パーソナルジムには「残回数返金」や「全額返金保証」などの返金制度が設けられていることが多いのですが、Ken’zにはそれらの返金保証制度が存在しません。
解約、退会自体は可能なものの、自己都合による退会の場合には、それまで支払ったお金は一切戻ってこないのです。
「公式サイトに退会方法の記載がなく、不安を感じる。嫌になったらいつでも辞められる?」
など、疑問や不安を抱く方も多いでしょう。
そこで当記事では、Ken’zの解約、退会方法や返金条件についての詳細をご紹介いたします。
当記事をお読みいただければ、Ken’zを退会する方法はもちろん、損をしないためにはどうすればいいのか、返金が認められるケースとはどのようなものなのかなど、退会、解約、返金に関するすべてのことが分かります。
Ken’zの解約方法や退会までの流れについて
Ken’zのパーソナルトレーニングは、1ヶ月8回もしくは2ヶ月16回を基本としています。そのトレーニング期間中に、何らかの事情で通うことが困難になった場合には、解約をすることが可能です。
ではどのようにすれば解約、退会ができるのかというと、基本的には店舗へ出向いて解約手続きを行うことになります。
受付スタッフもしくは担当トレーナーに解約の相談を行い、その場で解約、退会手続きを行うのです。
流れとしては以下のようになります。
②退会に関する説明を受けた後に、必要書類(退会届等)に記入を行う
③店の都合で解約をする場合には、後日返金を受ける
店舗ごとに多少対応が異なる可能性がありますので、詳しい退会方法や解約方法については無料カウンセリングの際にお訊ねください。
Ken’zは、ネットや電話で解約・退会は出来る?
解約や退会の申し込み自体は、ネットや電話からでもできます。ただし退会届への記入、提出が必要であるため、最終的にはお店に足を運ぶことになるケースがほとんどです。
店舗によっては郵送やメール等で対応してくれることもあるかもしれませんが、基本的にはお店に行くことになると考えてください。
メールで退会を申し込む場合には、info@kenz-gym.jpに退会申し込みのメールを送ることになります。
このとき注意していただきたいのは、公式サイトのお問い合わせフォームは無料カウンセリングや体験トレーニングの申し込みと一体化しているということです。
公式サイトのお問い合わせフォームからメールを送ると、カウンセリングや体験トレーニングの申し込みを行ってしまうことになりますから、退会申請をしたい場合は必ず上記メールアドレスに直接連絡を入れるようにしてください。
Ken’zを退会する場合に多い理由を調査
Ken’zはパーソナルジムとして非常に優れていますから、途中でやめてしまう人はほとんどいません。
しかしごく一部の会員は、
などの理由で、Ken’zを退会しています。それぞれの理由について、もう少し詳しく見ていきましょう。
トレーニングについていけなくなったから。
退会理由として最も多いのは、「トレーニングについていけなくなったから」というものです。
運動がキツすぎる、食事制限を続けられない、そういった理由によりKen’zでのダイエットを断念してしまう方もいます。
ではKen’zのトレーニングは他のジムと比べて特別キツいのかというと、まったくそんなことはありません。
今のトレーニングがキツすぎるということなら、もう少し軽めのメニューを用意してもらうこともできますし、食事制限は「デザートやお酒もOK」と、他のジムよりも遥かに緩いものとなっています。
Ken’zで続かなかった人は、おそらく他のパーソナルジムに行っても続かないでしょう。Ken’zが厳しい運動や食事制限を無理強いすることはありませんので、これは単に利用者のコミュニケーション不足や我慢不足の問題であると考えられます。
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しばらく通ってみたが、さほど効果を感じられなかったから。
ダイエット効果を感じられなかった、大して痩せられなかったという理由でKen’zを退会してしまう人もいるようです。
しかし途中退会をするということは、トレーニング期間の途中で「結果」を判断するということになります。
たとえば2ヶ月16回のプランを8回で退会した場合、8回しかトレーニングを受けていないにもかかわらず「思ったほど痩せなかった」「理想の体型になれなかった」という判断を下すことになるわけですが、Ken’zのプログラムはトレーニング終了時に理想の体型を得られるように組まれているので、8回の時点で「思ったほど痩せていない」「理想の体になっていない」のは当然のことです。
残り8回のトレーニングをこなすことで、より体が引き締まり、目標通りの体型を手に入れることができるのです。
ダイエット効果の薄さを理由にKen’zを退会してしまう人は、気が早いとしか言いようがありません。
後述するように、Ken’zは自己都合での退会には返金を行っていませんので、途中で退会するのは損です。ダイエット効果の有無は、トレーニング期間が終了してから判断するようにしましょう。
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転勤で都外へ引っ越すことになったから。
転勤を理由にKen’zを退会してしまう人も、一定数存在します。
Ken’zは都内にしか店舗のないパーソナルジムですから、他県へ引っ越す場合には退会せざるを得ないのです。この店舗数の少なさはKen’zのデメリットというか、今後改善を願いたいポイントのひとつです。
ちなみに、転勤を理由に退会をする場合にも返金は受けられません。自己都合による退会に当たるからです。
Ken’zで返金を受けられるケースというのは、あくまでお店側に過失がある場合のみであって、転勤や転校、出張などを理由に返金を受けることはできません。
持病や怪我が悪化して通うのが難しくなったから。
Ken’zは安全に充分配慮したジムですから、ジム側の過失で病気や怪我をするということはまずありません。
しかし、利用者が自身の怪我や病気について正直に申し出なかったことで、それらの症状が悪化し、最終的に通うのが難しくなってしまうケースは存在します。たとえば、
- 「以前ヘルニアをやったことがあるので、腰に負担がかかりすぎる運動はできない」
- 「心臓病を患っているため、激しい運動を長時間続けることは難しい」
- 「過去にスポーツをしていたとき、肩や肘、膝の故障を経験したことがある」
- 「特に大きな怪我や病気をしたことはないが、激しい運動をすると関節が痛むことがある」
などの情報は、必ずトレーナーに伝えるべきです。それらの情報を伝えないと、トレーナーは健康な人向けの、ある程度ハードなトレーニングメニューを案出してしまいます。
足腰に故障を抱えた人が足腰に負担のかかるハードな運動をすれば、状態が悪化するのは当然のことです。
トレーナーに要望を伝えるのは気が引ける、遠慮してしまうという方もいらっしゃるかもしれませんが、トレーナーからすれば、上記のような情報は言ってもらった方がありがたいのです。
遠慮せずに伝えるようにしてください。
トレーナーとのそりが合わず、モチベーションが低下してしまったから。
Ken’zに限らず、トレーナーとの相性が悪く、ジムを辞めてしまうという人は少なくありません。Ken’zのトレーナーは良い人ばかりですが、人間ですから相性の良し悪しはどうしても出てきてしまうものです。
そういった場合には、退会するのではなくトレーナーの変更を申し出てみてください。Ken’zの各店舗には複数のトレーナーが在籍しています。今のトレーナーと相性が悪いと感じましたら、まずはコールセンターに連絡を入れてみましょう。
Ken’zには休会制度もある?
パーソナルジムの中には、やむを得ない事情がある場合にのみ休会を認めているジムもあります。
Ken’zはというと、休会に関する情報は非公開となっており、休会を行ったという口コミも見当たらないため、休会制度の有無は不明です。
休会制度について明らかにされていない理由は、トレーニング期間が1ヶ月もしくは2ヶ月と短期間であるため、休会する人がほとんどいないからでしょう。
実際私も休会という発想はまったく頭になく、カウンセリングの際にそれについて訊くこともできませんでした。公式サイトに書かれていない以上、休会制度はないものと考えておいた方が良さそうです。
ちなみに、業界最大手のライザップでは最大6ヶ月間の休会が可能ですが、休会期間が6ヶ月以上になると自動的に退会処理が行われるようになっています。
休会制度を導入しているジムではこのように休会の内容、条件が公開されていますから、それらの情報の公開されていないKen’zにはやはり休会制度はないと考えた方が良さそうです。
ただし、身内に不幸があったなど、どうしてもジムに行けないという場合には、トレーニング期間の延長や短期間の休会について相談には乗ってくれるはずです。
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解約する際の違約金、退会手数料について調査
Ken’zは、辞めたくなったらいつでも辞められるパーソナルジムです。違約金や退会手数料は一切発生しません。
0円でいつでも退会が可能ですが、入会金やトレーニング料金は返ってきませんのでご注意ください。
また、トレーニングの無断欠席にも注意が必要です。無断欠席をした場合には一般的に、トレーニング回数が1回消化されます。
トレーニングを休んだからといって料金が安くなることはないので、実質的には「トレーニング1回分の料金をペナルティとして支払う」ことになります。
それはKen’zでも同じですから、トレーニングの無断欠席は絶対にしないようにしてください。
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Ken’zを解約する際の注意点について
Ken’zを解約する際の注意点は「基本的には返金はされない」ということです。
トレーニングについていけなくなった、引っ越すことになった、効果をあまり感じられなかった、これらはすべて「自己都合」となります。
Ken’zは自己都合で退会する会員への返金を行っていないので、たとえトレーニング回数が10回以上残っていようとも、一切返金は受けられません。
では返金を受けられるのはどういったケースなのか。これはKen’z側に過失があった場合のみです。たとえば、
「ジムに在籍しているトレーナーの大多数が退職してしまい、サービスの提供が困難になってしまった」
「行政指導が入って休業を余儀なくされた」
などがそれに当たりますが、Ken’zは各店舗に充分な数のトレーナーを配置していますし、これまで法律関連の問題を起こしたこともありません。
今後上記のような問題を起こすとも考えられませんので、返金は受けられないと捉えておくのが良いでしょう。
つまり、どのような事情があるにせよ、途中でKen’zを退会するのは「損でしかない」ということです。
最後までトレーニングを続けた方が良いでしょう。
解約に関するトラブルについて
Ken’zの解約に関する口コミを調べてみましたが、トラブルになったとの声は見受けられませんでした。
残りの回数分の返金を受けられないのは納得がいかないとの声もありますが、それはトラブルというより単なる不満でしかありませんし、そもそもKen’zが返金に応じていないジムであることは入会前からわかっていたはずです。
重要なことは「通いたいと思うジムに通うこと」です。料金プランや返金に関して何か納得のいかないことがあるのなら、Ken’zに限らずそのジムに入会するのはやめましょう。
パーソナルジムは他にいくらでもあります。
解約についてよくあるQ&A
それでは最後にKen’zの解約方法について、Q&A方式でお答えいたします。
解約、退会の方法を教えてください。
解約、退会手続きは基本的には店舗で行います。解約したい旨を伝えて、退会届等の書類に記入を行い、提出してください。解約の申し込み自体は電話やメールでも行うことができます。店舗によっては郵送やメール等で退会が可能な場合もありますので、詳しくは各店舗のトレーナーにお訊ねください。
途中解約の場合、返金は受けられますか?
自己都合による退会の場合、返金は受けられません。入会金及びトレーニング料金は全額支払うことになります。トレーニング回数が残っている場合でも料金全額を支払うことになりますのでご注意ください。また、サービスの性質上、クーリングオフも適用されません。
解約金や違約金は発生しますか?
退会に際して別途料金が発生することはありません。いつでも追加料金なしで退会することができます。ただし、前述の通り自己都合による退会の場合には返金を受けられません。違約金等の支払いは不要ですが、入会金及びトレーニング料金は全額支払う必要があります。特別な事情がない限り、退会はしない方が良いでしょう。
効果を実感できません。退会したいのですが何らかの補償は受けられますか?
Ken’zには返金保証制度は用意されておりません。万が一ダイエットがうまくいかなかったとしても返金等は受けられません。もしダイエット効果が薄いと感じたら、もう少しハードなトレーニングを要望してみてください。
ジムに長期間通えなくなった場合にはどうすればいいですか?
基本的には解約をすることになります。ただし身内に不幸があった場合など、相談に乗ってくれるケースは存在します。どのような理由にせよ、通うことが難しくなってしまった場合には、まずはトレーナーに相談をしてみてください。
退会後に再入会をすることは可能ですか?
再入会は可能です。しかし再度ジムに入会することになりますので、入会金を支払う必要があります。その意味でも解約、退会はあまりおすすめできません。
Ken’zのジム解約方法や返金、退会の条件まとめ
以上、Ken’zの解約、退会方法や返金条件などについてお話しいたしました。
Ken’zはいつでも好きなタイミングで解約できるジムであり、それに際して違約金や退会手数料が発生することはありません。
しかし自己都合による退会の場合、返金は受けられないため注意が必要です。退会しようとしまいと、入会金及びトレーニング料金全額を支払うことになります。
退会するのは損でしかありませんので、何か不満があっても、とりあえずは最後まで通うことをおすすめいたします。
トレーニングを最後までやり切れば、必ず結果はついてきます。トレーニングの最中からみるみる体が変わってきますし、途中で退会を考えるような人はほとんどいません。
もし家庭の事情でどうしても休まざるを得なくなった、ダイエット効果が薄いからトレーニングをもっとキツくしてほしいなど、何か事情や要望のある場合には、担当トレーナーに遠慮なくご相談ください。