした時に補償が受けられる

ANAカードの付帯保険について、詳細はこちらで確認してください。

また、カードによって国内外の空港ラウンジを無料で利用したり、手荷物の無料宅配サービスを受けたりできます。

ANAカードのサービスを活かせば、よりよい旅行になるでしょう。

ANAカードのメリット5選

ANAカードのメリットを5つ解説します。

  • 入会や継続でマイルがもらえる
  • 搭乗マイルが付与される
  • 旅行保険が自動付帯している
  • 空港免税店などで割引を受けられる
  • 特典航空券を利用できる

入会や継続でマイルがもらえる

ANAカードは、入会や翌年度のカード継続でマイルがもらえます。

マイルを多く貯めたい人は初めからワイドカードやゴールドカードを選択するのもアリです。

一般カードの入会・継続マイルは1,000マイル、ワイドカードやゴールドカードの入会・継続マイルは2,000マイルだからです。

仮に2,000マイルをマイル還元率0.5%のANA JCB一般カードで貯めようとすると、40万円のカード利用が必要です。(40万円×0.5%=2,000マイル)

「40万円のカード利用で手に入るマイル」をゴールドカードの継続によってもらえると考えると、お得なカードだと分かります。

搭乗マイルが付与される

ANAカードは搭乗マイルが付与されます。搭乗マイルはフライトマイルとボーナスマイルの合計です。

(フライトマイルの算出式)

区間基本マイル×運賃種別(予約クラス)ごとの積算率

(ボーナスマイルの算出式)

区間基本マイル×運賃種別(予約クラス)ごとの積算率×ANAカードのボーナスマイル積算率

上記の2つの算出式に「羽田空港から福岡空港までの片道フライトで、ANA国内線普通席のANAフレックス線運賃を利用した場合」の搭乗マイルを確認します。

(ANA一般カードの場合)

フライトマイル:567マイル×100%=567マイル

ボーナスマイル:567マイル×100%×10%=56マイル

搭乗マイル:567+56=623マイル

(ANAゴールドカードの場合)

フライトマイル:567マイル×100%=567マイル

ボーナスマイル:567マイル×100%×25%=141マイル

搭乗マイル:567+141=708マイル

往復すれば、この2倍のマイルが貯まります。ANAカードで搭乗マイルを貯めていきましょう。

旅行保険が自動付帯している

ANAカードは旅行保険が自動付帯しています。旅行回数や航空会社を問わず、ANAカードで航空券を購入していなくても適用されます。

自動付帯の一例(Visa、Mastercard、JCB)

  • ANA一般カード…海外旅行傷害保険1,000万円
  • ANA学生カード…海外旅行傷害保険1,000万円
  • ANAワイドカード…海外旅行傷害保険5,000万円
  • ANA JCBゴールドカード…海外・国内旅行傷害保険5,000万円

※ANA JCBゴールドカードは利用付帯を合わせると海外旅行傷害保険は最高1億円

旅行保険が手厚いのはANAカードの特長です。ANAカードで航空券を購入すると利用付帯分が上乗せされ、補償が充実することもあります。

空港免税店などで割引を受けられる

成田空港や羽田空港などの対象免税店でANAカードを利用すると、カードの種類により5~10%オフになります。

例えば10,000円分の購入であれば、10%オフになると9,000円です。小さな積み重ねかもしれませんが、お得になるのは間違いないです。

また機内販売も割引価格で購入できます。空港免税店や機内販売を意識していなかった人も、ANAカードでお得な買い物をしてください。

特典航空券を利用できる

ANAカードで貯めたマイルは特典航空券に交換できます。

特典航空券はANAの国内線と国際線、提携航空会社の航空券から選べます。

ANA国内線特典航空券の利用条件は3つです。

区間:1区間(片道)または2区間(往復や乗り継ぎ等)

対象クラス:普通席

必要マイル:1区間(片道)5,000マイルから

貯めたマイルを使って旅行を楽しめるのはANAカードの魅力です。

ANAカードのデメリット2選

ANAカードのデメリットを2つ解説します。

  • 年会費がかかる
  • マイル移行手数料がかかる

年会費がかかる

ANAカードは、ANA JCBカードZEROやANAカード(学生用)JCBカードを除くと年会費がかかります。

年会費以上にマイルを貯められるか、あらかじめカード利用額を想定しておくことが必要です。

普段の買い物だけではなく、水道光熱費や家賃、税金などの支払いをクレジットカード払いにすることで、マイルが貯まりやすくなります。

また各種カードの特典を利用してポイントを貯めた後に、ポイントをマイルに交換することもできます。

ANA JCB一般カードの利用で貯まるOki Dokiポイントは、「Oki Dokiランド」を経由して楽天市場やAmazonで購入すれば、Oki Dokiポイントのボーナスポイントが付与されます。Oki Dokiランドはショップが多いので、年会費以上にお得になることも多いです。

年会費以上に得するANAカードもあるので、自分に合った1枚を見つけましょう。

マイル移行手数料がかかる

マイルは2倍コースを選択すると移行手数料がかかります。

JCBなら年額5,500円(税込)、VisaやMastercardなら年額6,600円(税込)です。

マイル交換手数料を負担に感じるのであれば、まずは通常コース(無料)を選択すれば良いです。

ANAカードのコストを理解した上で、ANAカードを使っていく必要があります。

ANAカードを搭乗回数で選ぶならコレ!陸マイラーも安心

ANAカードを搭乗回数で選ぶなら、以下の表を参考にしてください。

搭乗回数選ぶべきカード理由
年に0~1回・ANA JCBカード ZERO
・ANAカード(学生用)JCBカード
年会費が無料
年に1・2回・ANA JCB 一般カード
・ANAカード(一般カード)
・ソラチカ一般カード
・年会費が初年度無料でお試し利用が可能
・継続マイルがもらえ、年会費の負担をカバーできる
年に3回以上・ANA JCBワイドゴールドカード
・ソラチカゴールドカード
・ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
・ANAダイナースカード
・マイル還元率が1%で、マイル移行手数料がかからないため
・入会・継続マイルや搭乗マイルが貯まりやすい
・旅行保険やサービスが充実するため、旅行が多いほど得

搭乗回数だけではなく、飛行距離によっても獲得マイルは変わります。自分の搭乗回数を見込み、損しないカード選びを心がけてください。

陸マイラーの人は年会費が安いANAカードを使い、普段の支払いでも着実にマイルを貯めていきましょう。

最後に、上級カードの空港サービスは体験してこそ価値が分かります。コスパも大事ですが、快適な旅行を経験して、自分に最適なカードを見つけることも大事です。

よくある質問

20代におすすめのANAカードは何?

年会費を払いたくないなら、社会人はANA JCBカード ZERO。学生はANAカード(学生用)JCBカードを選んでください。

コスパの良いANAカードはJCBブランドです。ANA JCB一般カードやソラチカカードであれば、マイル移行手数料が5,500円(税込/年額)と安いからです。

ANAマイルは何に使えるの?

ANAマイルは、ANAの国際・国内特典航空券や提携航空会社の特典航空券に交換できます。またANA国際線アップグレード特典にも使えます。

フライト以外にはANAトラベラーズホテルの宿泊やANAショッピングなどで使えるなど、選択肢は豊富です。

詳細はこちらで確認してください。

ANAカードと組み合わせるクレジットカードは何がいい?

ANAカードをメインカードとして使用するなら、サブカードは無料で使えるクレジットカードを選びましょう。

JCBカードWは年会費が無料で、基本還元率が1%なのでおすすめです。

ANAカードをサブカードとするなら、ANAカードは一般カードを使い、メインカードを決めます。

おすすめのクレジットカードは、条件を達成したら年会費が永年無料になる「エポスゴールドカード」「三井住友カードゴールド(NL)」です。

これらのカードの年会費を永年無料にした後に、ANAカードをグレードアップする選択肢もあるからです。

ゴールドカードの補償や特典を享受しつつ、ANAカードを組み合わせればマイルもポイントもたくさん貯まります。

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