Dear Bride Tokyo 結婚相談所インタビュー

Dear Bride Tokyo

結婚相談所は現在二極化の時代を迎えています。大手の相談所での活動か、個人あるいは2~3名という少人数で運営されている相談所での活動です。どちらにもメリットとデメリットがありますが、その両方のデメリットを解決してくれるのが、中規模な結婚相談所です。

今回ご紹介するDear Bride Tokyoは、法人化した相談所ですが大規模な相談所でもなく個人での運営でもない、複数人のカウンセラー様が在籍する「ちょうどいい規模感」の相談所です。

アパレル企業として創業した会社を母体とし、カウンセラーは男女2名ずつを有し、入会時に男女の指名や活動中の担当変更なども可能です。会員様へのレスポンスも早く一人ひとりに適切な婚活プランを提案し、会員様が幸せな結婚をするための道のりを伴走しています。

【マリッジカウンセラー紹介】

高橋 陽介

高橋 陽介

アパレル企業創業時からのメンバー。
婚活カウンセラーとして、それぞれの会員様の話に耳を傾け型にはまったアドバイスではなく、それぞれの方に合わせたアドバイスを行っています。
成果が出ない婚活に対して、その結果だけにこだわるのではなく「なぜ上手くいかないのか」を共に考えることを大切にしています。
プライベートではなかなか出会いのチャンスがない方をサポートしたい、そんな思いからさまざまな出会いを提供し、これまでに数多くの方を成婚に導いてきました。

目次

アパレル企業としてスタート!婚活服のレンタルやサブスクも!

カウンセラー集合写真
編集部

本日はDear Bride Tokyo マリッジカウンセラーの高橋様へのインタビューです。こちらは企業として運営されている相談所様ですね。高橋様はカウンセラーを務められているのでしょうか。

高橋様

はい。婚活カウンセラーとして会員様のカウンセリングにあたっています。

編集部

では、まずこちらの開業経緯をお聞きできますか。

高橋様

弊社は元々アパレル企業としてスタートしました。世間一般的にはアパレル企業の社員というと華やかなイメージがあるかもしれませんが、実際にはあまり出会いのチャンスが少ないのが事実です。たとえば、レディースを扱うショップのスタッフは同性同士の接触が多くなりますし、また勤務時間やシフトも不規則です。本人に結婚願望があっても出会いづらいという側面があり、最初はそういった社員のサポートができればという思いで開業しました。また、社内向けの福利厚生という側面もありました。そしてもう一つは、この相談所の事業内容が弊社の元々の企業理念に近いという理由です。弊社では社会的意義を理念に掲げ事業を運営しています。やはり人から感謝されるような仕事をしたいという思いがあり、この仕事はその部分にも通じています。最初に入会したのは自社の社員だったのですが、その方は無事成婚されたため自社社員だけではなく他のアパレル企業の方や美容師さんなど、近しい業界の方にもご入会いただきました。似たようなサービス業界の方は平日休みの方も多くニーズもありましたし、アパレル企業としての要素を活かして洋服のコーディネートアドバイスをしてほしいという要望もあり、そういったサービスも展開しています。現在は特に会員層を絞らず、様々な方に幅広くご入会いただいています。

編集部

アパレル企業が母体なんですね!コーディネートなどもプロの目線からアドバイスを頂けるのは嬉しいですね。アパレルブランドを立ち上げられてからはどれくらいになるのでしょうか。

高橋様

創業24周年です。相談所事業は8 年ほど前に始めました。

編集部

会員様は幅広く受け入れられているということですが、会員様の男女比や年齢層はいかがでしょうか。

高橋様

男性4割、女性6割ほどで女性の方が若干多くなっています。年齢層は20代前半~60代となっており、少し前までは30代前半の方が多かったのですが最近は20代の方も増えました。

編集部

全体の会員様の人数はどれくらいでしょうか。

高橋様

当社では会員数に上限を設けています。少人数のカウンセラーで運営していますので、1人が受け持つ会員数をおおよそ30~40人に設定し、一人ひとり細かくサポートできるようにしています。これは当社の強みの一つでもあります。カウンセラーは男女2名ずつですので、全体の会員数は最大で160名ほどです。

編集部

相談所事業は今年で8年ということですが、成婚率はどれくらいでしょうか。

高橋様

直近のデータですと成婚率70%ほどです。相談所を立ち上げた時にはIBJ に成婚最優秀賞と優秀賞というものがあり、2 年連続で最優秀賞を受賞しました。その後IBJアワードに形が変わり、そこからも毎年受賞させていただいています。

編集部

入会から成婚退会までの平均的な期間はどれくらいでしょうか。

高橋様

おおよそ180日~200日ほど、半年くらいで成婚されていきます。長い方でも一年ほどです。

編集部

やはり早いですね。普通の恋愛では出会ってから3~4ヶ月で結婚することはかなり難しいと思いますが、相談所での婚活のメリットはそこですね。

高橋様

時間的には本当に早いと思います。入会された方は皆さん最初に「3ヶ月程度で決められない」とおっしゃいます。その感覚は本当にそのとおりで、それまでの経験では出会ってから3ヶ月で結婚の話をすることはなかったと思いますから、相談所に入会したからと言って3ヶ月、4ヶ月での成婚をイメージするのは難しいと思います。ですが、相談所での婚活はお見合い⇒仮交際⇒本交際⇒プロポーズ⇒成婚という順を追う形で進みますので、あまり長い時間をかけると疲れてしまいます。ダラダラとせずにある程度目標の期間を決めて、そこへ向かって活動されるのがいいと思います。

編集部

成婚までの目標を設定して進むことが大切ですね。

高橋様

ただ、相談所によっては成婚率を上げるため、成婚者数を増やすために多少強引に成婚へ持っていこうとするカウンセラーもいます。ご本人が少し迷っているような時でも「いいよいいよ、大丈夫」というように、良く言えば背中を押して成婚に持っていく方もいます。ですが、そういった方はその後破局するケースも多いため、当社で大切にしているのは「成婚をゴールにしない」ということです。成婚はあくまで過程であり結婚できれば誰でもいいわけではありません。幸せになるための方法としての結婚ですので、本当にその方が望まれる結婚をしなければ意味がありません。当社では会員様本人だけではなくお相手の方とも密に連絡を取りますし、時には「この方少し危なくないですか」というように一旦止める場合もあります。ご本人の気持ちが乗っている時でも押すばかりではなく、一度引いてみることもあります。もちろん必要な時には背中を押しますが、私たちは会員様の一番の味方ですので成婚までの過程は慎重に見ています。業界的には少し珍しい方針かもしれません。

編集部

皆さん気持ちが盛り上がっていると客観的に見られないこともあると思いますので、冷静なで見て判断してくれる方がそばにいるのは心強いですね。アパレル要素を打ち出してもおられますが、実際にファッションアドバイスなどをご相談される方は多いのでしょうか。

高橋様

多いですね。弊社のサービスとしてお洋服のレンタルなども行っています。写真撮影やお見合いの際に、相談所で用意している服をレンタルして着ていただけるサービスで、普段はカジュアルな服が多く撮影用に綺麗めな服をレンタルしたい、あるいはお安く買いたいという方にも少しお手頃な価格で販売しています。また新しく買いたいけれど、どんな服を買えばいいか分からないという方にはショッピング同行もしています。男性のお見合いや写真撮影はほとんどの場合がスーツですが、青山・表参道にショップを持つオーダースーツの企業様とも提携しているので、通常よりお安く買っていただくこともできます。他には婚活服のサブスクプランもご用意し、服のラインナップも古くなってしまうといけないので定期的に入れ替えています。その服もプロのスタイリストが選んでおり、面談に来られた際には実際にその服をご覧いただけます。写真撮影やお見合いの前には服の試着などもできますので、多くの方にご利用いただいています。

編集部

それはとても素敵なサービスですね!お見合いなどのフォーマルな場で着る服は持っておくと便利ですが、普段たくさん着るかというとそうでもない…という方は多いでしょうし、レンタルやサブスクができるのはとてもコスパがいいですね!

高橋様

もちろん強引に勧誘することはありませんので、ご自身が持っているお洋服でまかないたいという方には、お持ちの服の写真をLINEで送っていただき「この写真が良いかもしれない」「これに加えてこんなものを買い足すと良いかも」という風に相談しながら決めています。

編集部

それも御社の強みの一つかと思いますが、他にはどんな点が強みだと思われますか。

高橋様

実際に無料相談に来られる方や入会された方にお聞きすると、やはりファッション面でのサポートが喜ばれているようです。ご自身より上の年代のカウンセラー様の相談所に入会される方も多いと思いますが、会員様とカウンセラー様との間でファッション感覚にも違いがあったり、人によってはカウンセラー様から「こういった服を着た方がいい」と押し付けられているように感じる方もいるようです。今は骨格診断やカラー診断なども主流ですし、そういった診断を用いてそれぞれの方とどんな風にしようかと寄り添いながら決めています。

編集部

確かに年齢層が大きく違うカウンセラーさんだと服に対する感覚も違うかもしれませんね。自分と近い年代の方にアドバイスをいただけるのは信頼もできそうです。

高橋様

また、これは相談所の規模の話になりますがほとんどの相談所は大手さんか個人で
運営されている相談所です。当社のような中規模の相談所は少なく、両極化してい
るとも言えます。そういった相談所から当社に乗り換えてご入会される方もとても多く、その理由を聞いてみると大手の相談所ではビジネスライクな感じで、相談をしても一般論になりがち、営業時間があるため対応時間にも制限があり相談しにくいという声もありました。逆に個人でされている相談所ですとカウンセラー様との個性もありますので、活動中に意見が合わないとなった時に逃げ道がなくなり、究極は相談所を変えるしかなくなってしまいます。ですが当社では男女2名ずつのカウンセラーが在籍しており、もしも活動中に「少し相性が合わないかも…」と思われた場合は担当をチェンジすることも可能ですし、入会時点で男性が良い、女性が良いと指名することも可能です。あるいは担当をチェンジしなくても今月のカウンセリングは男性の方の意見を聞きたいというご要望にもお応えできます。そういった点はとても強みだと思います。

編集部

婚活は男女が出会う活動が主ですから、男女どちらの意見も聞くことが大切ですよね。性別に偏らず意見を聞けるのは良い事だと思います。

会員様のお悩みにはすぐ対応!平日休みの方への割引プランも◎

会員様との写真
編集部

では、さまざまなサポートの中でも特に会員様から支持されているサポートはありますか。

高橋様

よく褒めていただけるのはレスポンスの早さです。他の相談所から乗り換えでご入会いただいた方からは「前の相談所では相談しても返信が翌日や翌々日になることが多かった」「アドバイスがあまり自分の為にならなかった」というお話を聞くこともあるため、当社ではレスポンスの早さは大切にしています。会員様とは相談所のシステムでメールのような形でやり取りすることもできますが、直接LINEも交換してそちらでも連絡を取り合っています。また、面談も1ヶ月に一度行い細かくお話を聞くようにしています。

編集部

相談はその時に聞いてほしいから相談している、という方もいらっしゃるでしょうしすぐに答えていただけるのは安心できますね。会員様からのご相談はやはり夜間が多いのでしょうか。

高橋様

意外とそうでもないんです。皆さん日中はお仕事をされている方がほとんどですが、出勤前の時間やお昼休み、仕事の合間にご連絡いただく方も多いです。また会員様には夜中に頂いたLINEには翌日午前中に返信するということを事前にお伝えしています。夜はどうしてもネガティブな気持ちになりやすいので、夜にやり取りするのではなく明るい時間帯に返すようにしています。また、マッチングアプリや自由恋愛での経験を経てから相談所に来られる方も多いのですが、そういった方はよく「自分は異性を見る目がないので、何か間違っていることがあったらアドバイスをしてほしい」と言われるんです。当社のカウンセラーは比較的婚活をされている方とも年代が近いので男女のコミュニケーションへのアドバイスという点でもリアルに相談に乗ることができ、そういった部分も喜ばれていると思います。

編集部

プランもたくさんご用意されているんですね。平日休みの方へのウィークエンドワーカー割もあると拝見しました。

高橋様

平日休みの方は婚活において少し苦労するとも言われています。お見合いやデートの約束は土日に入ることが多いので、合わせるのが大変なんです。ですが当社では元々平日休みの会員様の比率が高いため、「これまでの会員様はこんな風にしていますよ」とアドバイスして、リアルに力になれるのも強みです。またウェルカムな気持ちを表すためにそういった割引プランを作っています。20代の方も増えているのでアンダー29プランもご用意しています。20代の方はやはり上の世代の方に比べて収入面で相談所の料金がネックになることもありますので、そういった方にもできるだけ気軽にご入会いただきたい、応援したいという気持ちでご用意しています。

一般論に惑わされず、自分自身を信じることが大切。

一般論に惑わされず、自分自身を信じることが大切。
編集部

では、これまでの会員様で特に印象的な方はいらっしゃいますか。

高橋様

直近で私が担当した方ですと30代後半の女性の方が印象的でした。よく世間では35歳を過ぎると女性の婚活は難しいと言われるのですが、その方は元々大手の相談所で婚活をされており、上手くいかず当社に入会していただきお見合いのお申し込みもたくさんありました。相談所での女性の活動は年上の男性からしかお申し込みが来ないとよく言われるのですが、その方は最終的に4つ年下の男性と成婚されました。もちろん若ければいいわけではありませんが、お2人はとても相性がよくスピーディーに成婚されました!一般的に難しいと言われている年代の方でもそんな風に思わないでほしいと伝えたいです。もう一人はニューヨーク在住の方と成婚された40代の女性です。元々ご本人は国際結婚を希望されていたわけではないのですが、たまたまそういった方とのご縁がありめでたく成婚されました。このように、普段は出会えないような方と出会えるのが相談所のメリットの一つです。海外在住の方と出会って国際結婚できる可能性があるというのも人生においてはとても面白いと思います。

編集部

さまざまな業界の方と出会えたり、国際結婚できたりと人生が変わる方は本当にたくさんいるんでしょうね。色んな出会いを経て自分が思う幸せを掴まれるというのは本当に素晴らしいことですね。お見合い料を無料に設定されていますが、その理由はどういったものでしょうか。

高橋様

これについては考え方がさまざまです。有料に設定されている相談所もありますが、当社にはそういった所からこちらへ来られた方もいてお話を聞いてみるとやはりそのお見合い料が負担になっているという声はありました。たとえば、お見合い件数は月平均4回程度です。お見合い1件につき5000円かかると月でプラス2万円になります。月会費にその金額が上乗せされてしまうと人によっては負担になると感じます。また、プロフィールを見てお申し込みをしたり、お申込みを頂いた方にOKをしますが、実際に会ってみるとあまり印象が良くなかったという場合もあります。そういった時にやはりその金額がかかっていると考えると、婚活へのモチベーションが下がってしまいかねません。あるいは逆のパターンで、プロフィールではイマイチな印象だったけれど実際に会ってみるとすごく良かったということもあります。その場合でも、プロフィールがイマイチだとお見合い料のことを気にしてそもそも会わないということもあります。本当は良縁だったかもしれないご縁を逃してしまうことになりますので、当社では無料に設定しています。もちろん、有料の相談所が悪いというわけではありません。一つひとつのお見合いを大切にしてほしいという気持ちもあると思いますし、それは素晴らしい考えだと思います。

編集部

有料・無料、どちらにも大切な思いがあると思います。それぞれの思いに共感できる方に入会していただきたいですね。

ステレオタイプなアドバイスより、個人を尊重したアドバイスを。

編集部

では、高橋様ご自身がカウンセリングをされる上で大切にされているのはどういったことでしょうか。

高橋様

私はこのカウンセラー業務に携わってそれなりの経験がありますので、会員様を前にすると「この方はこういうタイプかな」「こういう傾向かな」ということが何となく分かります。ですが、その経験を以って先回りしてしまうとおそらく上から目線のアドバイスになりやすいんです。最も気を付けているのは、会員様のタイプをこちらで決めつけずにその方の話を聞くことです。先にあれこれ言ってしまうと会員様も相談しづらくなってしまうので、あまり先回りせずにお相手の話を聞くことを大切にしています。

編集部

相手の話を傾聴することは、相手を尊重していることでもありますね。

高橋様

またこの仕事は何年経験していても初めてのケースが出てきますので、婚活はこう、男性はこう、女性はこう、というように決めつけるのではなくケースバイケースで対応していくことが大切です。一般的にはこんな風に言われているけれど、あなたの場合はこうした方が良いかもしれません、というようにパーソナルの部分を大切にしています。当然ですが、異性のタイプも結婚に対する思いも人それぞれですから、一人ひとりに合わせたスタイルを一緒に模索していきます。

編集部

ステレオタイプな意見ではなく自分に合った意見を頂けるのは為になりますね。婚活をする上で、男女それぞれ大切にするべきポイントは異なるのでしょうか。

高橋様

同じ部分もあれば異なる部分もあります。共通点で言えば、婚活は人と人との関係なのでやはり相手の立場に立って考えることが大切です。自分自身も大切ですから、自分はこうしたいという思いも大切にしてほしいですが、それまで育ってきた環境や価値観も違いますので、自分はこう思うけれど相手はどうだろうというように相手の気持ちになって考えてみてほしいです。そういった方の方が婚活は上手くいく傾向にあります。男女で異なる部分では、気持ちを察する・伝えるという点です。男性はやはり女性の気持ちを察しづらい方が多いです。女性が「大丈夫だよ」と言ったけれど本当は大丈夫ではない、そういう時に気づけないという方が多いと思います。男性は極力女性に気持ちを聞くことを意識してほしいです。女性はその反対で、思ったことを明確に男性に伝えてほしいです。男性は言われたことをそのまま受け取る傾向がありますので、女性が大丈夫だと言えば大丈夫だと思ってしまう方が多いです。お相手のこんなところが気になるということも、伝えてみると案外とスッキリ解決することもありますので、何かあった時にはハッキリと男性に伝えてほしいです。そこで不機嫌になるような男性ならお付き合いを止めた方がいいかもしれません。

編集部

とても共感します(笑)。男女共にどっちもどっち、という部分はありますよね。男性に察してほしい女性の気持ちも分かりますし、女性がちゃんと伝えれば済む話なのに…ということもありますよね。

高橋様

そうなんです。ただ、男性は察することができる方の方がモテますし、女性も自分の本当の気持ちを伝えることができる方の方が上手くいきます。ですので、必要であればこのお話は会員様にもお伝えしています。

編集部

長い結婚生活の中でずっと「察してほしい」という状態だと関係性を保つのがしんどくなりますよね。女性もずっと気持ちを言えないままなのはしんどいですし、お互いに相手を思えばこそ意思疎通は大切ですよね。

高橋様

私自身も結婚して長いので結婚生活がどんなものかはわかるのですが、やはり日常の中では伝わらないことの方が多いです。だからこそコミュニケーションが必要ですし、自分の気持ちを伝えること、相手の気持ちに配慮することが大切です。交際中ずっと我慢をしていて結婚してからドーン!となると大喧嘩になりますよね。そうならない為にも、交際中からこれは苦手、こうしたいなど小さな部分からお伝えしてみてほしいです。男性もハッキリと伝えてくれる方の方が信用できると思いますし、女性は「本当に大丈夫?」と聞いてくれる方の方が安心できると思います。

編集部

円滑な関係を築くためにはお互いに歩み寄ることも大切ですね。そこで価値観やテンポが合う方が運命の相手かもしれないですね。

社会的意義の達成がやりがい。コロナで変わった出会いの幅。

編集部

高橋様がカウンセラーをされていて一番やりがいを感じるのはどんな時でしょうか。

高橋様

この仕事の醍醐味、やりがいは2つあると思っています。1つは人に感謝される仕事であるということ。結婚したいけれどプライベートではなかなか出会いのチャンスがない方のサポートをして上手くいった時にとても感謝していただけるというのが一番のやりがいです。また、成婚退会した後もLINEで繋がっている方から、入籍した時の婚姻届の写真や、お子さんが産まれた時の写真など幸せな様子を送っていただけると嬉しいです。そういった場面で、私に送ろうと思っていただけることが嬉しいです。これがカウンセラー冥利に尽きる瞬間です。また、もう少し真面目な話をすると、結婚されてお子様が産まれた時、当社の経営方針でもある社会的意義を達成できていると感じます。やはり今は人口減少が叫ばれる時代ですので、たとえ一人でも新しい命の誕生に携われたのだと思うととても嬉しいです。社会的意義は当社の大切な企業テーマであり揺るがない軸ですので、それを感じられる時がやりがいを感じる時です。

編集部

相談所での活動が終わった後も、自分のことを思い出してもらえるのは確かに嬉しいですよね。成婚後の幸せな報告を聞ける、これも結婚相談所のカウンセラー様ならではの特権ですね!では、相談所を開業されてから婚活市場や業界内で変わってきたことはありますか。

高橋様

1つはリアルでの出会いのチャンスが減り、オンラインでの出会いのチャンスが増えたということです。コロナが流行する前は飲み会や合コンなども頻繁に行われていましたが、コロナでそれが減り会社でもテレワークが増え人と会う機会が激減したため、リアルで出会える機会がグンと減りました。また現代は同僚の方を誘うとハラスメントの観点からも厳しい部分があります。そういった事から日常の中で自然と出会える人数が減っています。逆にコロナが流行してオンラインコミュニケーションが活発化したことで、遠方の方との出会いが増えました。お見合いや交際もオンラインで行い、本交際になる時やプロポーズをする時に直接会って返事をするというパターンも増えました。先ほども話したような海外の方と知り合う機会も多くなり、交際中に長期間の出張へ出る際でもオンラインで繋がることができます。そういった出会いの形が変化してきたと思います。

編集部

遠方の方とも知り合う機会が増えたこと、これは本当にコロナで変わったことの一つですよね。出会いの市場が広がり、よりさまざまな人と出会える機会が増えましたね。では、今後の展望についてお聞かせください。

高橋様

当社はこの事業について拡大路線というより拡充路線を意識しています。会員様をどんどん増やすよりは、既存の会員様へのサポートを充実させ、サービスの質を上げていきたいと考えています。そのためにはカウンセラー自信も成長していく必要がありますので、現在の婚活市場を理解し、会員様を成婚に導くためにはどうすればいいかを考える必要があります。その結果相談所の規模が大きくなればできることも増えます。カウンセラーを一人増やせば新しい会員様を30人~40人受け入れることも可能です。そんな風にスタッフの成長と共に相談所の規模も少しずつ大きくしていくことができればという思いです。

インタビューまとめ

今回お話をお聞きしたカウンセラーの高橋様はとても物腰が柔らかく、穏やかな印象の方でした。ご説明いただく時も一つひとつのお話を丁寧にしていただき、きっと会員様にも同じように目線を合わせて穏やかにアドバイスされているのだろうと感じました。こういったカウンセラー様であれば、安心して何でも相談できるのではないかと思います。

結婚相談所のカウンセラーと一口に言ってもそれが人である以上、自分との相性の良し悪しは必ずあります。「この人が良いと思ったけれどちょっと違ったかも…」と思った時にも気軽に相談できる相談所であれば、カウンセラーとのやり取りという点においてストレスが1つ減ります。活動中に多くの壁にぶち当たる婚活だからこそ、伴走してくれるカウンセラーは慎重に選びたいもの。このDear Bride Tokyoなら、きっとあなたとピッタリ合うカウンセラー様に出会えるはずです。

Dear Bride Tokyo 基本情報

Dear Bride Tokyo
名前Dear Bride Tokyo
サイトURLhttps://www.dearbride.tokyo/
住所〒153-0043 東京都目黒区東山3-1-15 HOLON池尻ビル8階
アクセス渋谷から1駅、田園都市線池尻大橋駅から徒歩30秒
TEL03-5708-5807
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この記事を書いた人

はじめまして、マナと申します。大学時代、「彼氏が欲しい!」という思いから初めてマッチングアプリを利用し、以来、国内で主要なアプリのほとんどを試してきました。その豊富な経験を活かし、専門性と信頼性を兼ね備えた情報を、わかりやすく丁寧にお届けするライターとして活動しています。

ライティングスタイル:
調査を入念に行い、専門的な情報でも誰にでも理解しやすいよう平易な言葉を用いることを心がけています。たとえば、マッチングアプリ利用時のノウハウや、初心者がつまずきがちなポイントについては、具体的な事例をあげながら解説しています。

マッチングアプリに対する考え方:
マッチングアプリは、有料サービスに課金し、すべての機能をフル活用するのがおすすめです。無料プランでもある程度は使えますが、有料サービスによって出会いの可能性が飛躍的に広がり、理想の相手を効率よく見つけられます。自分が投資した分だけ得られる価値も大きいと実感しています。

成功体験・エピソード:
私は世間的には珍しいとされる趣味を持っていますが、マッチングアプリを通じて実に多彩な背景や興味を持つ人々に出会えました。そのなかでも、自分の趣味を深く理解し、共感してくれる方と巡り会えたときには、大きな驚きと喜びを感じました。多様な価値観との出会いが楽しめるのも、マッチングアプリならではの魅力だと思います。

読者へのメッセージ:
「マッチングアプリではなかなか出会えない」というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、実際に使ってみれば、きっと自分に合う相手を見つけられるはずです。私自身の経験をもとに、皆さんが素敵な出会いを手にするためのお手伝いができれば幸いです。

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