プロスペクティブスタート 結婚相談所インタビュー

プロスペクティブスタート

婚活は、上手くいく。そう思って婚活をしている方はほとんどいないのではないでしょうか。

マッチングアプリ、婚活パーティー、街コンなどさまざまな手段がありますが、そのいずれにおいても最初からサクッと上手くいったというお話はあまり耳にしません。それぞれに悩みがあり、上手くいかない時には落ち込み、自分は結婚できないのではないかという思いに駆られることもあるでしょう。

そんな思いを心の底から分かってくれるのが、この結婚相談所プロスペクティブスタートのカウンセラー、佐藤様です。ご自身も10年間の婚活経験があり、その間に700回以上という回数、婚活イベントへ参加してきました。

そして「日本の明るい未来のため」にできることを考え相談所を開業され、現在は20代・30代の方を中心としたサポートを展開されています。

【カウンセラー紹介】

佐藤 大輔

佐藤 大輔

1977年生まれ、横浜市出身。

大学卒業後、地元横浜のゼネコンで7年間勤務。

その後不動産デベロッパーに転職。

20代半ばより10年間にわたり婚活を行い、マッチングアプリや婚活パーティーなど延べ700回以上参加し、交際に発展するも結婚には至らず。

30代中盤で婚活に疲れ、「自分は結婚できないのではないか」と結婚を諦めかけるも36歳で結婚相談所へ入会し、約半年の活動の中で奥様と出会い成婚退会、37歳で結婚。

10年間の婚活で感じたことや自身の経験からアドバイスできることを伝えたいという思いから結婚相談所を開業。

開業から7年間、多くの方の幸せを掴むサポートを行い多数の成婚者を輩出しています。

目次

10年間の婚活経験者。共感度の高さが最大の強み!

編集部

本日は横浜市で運営されている結婚相談所 プロスペクティブスタート様へのインタビューです。こちらは佐藤様お一人で運営されているのでしょうか。

開業時は私1名でのスタートでしたが、会員様が増えてきたことなどがきっかけで妻にも加わってもらい、現在は私と妻の2名でサポートさせていただいています。

編集部

では、こちらの相談所を開業された経緯をお聞きできますでしょうか。

私は元々婚活を10年ほど経験しており、妻とは結婚相談所で出会いました。相談所へ入会するまでにはマッチングアプリや婚活パーティー、街コンへの参加などさまざまな婚活を経験しました。

ただ、相談所を成婚退会した直後に自分でも相談所を開業してみようと思ったわけではないんです。当初は全く考えていなかったのですが、37歳で結婚し40歳くらいの頃に自分の将来を考えた時、今の仕事を続けるのか転職するのか、色々と悩み子どもが産まれたこともあり、この子たちのために日本の未来が明るくなるようなことをしたいと思いました。

最初は子どもがいるので保育関連など、子どもに携わることを仕事にしてもいいかと思ったのですが、自分の人生を振り返った時、一番苦労したのはどこだろうかと考え10年間婚活をしてきたことを思い出しました。そして自分と同じように婚活で苦労している方のサポートをしたいと思い、10年間の婚活で経験したことをアドバイスできればと思い開業しました。

編集部

10年間も婚活を頑張られていたんですね。その精神力は本当に素晴らしいものだと思います。

相談所での活動自体は半年ほどですが、それ以外の婚活をたくさん経験しました。結果的に妻と出会い、子供にも恵まれ諦めずに活動をしてよかったと思っています。婚活をしていた間は気持ちが途切れてしまうこともありましたが、粘り強く頑張った結果だと思っています。

編集部

ホームページで拝見しましたが、婚活パーティーなどには延べ700回以上ご参加されたそうですね。

そうですね、週1~2回参加し、均すと月に6回くらい参加していたと思います。元々女性とお話するのが得意な方ではないですが、パーティーなどへの参加を重ねるうちに少しずつ女性とも話せるようになりました。

編集部

では、そういった10年間の婚活経験が今に活かされていると思うのは、どういった時でしょうか。

やはり婚活者の気持ちが本当に分かるので、その高い共感度でカウンセリングができる時です。

婚活をしていると、すぐに連絡が途切れてしまう、相手と音信不通になるなどを経験することもあります。私自身はネットワークビジネスの勧誘に遭ったこともありますし、婚活パーティーなどでも恐らく婚活が目的ではなく別の目的で参加していると思われる方もいました。

また、私の場合は20代後半から婚活を始めて30代半ばから少しずつ潮目が変わってきて、マッチングしづらくなりました。おそらく、当相談所のほとんどの会員様より苦労していると思います(笑)。

そういった経験から、どんな気持ちで婚活に臨めば良いかなどを具体的にアドバイスできます。

編集部

では、他社の相談所様と比較して、こちらの相談所が特に強みだと思われるのはどういった点でしょうか。

私は今から7年ほど前にこの相談所を開業したのですが、開業した当時としては珍しく20代・30代の方をメインとした相談所です。開業当時は先輩カウンセラーの皆さんにも「20代の人はなかなか相談所には入らないかもしれないけれど、大丈夫?」と心配もされました。

ですが、私自身36歳で入会しましたがもう少し早く入会していれば、ここまで苦労せずに結婚できたのかなと思っているので、20代のうちから入会してほしいという思いで、若い層へ向けて展開しています。

私自身も相談所へ入会するまでは「結婚できない人が入る最後の砦」というイメージがあったのですが、実際にはそんなことはなく、真剣に結婚したい人が入る場所というイメージに変わりました。

そういった素晴らしいシステムがあるのなら、30代後半や40代という、婚活が厳しくなってくる年齢になってから入会するのではなく、マッチングしやすい20代や30代前半から活動を始めてほしいと思っています。

編集部

若い方もドンドン入会されているんですね。日本にとっては明るいニュースだと思います。現在の会員様は20代の方がほとんどなのでしょうか。

9割前後が20代・30代の方です。ダイレクトに相談所へ来られる方もいれば、アプリなどの他の婚活で上手くいかなかったから相談所へ入会する方もいます。中にはお相手と音信不通になったり、アプリで騙されたという方もいます。

編集部

マッチングされるお相手もだいたい同年代の方が多いのでしょうか。

同年代~前後5歳ほどの方とマッチングされています。

目標を決めて短期決戦!「諦めずにコツコツ」がカギ。

サロン内観の写真
編集部

では、皆さんの活動期間はおおよそどれくらいでしょうか。

当相談所の特徴として活動期間が短い方が多いという点があります。
IBJ全体での平均活動期間は9ヶ月前後ですが、当相談所では平均半年ほどです。4ヶ月くらいで成婚退会される方も多く、短期で決められている方が多い印象です。

編集部

ご自身の経験を通して、やはり婚活は期間を決めて短期で臨むべきだと思われますか。

やはり長くなればなるほどモチベーションを保つことも難しくなりますので、おおよそ半年~1年以内を目標に頑張ってほしいです。

お見合いの回数は増えるのに交際に進む人数が増えないということになると、本当にモチベーションが下がってしまいます。まだ婚活へのモチベーションが高い半年~1年以内を目途にしてもらえればと思います。

そのためには最初のスタートダッシュも大切です。活動当初からお見合いをしっかり申し込んだり受けたりして、最初の勢いの波に乗れるようにしてほしいです。そうすれば4~5ヶ月ほどで成婚退会できる事例もたくさんあります。

編集部

短期で臨むために婚活者の皆さんに意識してほしいことはありますか。

まず、明確な目標を決めるということです。私はいつも活動を始める前にいつまでに成婚したいかという目標を決めてもらいます。

たとえば来年の誕生日までに、次のクリスマスまでになど目標を設定し、それを自宅で紙に書いてもらい一番目に付く所に貼ってくださいとお願いしています。

目標を決めても忘れてしまっては意味がないので、目標を常に意識することを大切にしてほしいです。

また、諦めずにコツコツ続けることも大切です。これも当相談所の特徴の一つですが、ご成婚退会された会員様の中で、休会経験がある方はお一人もいらっしゃらないんです。

多くの会員様は、辛いことがあっても諦めずにコツコツと続けてくれています。そういった諦めない気持ちも大切にしてほしいです。迷った時には一度ペースを落としても構いませんので、自分のペースでコツコツと続けてもらえればと思います。

充実したPR文と奥様とのカウンセリングバランスが高評価!

バランス
編集部

提供されているサポートの中で、特に会員様から喜ばれているサポートはありますか。

プロフィール文の作成には注力しており、そちらはとても喜ばれていると思います。活動する前には自己PR文とカウンセラーからのPR文を作成するのですが、私は初回面談を3時間前後ほど行い、そのうち1時間半ほどでプロフィール文を作成するためのヒアリングを行います。

たとえば、性格についてのお話であれば長所や短所を3つほどお聞きして、「長所は優しいところ」という話があれば、「それは自分でそう思うのか/人から言われることが多いのか」、「人から言われるのであればどういった場面で言われるのか/それにまつわるエピソードはあるか」などをお聞きします。

その他、座右の銘やその方の価値観などをじっくりと聞いて、カウンセラーからの紹介文を1000文字~1500文字ほどで作成します。会員様からは「こんなに丁寧に作ってもらってありがとうございます!」と言われることが多いです。

実際に活動を始めると他の方の自己PRやカウンセラーPR文を見る機会も多いのですが、私たちほど丁寧に書いている方はあまりないので、「改めて、佐藤さんに書いていただいたカウンセラーPR文がしっかり書かれていると分かりました」と言われることもあります。

編集部

しっかりとその方の魅力が伝わる紹介文を書かれているんですね。

また、夫婦でカウンセラーをしているので男女どちらの視点からもアドバイスできる点も強みです。

妻はどちらかというと寄り添い型で、私は具体的にピンポイントで質問をさせてもらうことが多いです。私からの質問に対しては、会員様もハッとすることが多いようで、「そういえば深く考えたことがなかったです」「気づかせてくれてありがとうございます」という声を頂くこともあります。

落ち込んだ時には妻が寄り添って励ましてくれますので、サポートスタイルが違う2人が常に伴走しているというのは強みかと思います。

編集部

奥様とのバランスがとても良いんですね。男女どちらの声も聞けるというのは婚活者にとっては大きなメリットだと思いますので、ご夫婦でされていることはとても強みだと思います。

コロナ禍でのドラマチックな成婚も。本人同士の強い意志が結んだ縁。

コロナ禍でのドラマチックな成婚も。本人同士の強い意志が結んだ縁。
編集部

では、これまでの会員様で印象的な方のエピソードはありますか。

コロナが流行し始めた頃に入会された医大生の女性の方がいました。その方はヨーロッパで医大生をしていて、2020年の4月にコロナで日本へ一時帰国されていました。

当時23歳くらいだったのですが、彼女としては「今、婚活をして結婚しなければ、次に私がまともに婚活ができるのは医大を卒業して研修医を終えて少し落ち着いた30歳過ぎになりそう。9月にはまたヨーロッパへ戻らなければならないので、この一時帰国の間限定で婚活をしたい」というお話でした。

結論からお話すると、その方は3ヶ月ほどで成婚退会されました。ただ、それまでにはやはり厳しい局面もありました。

その方は成婚退会された後にまたヨーロッパへ戻らなければならなかったので、ご本人が良くてもお相手の男性やその親御さんからは「その女性は日本にいないの?本当に大丈夫?」と思われることが多かったんです。最終的にご縁があった男性以外にも真剣交際に発展した方がいたのですが、向こうのお母様から大反対されたんです。

ただ、女性の方はその男性に気持ちが傾いていたように思われましたので、このまま結婚してしまいたいという思いもあったと思います。ですが、私たちとしては親御様からの反対もそうですが、男性自身にも覚悟が決まっていないように思えたんです。

そのお相手の男性は成婚退会後、入籍まで一年ほど期間を設けたいとおっしゃられていて、それを聞いて、この方はきっとまだ覚悟が足りていないと感じました。実際に女性の方からお聞きする話も、お母様の考えに影響されたことや、お母様から言われたことを直接女性に伝えていたり、その様子を見て私たちは「次に切り替えた方がいい。本当にあなたのことを好きならば、どんなに親御さんに反対されてもあなたと結婚するといってくれるはず」とアドバイスしました。

成婚退会後のアンケートでは、その時彼女は相談所から「強めのアドバイスを受けた」と感じていたようです。

言われた時はその意味が分からなかったそうですが、次に真剣交際に進んだ方にまさにその言葉を言われたようなんです。

その男性もご家族から反対されて「今説得を試みているけれど、もし上手くいかなかったとしても僕はあなたと結婚すると決めているので安心してほしい」と言われ、「このことか!」と合点がいったそうです。無事にその方と成婚され、今はヨーロッパでお子様にも恵まれ幸せに暮らしていらっしゃいます。

編集部

ドラマチックなお話ですね!お子様にも恵まれて、定めた期間中に頑張られてよかったですね。

実は、成婚退会された方とは出会ってから2週間ほどで成婚まで辿り着いたんです。

編集部

2週間ですか!?すごいですね…。

ちょうどお見合いがGW前で、GW期間中はお互いに時間があったのでほとんど毎日お会いして、2週間後には男性が女性の親御さんにご挨拶へ行き、トントン拍子に話が進みました。

相談所では3ヶ月ほどでの成婚退会がセオリーとなっていますが、それよりもグッと短い期間での成婚退会だったのでとても印象に残っています。お2人のタイミングが合えば年齢や期間は関係ないのかもしれないと思います。

9月にヨーロッパへ戻るまでに絶対に決めるという強い意志があったので、1人目の方と交際終了になってしまった時はご本人も焦っていらっしゃったようですがそこから更にエンジンをフルスロットルにかけた結果、運命のお相手に出会えたような気がします。

編集部

本当に年齢は関係ないですね。1人目の方との生活を思い描いて判断できたことが良かったのかもしれませんね。

年齢が関係ないというお話では、当相談所の40代の女性で50代の男性とマッチングした方がいました。

ですが、その男性もまた80代のお母様の反対意見に影響されて「うちのお母さんがこう言っている」という話をされている方もいらっしゃいました。中にはそういった年齢を重ねても親御さんの意見や考えに影響され過ぎる方もいるので、色々な角度からお相手を見極めることが重要です。

育みたいのは2人で乗り越える力。婚活は自己成長の場。

育みたいのは2人で乗り越える力。婚活は自己成長の場。
編集部

では、佐藤様がカウンセリングをされる上で大切にされている思いなどはありますか。

まずアドバイスをする時には、しっかりと気持ちを込めて私の信念なども織り交ぜて本質的なアドバイスを行うようにしています。

いわゆるお見合いのテクニックなど、技術面のことではなく婚活の根本的な話をしています。

私たちはこれまでに多くの方の事例を見ていますので、ある程度「この方の交際はこういう方向にいくかな」と分かるのですが、そこで会員さんに答えを言ってしまうとその方の成長に繋がりません。

ご自身で考えて答えを出すことが大切なので、会員様の自己成長のために「これはどういう事だと思いますか」と質問を投げかけご本人に考えもらうようにしています。

編集部

自分で考えて行動する、答えを出すというのは婚活に限らず人生において大切ですよね。学生の勉強と同じように、人から答えを聞くのは簡単で楽ですが、それでは成長しませんよね。

本当にそうなんです。また、成婚退会した後は私たちカウンセラーが間に入って何かを調整することはできないので、相談所にいる間にできるだけお2人だけで解決できる力をつけてほしいです。

全て私たちが間に入って「うちの会員さんはこういう考えだけど、そちらはどうですか」とお相手のカウンセラーさんにお聞きすることは簡単ですが、それでは結局退会後にお2人でコミュニケーションを取れないので、色んなことを解決できないんです。真剣交際に入ってからは「ご自身でお相手の方に話せそうですか」と伝えて、自分の言葉で伝えてもらう練習をしてもらっています。

編集部

2人だけで乗り越える力、結婚後は本当に大切ですよね。

やはり長い結婚生活ではお互いに向き合わなければいけません。会員様の中には一つ問題が起きて違和感を覚えるとそこで交際終了してしまう方もいますが、気になるのであれば最後に思い切って聞いてみればいいと思うんです。

「あなたのこういうところ、少し気になっているんだけど…」と聞いてみると「自分で気づいていなかったから、これからは気を付けるね」とお話しできるかもしれません。

編集部

そこで話し合えればもしかすると関係が続くかもしれませんし、ご本人の成長にも繋がりますよね。踏み込んでみることで良縁になるかもしれませんし、一度は歩み寄ってみる価値はありますよね。

男女の出会いの場ではありますが、恋愛テクニックなどではなく人として成長しその魅力が伝わる方が結婚は近づくと思います。お相手の気持ちに寄り添い、歩み寄ることができればきっと良縁に辿り着けます。

編集部

成長することで成婚できるということですね。やはり皆さん、入会された時と成婚退会される時の雰囲気は違うのでしょうか。

そうですね。一回り成長した方が成婚されるのだと思います。

少し気になる点などを話し合い、2人で残りえて相手に対する配慮を持つことができれば良い方と巡り会えると思います。

「相手への配慮」と「素直な心」を忘れずに。

「相手への配慮」と「素直な心」を忘れずに。
編集部

では、カウンセラーをされていて良かったと思うのはどういった瞬間でしょうか。

婚活に苦労されてきた方が私たちのサポートを受けて、成長し成婚されていく姿を見るとやりがいを感じます。

交際中に、お相手の女性から言われた言葉をしっかりと受け止めて改善されたり、私たち相談所とのやり取りの中で、ご自身と深く向き合い一回り成長された結果、成婚退会されていくと、この仕事を始めて良かったと感じます。

編集部

他者からのアドバイスを素直に聞き入れるというのは婚活だけでなく仕事においても大切ですよね。

ご自身のプライドを大切にされている方よりも、素直な方の方が婚活は上手くいくと思います。

編集部

男女どちらもサポートされていると思いますが、現在の会員様の男女比はいかがでしょうか。

半々くらいです。ありがたいことにバランスよく入会していただいています。

編集部

では、婚活をする上で男女それぞれに意識してほしいことはありますか。

女性はまず、ご自分の意見をしっかりと相手に伝えるということを大切にしてほしいです。

たとえば、初回のデートからお相手の男性がお勘定を割り勘にしたことが気になっていたのに、それを4回目、5回目のデートになってから私たちに伝えてこられることもあります。

ですが、気になったのであればできるだけ初回でお伝えしてほしいです。そうすればお相手の相談所にも「割り勘の部分が少し気になっていたようです」と早めにお伝えすることができますから、気になったことは早めに教えてもらいたいです。

私の相談所の男性会員様からは「あの話はまとまりました」とお聞きしていたのに、女性側の相談所様から「直接は言えなかったようなんですが、やっぱりあの話は嫌みたいです」とお聞きすることもあり、そういったことはできるだけお2人で会っている時にお伝えいただいた方がスムーズに運ぶかと思います。

編集部

女性は察してほしい生き物だと言いますが、男性には難しいですよね。皆さんエスパーではありませんから、言うべきことはしっかりと伝えないといけませんね。男性についてはいかがでしょうか。

男性はその逆で、ご自分のことばかりを話さないということを意識してほしいです。

女性は男性側の気持ちを聞いてしまうと自分の希望を言いづらい面もあると思いますので、まず女性のお話を聞いて寄り添う姿勢が大切だと思います。

もちろん、ある程度自己開示をしないと女性も話しづらいと思いますが、お相手の立場に立ってどんな接し方が良いかを考えてほしいです。

相談所規模拡大も視野に。日本の未来のために尽力を。

編集部

では、開業から7年を迎えらえれて、婚活業界において開業当初と変化してきた部分はどういった点でしょうか。

冒頭にお話したように、私が開業した当初は20代・30代が中心の相談所は少なかったんです。ですが、現在は同じようなコンセプトで20代・30代をメインに集客されている相談所様が増えたと思います。

また婚活をされる方も男女ともに20代の方がとても増えました。特に20代の男性はここ3年ほどで4~5倍に増えています。

カウンセラーにも若い方が増えてきたので、昔ながらの年配の仲人さんがいるというイメージが少しずつ払拭されてきているのかと思います。

相談所でもシステム自体はマッチングアプリとあまり変わらずスタイリッシュなもので、そこに仲人がいて各種証明書などもきちんと提出しているので安心感があります。

そういった大きなメリットの部分が若い方にも伝わりつつあるのだと思います。

特に若い方はタイパを意識して婚活されている方も多いので、本当に結婚をしたい方には相談所での活動をオススメします。

編集部

では、今後業界の中で変わっていくと思われるのはどんな部分でしょうか。

やはり今後もどんどん婚活をされる方は増えていくと思います。そして相談所に入る方も増えていくと考えています。

アプリの登録者は数百万人、IBJへの登録者は10万人ほどなので、アプリの利用者に比べればまだまだ少ないですが今後も成長の余地がある業界だと思っています。

編集部

今後の展望やビジョンについてお聞かせください。

今は私と妻の2人で運営していますが、もう少し会員様が増えた際には共に会員様の幸せなご成婚のサポートをしたいという方に参加してほしいと思っています。

日本の未婚問題解決のお役に立てるよう、相談所の規模も大きくしていきたいと思っていますので拡大できた際には志を共にできる方と一緒に活動できればと思います。

編集部

では最後に、これから婚活を始める方へのメッセージをお願いします!

婚活を始める時には、ある程度上手くいかない時期があるということを頭に入れておいてほしいです。

上手くいかないところからが勝負なので、お相手異性から頂いたご意見や交際終了理由など、耳が痛い話もあると思いますが自分事として考えて、お相手のせいにするのではなく自分に改善できることはないかを自分に問いかけてほしいです。また、なぜ結婚したいのかをしっかりと考え、真剣に向き合いながらも深刻になり過ぎず頑張ってほしいです。

そうすれば、きっと徐々に上手くいって素敵なご縁を掴めると思います。

インタビューまとめ

今回は代表カウンセラーである佐藤大輔様へお話を伺いました。相談所開業当時は集客に苦労され、お子さまがまだ小さいながらも脱サラをしてこの相談所を本業として運営できるよう尽力されてきたそうです。

そういった覚悟を決めた方だからこそ、多くの方に信頼され、多数の成婚者が誕生しているのだと思います。

現在も奥様と共に会員様の幸せな未来を切り拓くお手伝いをされています。

「若い世代の方にもっと結婚相談所を利用していただき、できるだけスムーズに結婚してほしい」という思いのもと、自身の経験を織り交ぜながらカウンセリングをされています。

この先、さらに多くの方がこの相談所の扉を叩き、幸せなカップルが一組でも多く誕生し、日本の未来を明るく照らしてくれることを願っています。

プロスペクティブスタート 基本情報

プロスペクティブスタート
名前プロスペクティブスタート
サイトURLhttps://www.prospectivestart.jp/
住所〒221-0052 神奈川県横浜市神奈川区栄町5-1 横浜クリエーションスクエア14階
営業時間10:00~20:00
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この記事を書いた人

はじめまして、マナと申します。大学時代、「彼氏が欲しい!」という思いから初めてマッチングアプリを利用し、以来、国内で主要なアプリのほとんどを試してきました。その豊富な経験を活かし、専門性と信頼性を兼ね備えた情報を、わかりやすく丁寧にお届けするライターとして活動しています。

ライティングスタイル:
調査を入念に行い、専門的な情報でも誰にでも理解しやすいよう平易な言葉を用いることを心がけています。たとえば、マッチングアプリ利用時のノウハウや、初心者がつまずきがちなポイントについては、具体的な事例をあげながら解説しています。

マッチングアプリに対する考え方:
マッチングアプリは、有料サービスに課金し、すべての機能をフル活用するのがおすすめです。無料プランでもある程度は使えますが、有料サービスによって出会いの可能性が飛躍的に広がり、理想の相手を効率よく見つけられます。自分が投資した分だけ得られる価値も大きいと実感しています。

成功体験・エピソード:
私は世間的には珍しいとされる趣味を持っていますが、マッチングアプリを通じて実に多彩な背景や興味を持つ人々に出会えました。そのなかでも、自分の趣味を深く理解し、共感してくれる方と巡り会えたときには、大きな驚きと喜びを感じました。多様な価値観との出会いが楽しめるのも、マッチングアプリならではの魅力だと思います。

読者へのメッセージ:
「マッチングアプリではなかなか出会えない」というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、実際に使ってみれば、きっと自分に合う相手を見つけられるはずです。私自身の経験をもとに、皆さんが素敵な出会いを手にするためのお手伝いができれば幸いです。

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